プロに学ぶ「大掃除のコツ」スケジュールの立て方から場所別掃除術まで

  • 2023年06月27日更新

こんにちは。整理収納アドバイザー2級認定講師・ヨムーノライターの大木です。

なんだか身体の芯まで冷える寒い日が続きます。もうすっかり冬ですね!
年の瀬が近づくと気になるのが「大掃除」。

寒いからやりたくない、忙しいから避けたい……でも、家の中をスッキリさせて、年末年始を気持ち良く過ごしたい!
だったら効率的にポイントを絞ってお掃除してみましょう!

今回は、大掃除のスケジュールの立て方とコツについてお伝えします。

家の間取り図を書いて掃除を明確化!

大掃除は普段手をつけていないところを掃除するチャンス!
だからと言ってやみくもに手を出すと、どこを掃除したのかわからなくなってしまいます。

まずは掃除したい場所をピックアップするためにも、家の間取り図を書いてみましょう!

間取り図は手書きで簡単に書けばOK!
次に、掃除したい場所にどのような掃除をしたいのか書き込んで行きましょう。

例えば寝室の窓に「拭き掃除、桟を丁寧に」など。
カーテンを洗いたいのか、カーテンレールまで拭き上げたいのか、自由に書き込むことで掃除の全体量を把握することができます!

具体的な掃除をチェックリスト化!

間取り図からやるべき項目が見えてくるので、それを一覧チェックリストにしましょう。

一覧なら漏れなく掃除できますし、終わった掃除からチェックをつけていけば、進行具合も一目瞭然!
全体量が分かっているので、焦ることなくお掃除できます。

いつやるかといった日付を書き込んでも良いですし、分担を書き込んでも良いかもしれません。 とにかく分かりやすく内容を明確に「見える化」することが大事です。

天気や気温と相談して実行!

玄関や外回りの掃除をするのに、天気が悪い日だと水を使うのも億劫になってしまいます。
寒い日に無理をして、かえって身体の具合を悪くしてしまう可能性も。

外回りを掃除する予定日でも、天気が悪いなら部屋の中の掃除に切り替えましょう!
臨機応変にスケジュールを変えながら、最終的に予定していた日時に終わればOK!楽観的に考えて進めましょう。

掃除の順番を決めて2度手間を省く!

掃除は「奥から外」「上から下」の順にやると効率が良いと言われています。

複数階建ての場合は上層階から始めましょう。
奥から進め、最後に玄関から外に汚れを出すイメージです。

部屋の場合は部屋の奥から始め、最後に入口から外にホコリを出します。
上部のホコリを払い落とし、最後に床を掃除すれば、部屋全体に汚れが散らかることはありません。

掃除の流れを決めていれば、同じ場所を掃除することもなく、2度手間が省けますね。

大掃除はできないけどスッキリさせたい!ならばこの3ヶ所を!

大掃除するほどの時間はないけれど、やっぱり家の中をスッキリさせて年越しを迎えたい!
そんな方は、最低限以下の3ヶ所を磨いてみてください。

目につくところが整っているだけでも、気持ちが良いものですよ。

玄関

家の顔と言われる玄関は、家の第一印象を決める大事な場所です。
玄関ドアを拭き、たたきもキレイに水拭きしておきましょう。

靴が出ているようなら下駄箱へ。
下駄箱に収まりきらない場合は、この機会に手持ちの靴の見直しをしてみてはいかがでしょうか。

片付けと掃除を同時にすることで、スッキリ度が格段にアップします!

たった5つのルールで、もう二度とイライラしない!【玄関の靴収納】

リビング

家族が最も長く集まる場所です。
特に年末年始は滞在率が高いだけに、できればスッキリ片付けておきたいですよね。

出ているものは片付け、個人のものは部屋に持ち帰ってもらいましょう。
どうしても色々なものが散らかってしまう場合は、「とりあえずボックス」を設置することをオススメします!

新聞や雑誌、本やリモコン、羽織ものなどは、とりあえずこの中へ!1箇所にまとまっているだけで煩雑な印象を防げます。

「二度と散らからないリビング」の作り方をプロが直伝!誰でもできる簡単4ステップ

トイレや洗面所などの水まわり

水まわりは清潔感が大切!
余計なものは置かず、洗面ボウルやトイレの水受けは、水分とホコリをしっかり取り除き磨きましょう。

蛇口や鏡などはとにかく光らせること!
光っていることで清潔感をアピールできます。

来客時は特に見られる大切な場所なので、光らせることをお忘れなく。

「使ったら拭く」を心がけて!キレイが続く【洗面・脱衣所】掃除のコツ!

無理せず、完璧を求めない!

寒い時期に加え、何かと忙しい年末です。
無理をしすぎて体調を崩さぬよう、手を抜くところは手を抜いて、完璧を求めすぎないのが大掃除を無事に終わらせるコツです。

また、年末で家族が家にいるなら大いに掃除に巻き込みましょう!
1人でやると大変なことも、人数が増えると短時間で終割ります。

分担したらもしかして来年も同じようにやってくれるかもしれませんよ!
抱え込みすぎず、無理しないのがポイントです!

ここを掃除しよう!と決めて実行すると、達成感も味うことができます。
やっぱり大掃除は、カラッと乾いた晴れの日がおすすめ!

1年間の汚れを落として、スッキリ気持ちの良い年末年始をお過ごしくださいね。
……くれぐれも、無理のないように、ね!

この記事を書いた人
我が道ライフ大木聖美

横浜在住の整理収納アドバイザー2級認定講師。イケア、無印良品、整理収納と掃除が大好き!北欧風シンプルモダンな、我が道インテリアです。「収納を美しく!使いやすく!!」

整理収納アドバイザー 収納

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