【プロ直伝!収納の見直し4STEP】”指定席”で家族が集うリビングを作る
- 2023年06月27日更新
こんにちは。整理収納アドバイザー2級認定講師・ヨムーノライターの大木です。
家の中で家族が一番長く集う場所がリビングです。
くつろいだり、読書をしたり、ゲームをしたり、勉強したり……。
いろいろなことをする場所だからこそ、家族みんなで気持ち良く使いたいものですよね!
今回は、どうしても物が集まりがちなリビングを、使いやすくスッキリ保つ収納のコツをお伝えします。
「リビングは物が集まりやすい場所」と心得よう
リビングで使われる物は、大きく分けて2種類あります!
- 家族全員がリビングで使う物
- 個人がリビングで使いたくて各々持ち込んだ物
家族みんなが使う物に加え、個人の物も持ち寄ってきてしまうので、様々な物が入り混じりゴチャついた雰囲気になってしまうんですね。
その割に、リビングは家族が集まってくつろぐことも目的としているので、備え付けの収納や家具は少なめ。
物が溢れた状態から脱却するためには、やはり物の見直しが不可欠です。
片付けたいのが家族全員が使う物なのか、個人の物なのかによって収納方法が異なるので、まずはどちらなのかを見極めるところから始めてみてくださいね!
家族全員で使う物は、全てに指定席を!
よく使う場所によく使う物を!
家族全員がリビングで使う物は頻繁に変わったりせず、意外と長く使い続けることが多くあります。
よって、全てにおいて「決まった収納場所=指定席」を作ってあげましょう!
全てが収まらないほど物があったら、使用頻度の高い順に、優先的に指定席を作ってあげてください。
使用頻度の低い物はリビングになくても困らないので、他の場所に移動しても良いでしょう。
指定席は崩れないよう、ラベリングが必須!
場所を決めたら、家族全員がその位置を把握することが大事です。
そのためにもきちんとラベルをつけ、誰が見ても何が入っているか分かるようにしておきましょう!
ラベルが貼ってあると、それ以外の物をそこに収納しにくくなる、という抑止効果も得られますよ。
とにかく誰もが分かりやすい収納方法なので、ラベリングはおすすめです!
使用頻度の高い物は、すぐ取れる収納法がおすすめ!
家族全員が1日に何度も手にするリモコンなどは、なるべくアクション数を少なく、すぐ取れるような工夫が大事です。
リビングテーブルに収納がついていればベストですが、付いていない場合は手を伸ばしてすぐ届くところに、リモコン置き場を作ってあげましょう。
すぐ取れる場所ということは、戻すのもラクな場所!
使ったら戻すクセをつけるのにも、最適の方法です。
個人の物については、家族でしっかりルールを決めて!
一時的に持ち込んだ物は、戻すのも忘れずに!
個人の物は共通の物と違い、ライフスタイルの変化によって変わっていくのが特徴です。
子どもの成長や趣味の変化などによって変動しますが、とにかく「持ち込んだら持ち帰る」ことを家族全員に伝えましょう。
散らかる原因は、行き場のない物がいろいろなところに置かれてしまうことにあります。
持ち込んだ物の指定席は個人の部屋にあるので、それぞれがきちんと部屋に戻すことを守るだけで、散らかる状態を防ぐことに繋がりますよ。
個人の物だけれど、置いておきたい!そんな時は……
場所だけしっかり確保しておきましょう。
中は入れ込むだけのざっくり収納でも構いません。
人別に引き出しひとつ・ボックスひとつなどを割り当ててもいいですね。
その中に入るだけと決め、使い方は個人にお任せしましょう!
そんな場所がリビングにあれば、簡単に片付けることができるのでとてもラクですね。
家族みんなで協力し合うことが大切
みんなで使う場所だから、散らかりを防ぐのにも家族の協力が不可欠です。
ポンッとその辺に置かず、使ったら戻す!個人のものは持ち帰る。
これらを徹底してもらうよう、家族みんなに伝えて共通の意識を持ちましょう。
もしまた散らかってしまったら、どうしたらスッキリできるか家族みんなで話し合ってみることをおすすめします。
みんなで使う場所だから、みんなでルールを決めて守ってみましょう。
一度に全てを整えようとすると「使ったら戻して」「持ってきたら持ち帰って!」とうるさく言ってしまいがち。
まずは守れそうなものひとつから実行してみてくださいね。
片付けのハードルを下げることも、スッキリを長く保つ秘訣です!
横浜在住の整理収納アドバイザー2級認定講師。イケア、無印良品、整理収納と掃除が大好き!北欧風シンプルモダンな、我が道インテリアです。「収納を美しく!使いやすく!!」
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