うなぎを使わない蒲焼風レシピ3選!「ちくわの蒲焼き」がおすすめ #土用の丑の日

  • 2022年10月24日更新

こんにちは、「料理でひとを幸せにすることが夢」のヨムーノ料理ライターkiiです。

土用の丑の日にうなぎを食べたいけど、うなぎはちょっと高くて手が出ないという方に朗報!
うなぎじゃない食材を使って、美味しい「蒲焼き」が簡単に作れちゃうんです♪
うなぎの蒲焼きを食べている気分だけでも楽しみましょう!!

ちょっとした工夫で、見た目はうなぎ風に仕上げてみました!
味はもちろん……うなぎではありませんが、調理師直伝の蒲焼きタレで、うなぎに負けず劣らずのおいしさですよ!

(1)手開きの方法も伝授!いわしの蒲焼き

蒲焼きタレは、醤油、酒、みりん、砂糖が同量だからとても分かりやすい。
甘辛いタレが絡んだいわしは、ごはんが進む最高のおかずです!

お重に盛りつければ、土用の丑の日気分がアップしますよ♪

材料(1人分)

  • いわし……2尾
  • 小麦粉……適量
  • ごま油……適量
  • 醤油、酒、みりん、砂糖……各大さじ1

作り方

  1. 醤油、酒、みりん、砂糖を混ぜ合わせて、蒲焼きタレを作る。
    ※丼に盛る場合は、醤油、酒、みりん、砂糖をそれぞれ倍にしてタレ多めがおすすめ◎

  2. いわしを手開きにする。
    (1)いわしは、うろこを取り、頭を切り落とす。
    (2)ワタを取り出したら、腹を斜めに切り落とし、残ったワタをかきだす。
    (3)一度いわしをきれいに水洗いし、水気をふき取る。
    (4)頭のほうから、中骨と身の間に親指をいれて、尾のつけ根まで開いていく。
    (5)尾のつけ根まで開いたら、尾のつけ根で中骨を折る。
    (6)折った骨を指でつかんで、尾→頭に向かってはがすように中骨を取り外す。
    (7)腹骨をすきとり、背びれも取り除く。

  3. いわしの両面に小麦粉をまぶす。

  4. ごま油で両面こんがりと焼く。
    ※香ばしさもおいしさの大切なポイント!あなり触らずにじっくりと焼き、こんがりとおいしそうな焼き色をつけましょう。

  5. 蒲焼きタレを加えて、両面に煮からめる。
    ※蒲焼きタレは焦げやすいので、一度火を消してから蒲焼きタレを加えて、もう一度火をつけると安心です◎

  6. お皿に盛り付けて、フライパンに残った蒲焼きタレをかける。
    ※仕上げに山椒をふれば、とても香り良い一品になりますよ!

(2)レンジ温玉と合う!なすのピリ辛蒲焼き丼

なすが、ご飯が進む丼に大変身!
基本の蒲焼きタレに豆板醤をプラスして、ピリ辛味にアレンジしました。レンジで作る簡単温泉卵を添えて、辛さ×まろやかさの絶妙なハーモニーを楽しみます♪

材料(1人分)

  • なす……2本
  • 醤油、酒、みりん、砂糖……各大さじ2
  • 豆板醤……小さじ1
  • 小麦粉……適量
  • ごま油……適量

作り方

  1. 醤油、酒、みりん、砂糖、豆板醤を混ぜ合わせて、ピリ辛蒲焼きタレを作る。
    ※ガッツリ食べたいときは、ニンニクやショウガのすりおろしを加えてパンチをきかせてみて!

