狩野英孝、神主として大モテに困惑…“今からパチンコ行くからちょっと拝んで”「先輩芸人でホントにいる」『ドーナツトーク』

2月5日夜、CBCテレビ『ドーナツトーク』に狩野英孝さんが出演。神主としての顔も持つことから、気軽に先輩芸人から“神頼みの無茶ぶり”をされ、断固拒否し続けていると明かしました。

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番組ではMCの水野美紀さん、ヒコロヒーさん、PORIN（Awesome City Club）さん、さらにお休みの鷲見玲奈さんに代わって登場した松嶋尚美さんを前に、狩野さんが実家の神社を継ぐため神主の資格を取ろうと決意し、学校に通い始めた日のエピソードを披露。

「2014年までずっとロン毛でいたんですけど、神主の資格を取る時に國學院大學に行ったら『前髪は眉毛にかからない、横は耳にかからない、襟足は襟にかからない』っていうルールがあって…」と、頭髪に関する規則を紹介した上で、「髪の毛切るのは芸風的にも困るなぁと思って、初日は全部オールバックにして固めて行ったんですよ。そしたらすぐ神主さんに呼び出されて、『この髪でいるならば明日から来なくていいです』って言われて、髪切りに行きました（笑）」と続け、初日から“退学寸前”だったと打ち明けました。

その後、無事資格を取得して、実家で神主としての仕事もする狩野さんに、松嶋さんが「御朱印と普通の狩野英孝とのサインは違うの？」と尋ねると、「全く違ってて、御朱印は何年の何月何日にここの神社に来ましたよって日付も入れて、神社のハンコをおして渡すんですよ」と自ら書いた御朱印を見せながら説明。

「皆さん御朱印帳を持ってるんですけど、いわゆる習字で一発本番なんですよ。で、一回だけ上下逆さまに書いちゃいましたね（笑）。でもご夫婦の方で、『これも記念なんで』って許してくださいました」と、まさかの失敗談について語りました。

また、新たなドラマ等の撮影が始まる際、収録の安全などを祈願する儀式に出席することがあるという水野さんは「神主さんって、祝詞の最初に口でサイレンの音みたいなのをやりますよね」と質問。

それに対して狩野さんが「あれは神様をそこに呼ぶための儀式なんですよ。それをやって神様に来ていただいて、そこからご祈祷が始まるみたいな感じです」と解説すると、「狩野さんが今その“口サイレン”をしたら、ここに神様が来てくださるということですか？」と一応聞いてみるPORINさん。

「それはないです！やっぱりちゃんとお供え物もあって、僕も装束に着替えて、ちゃんと儀式をしないと（笑）」と狩野さんが笑って否定すると、ヒコロヒーさんからも「そんないつでもどこでも『口サイレンやってや！神様呼んでや！』って（笑）」とツッコミが飛んでいました。

しかし狩野さんにとっては、“あるある”のようで、「先輩芸人とかでホントにいるのよ。『狩野、今からパチンコ行くからちょっと拝んでよ』みたいに言うんですよ（笑）。やめて！無理無理無理、そんな簡単には！」と、気軽に神頼みを無茶ぶりされることがあると話すと、スタジオは爆笑に包まれていました。

その後も、なかなか聞く機会のない“知られざる神社の世界”に4人は興味津々。松嶋さんが「お賽銭、ベストはいくらなの？」と尋ねると、「それは決まってないですね」と狩野さんは答えますが、「私10円とかやねんけど、それはちょっと営業してる側としては『おい！』っていう感じ？」と重ねて尋ね、神社側のホンネが知りたい松嶋さん。

「いやいや(笑)、一切思わないです。『あいつ10円か！』とかは思わないです」と狩野さんは否定し、お賽銭の金額は参拝する側が自由に決めるものだと説明しました。

一方、PORINさんが「5円玉のイメージでした、ご縁がありますようにって」と、お賽銭は“5円玉派”だと明かすと、すかさず松嶋さんから「5円やったら、私10円やから倍やもんな(笑)」と、神様から倍のご利益を期待する声が。その勢いに「そうですね…、金額で言ったらそうですね(笑)」と、完全に神主の顔でタジタジとなる狩野さんだったのでした。

（2月5日（日）よる11時30分放送 CBCテレビ『ドーナツトーク』より）

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