【関西風】お雑煮は2種類楽しむのが正解!「白味噌」&「すまし」再現レシピ

  • 2026年02月01日公開

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こんにちは!お正月の定番料理が大大大好きなヨムーノライター、やまだかほるです。

元旦はこっくり甘い「白味噌」、2日は清々しい「すまし」。
我が家に伝わる、味わいも雰囲気も全く異なる関西風お雑煮の2大レシピをご紹介します。

とろける丸餅と里芋が滋味深い白味噌雑煮は、青のりの香りが映える新春に相応しい一杯。一方、香ばしい焼き餅とシャキシャキの水菜が主役のすまし雑煮は、正月の胃休めにもぴったりです。

食感も楽しみ方も正反対な「2つの伝統」を味わってみませんか?

味わいも食感も別物!2つのお雑煮のこだわり

お雑煮は、地域や家庭の個性がもっとも表れる料理。今回は「白味噌」と「すまし」、それぞれの魅力を引き出すポイントをまとめました。

元旦:滋味深く美しい「白味噌雑煮」

お屠蘇をいただいた後に楽しむ、関西のお正月の象徴です。

白味噌は「これでもか」と入れる:驚くほどの量を使うのがコツ。だしの旨みと味噌の甘みが絶妙なバランスになった瞬間、格別な美味しさが生まれます。

とろける丸餅:お餅は「水から茹でて、余熱で蒸らす」ことで、箸で持ち上げるととろりと伸びる、最高に柔らかな食感に仕上がります。

青のりのアクセント:真っ白な汁に映える緑の彩りと香りが、おめでたい気分を盛り上げます。

2日:素材が際立つ「すまし雑煮」

ご馳走が続いた翌朝に嬉しい、究極にシンプルな一杯です。

焼き餅の「じゅっ」という音:香ばしく焼いたお餅を、熱々の出汁に投入。皮のパリパリ感が汁を吸って少し柔らかくなった瞬間が、焼き餅派にはたまりません。

水菜のシャキシャキ感:具材は潔く水菜のみ。野菜不足になりがちな正月の体に、瑞々しい食感と出汁の香りが染み渡ります。

実際に作ってわかった!伝統を繋ぐコツ

「下準備が、美しさと味の濁りを防ぐ」

白味噌雑煮の場合、具材を「あらかじめ下茹でしておく」のが、実は一番の近道。味噌の汁の中で具材を煮込みすぎないので、汁が濁らず、素材それぞれの味が白味噌の中でパキッと際立ちます。

対してすまし雑煮は、「出汁をしっかり取る」ことがすべて。丁寧にとった出汁に、ほんの少しの塩と醤油を加えるだけで、お餅の焦げた香りと水菜の清涼感が引き立つ、体も心も喜ぶ味になります。

関西風雑煮「白味噌雑煮」の作り方

それぞれのご家庭にそれぞれのこだわりがあるのが“お雑煮”だと思うのですけれど、定番を模索なさっている方がいらっしゃいましたら、どうぞ参考になさってくださいね。

材料(1人分)

  • だし…150ml
  • 白味噌…50g
  • 焼き豆腐…1/8丁
  • 大根…1cm
  • 里芋…1/2個
  • 丸餅…1〜2個
  • 青のり…適量

作り方①材料の下準備をする

大根は5mm厚さのいちょう切りに、里芋も5mm厚さに、焼き豆腐は1/8丁を4つに切り、それぞれ下ゆでしておきます。

作り方②丸餅をゆでる

丸餅はゆでてやわらかくしておきます。
小鍋にお餅を水から入れ、沸騰したら弱火でことこと5分煮て火を消し、鍋の蓋をしてあと5分おいておきます。

やわらかなお餅の出来上がりです。

作り方③だしに白味噌をとき、①の材料を加えて温める

冷たいだしに白味噌をときます。

そこに下ゆでした焼き豆腐、大根、里芋を加えて温めます。

作り方④器に盛り付ける

器にお餅と汁を張り、完成です。青のりは食べる直前にふりましょう。

美しい白いお雑煮

白味噌はびっくりするくらいの量を入れないと、味がぼんやりするのですが、バランスがうまく取れた時のおいしさは格別。

具材は別途下ゆでしておくことで、それぞれの素材の味わいが白味噌汁の中で際立ちます。

そして、これに関しては、やわらかくなったお餅がとろりと入っていて欲しいので、これも別に火を通しておくのです。

白い材料ばかりの雑煮に青のりが映える、美しく滋味深いお雑煮です。

関西風雑煮「すまし雑煮」の作り方

材料(1人分)

  • だし…150ml
  • しょうゆ…小さじ1/4
  • 塩…小さじ1/4
  • 丸餅…1〜2個
  • 水菜…1株

今回、1人前ずつの分量を出しました。人数に合わせて増やしてください。だしは昆布とかつおでとりましょう。

作り方①材料の下準備をする

水菜は洗って5cmの長さに切っておきます。

作り方②だしに調味料を加え、水菜を煮る

だしに塩としょうゆを加えて味をととのえ、沸騰させたら水菜を入れてさっと煮ます。

作り方③丸餅を焼き、器に盛り付ける

焦げ目をつけて丸餅を焼き、器に入れてだしを注ぎ、完成です。

シンプルだけど癖になります

しっかり取っただしに、強めに調味料を入れ、焦げ目のついたぱりぱりのお餅がじゅっと音を立てるくらいのタイミングで汁を張れたら最高です。

水菜はしゃきしゃき感がぎりぎり残るか残らないかくらいがベスト。

入っているものは限りなくシンプルですが、野菜不足な気がしてくる正月2日の朝に、わしわしと水菜をいただくと、何だか身体の底からわき上がる喜びを感じられます。

焦げの香りのするぱりぱりの餅皮が、汁の中でやわらかくなったのをいただくのもまた小さな喜び。焼き餅って最高!

我が家に不可欠な2種の雑煮

白味噌雑煮は、正月らしいなんとも美しい一腕に仕上がります。お屠蘇をいただき、最初にこの腕に口をつけて、全員でほーっと一息つくのが恒例。

こっくりとした甘さが実に関西風なのだと気づいたのは大人になってからです。

年に1度、元旦にしか供されないものなので、楽しみに大事にいただく習慣になっています。

すまし雑煮もまた、年に1回の、譲れないもの。まだまだ元気とはいえ、母も相当高齢になっているので、しっかり引き継ぎたいと思っています。

ご興味が湧きましたら、ぜひお試しくださいね。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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