  2. 温泉卵をつくる。
    (1)耐熱容器に卵を割り入れて、竹串で黄身に一カ所穴を開ける。
    (2)水大さじ2をまわしかける。
    (3)レンジで40~50秒加熱する。
    ※一度に加熱すると火が通りすぎてしまいがち。30秒加熱→様子を見ながら10秒ずつ追加加熱すると、失敗しにくいですよ◎
    (4)水気をきる。

  3. なすはヘタを切り落として、皮をむく。

  4. 1本ずつラップに包んで3分加熱する。

  5. 包丁で切り込みをいれて、切り開く。

  6. なすの両面に小麦粉をまぶす。

  7. ごま油で両面こんがりと焼く。

  8. ピリ辛蒲焼きタレを加えて、なすの両面に煮からめる。
    ※蒲焼きタレは焦げやすいので、一度火を消してから蒲焼きタレを加えて、もう一度火をつけると安心です◎

  9. 盛り付ける。
    (1)丼に温かいごはんを盛り付け、フライパンに残ったピリ辛蒲焼きタレをかける。
    (2)なすと温泉卵を盛り付ける。
    (3)フライパンに残ったピリ辛蒲焼きタレをかける。
    ※今回は彩りに大葉を添えてみました。緑色の食材を添えると、彩りが華やかによって、よりおいしそうに仕上がります!小口切りにした万能ねぎでもよいですね。

(3)簡単&節約だけど絶品!ちくわの蒲焼き

お手頃価格なちくわを使って、見た目はうなぎの蒲焼き風にしました。
見た目だけと侮ることなかれ。こってり甘辛い味付けは、ごはんのおかずやお酒のおつまみにピッタリ。冷めてもおいしいのでお弁当にも重宝しますよ◎

材料(1人分)

  • ちくわ……2本
  • 醤油、酒、みりん、砂糖……各大さじ1
  • ごま油……適量

作り方

  1. 醤油、酒、みりん、砂糖を混ぜ合わせて、蒲焼きタレを作る。

  2. ちくわは長さが半分になるように切る。

  3. ちくわの側面に切り込みをいれて、切り開く。

  4. ちくわの外側(焼き色がついている方)に切り込みをいれる。

  5. ちくわを丸めて、のばす。
    (1)丸まってしまう方向と逆方向に丸める。
    (2)上から押さえつけて丸まらないようにのばす。

  6. フライパンにごま油を熱して、ちくわの両面をこんがりと焼く。
    ※フライ返しで押さえつけながら焼くと、きれいに焼けますよ◎

  7. 蒲焼きタレを加えて、両面に煮からめる。
    ※蒲焼きタレは焦げやすいので、一度火を消してから蒲焼きタレを加えて、もう一度火をつけると安心です◎

  8. お皿に盛りつけて、フライパンに残った蒲焼きタレをかける。
    ※一味や山椒をふって食べるのもGood!

うなぎの蒲焼き風で大満足!?

土用の丑の日にうなぎを食べると、夏負けをしないといわれています。
うなぎの蒲焼き風ではありますが……たくさん食べて、エネルギーをチャージし、元気いっぱいに過ごしていきましょう!

うなぎの蒲焼き風レシピは、3つとも甘辛い味付けでごはんがモリモリ進みます。節約レシピとは思えないほど、お腹も心も大満足できますよ♪

【今年はいつ?】土用の丑の日おすすめ記事

どうして「土用の丑の日」にうなぎを食べるの?

店先に美味しそうなうなぎがズラッと並ぶ「土用の丑の日」。現代では夏の風物詩となっていますが、なぜこうした風習が始まったのでしょうか?

そこで、「土用の丑の日」の意味やうなぎを食べる由来を調べてみました。丑の日におすすめな「うなぎ以外の食べ物」もご紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

この記事を書いた人
料理ライター
kii

調理師、製菓衛生師、食育インストラクター、フードコーディネーター。おいしい料理でひとを幸せにするために活動しています。

レシピや料理のコツなど、皆さまの役に立つ情報を発信しています!応援よろしくお願いいたします。料理の疑問や作ってほしいレシピなどありましたら、気軽にコメントしてくださいね♪

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