「アニサキス」による食中毒を防ぐ3つのポイント!管理栄養士・安達春香さんが伝授
- 2025年11月02日公開
こんにちは。最近アニサキス食中毒のニュースを見てギョッとした、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。
アニサキスがついた魚を生で食べると、おなかに激痛が走るらしい……。そんな話を聞くと、お刺身を食べるのがちょっと怖くなりませんか?
でも心配しすぎなくて大丈夫!対策さえ知っておけば、お刺身も安全に楽しめます。
今回は、アニサキスの正体や簡単にできる撃退法をわかりやすく解説します。
のたうち回るほど激痛!?怖すぎるアニサキス食中毒

食中毒の発生件数ランキングでダントツ1位なのが、「アニサキス」などの寄生虫によるもの。意外にも、夏のお弁当や生のお肉よりも当たりやすいんです!
アニサキスは長さ2〜3cmの白くて細い寄生虫で、サケやサバ、サンマ、アジ、イワシ、イカなど普段よく食べる魚介類の多くについています。
アニサキスがついた魚介をお刺身にしたり、冷凍や加熱が不十分な状態で食べたりすると、胃や腸の壁にくっついて、のたうち回るほどの激痛や吐き気を引き起こすことも……。
想像するだけでゾッとしますよね。
出典:厚生労働省「令和6年食中毒発生状況 p.72」
出典:農林水産省「食中毒は年間を通して発生しています」
「目で見て判断」は無理?プロでも見逃すアニサキス

「アニサキスって見ればわかるんじゃないの?」って思うかもしれませんが、これが本当に難しいんです。
鮮魚店や飲食店などで魚を扱うプロたちは、アニサキスがついていないかを目視でチェックして一匹ずつ丁寧に取り除いています。
ただ、身の奥に隠れていることも多いので、完璧に見つけるのは至難の業。だからこそ全国的に食中毒のニュースが絶えないんですね。
そのため、自分でがんばって探し出すよりも「最初から安全なものを買う」「確実にやっつける」、この2つを徹底しましょう。
今日からできる!食中毒を防ぐ3ステップ

「酢やしょうゆ、ワサビをつけるとアニサキスが死ぬ」「食べるときにしっかり噛めば大丈夫」というウワサもありますが、実はまったく効果なし。
実際に、酢を使った「しめサバ」での食中毒もたくさん起きていますし、糸のように細いアニサキスを噛み切るのは無理なんです。
食中毒を防ぐためにも、対策をしっかり覚えておきましょう!
食中毒対策①加熱が最強!中までしっかり火を通そう

加熱は最強の撃退法!
アニサキスは60℃なら1分、70℃以上で瞬時に死滅するので、焼き魚や煮魚、フライなどにして、中までしっかり加熱すればOKです。
「パサパサになるのは嫌だから……」と、レアっぽく仕上げるのは危険。菜箸やトングでぎゅっと押してみて、しっかり弾力があれば火が通ったサインです。
食中毒対策②生食は「刺身用」を選ぶのが鉄則!

生で食べたいなら、必ず「刺身用」と書かれたものを選びましょう。
「そんなの当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、加熱調理用の魚をうっかり生で食べて食中毒になったケースも結構あるんです。
刺身用として売られている魚は、アニサキスが少ない環境で育てられていたり、-20℃以下でガチガチに凍らせて死滅させたり、いろんな工夫がされているので安全に食べられます。
中がレア状態のブリしゃぶやサーモンフライを作りたいときも、必ず刺身用を購入してくださいね。
出典:農林水産省「海の幸を安全に楽しむために ~アニサキス症の予防~」
食中毒対策③“明日でいいや”は危ない?内臓だけはその日に取り除こう

下処理されていない魚を買ってきて「捌くのは明日でいっか」とそのまま冷蔵庫に入れていませんか?
アニサキスは内臓に寄生していることがほとんどですが、鮮度が落ちると身のほうへ移動してしまいます。
そのため、丸ごとの魚を買ったときは、帰ったらすぐに内臓を取り除きましょう。
サンマやアジなら、包丁で頭を落として内臓を引っ張り出すだけでOK。慣れたら5分もかかりません。難しい場合は店員さんに下処理をお願いしましょう。
ポイントさえ押さえれば怖くない!
想像するだけで恐ろしいアニサキスですが、どんな魚についているのか、どうやったら撃退できるのかを知っておけば防げます。
次に魚を買うとき、ちょっと思い出してみてくださいね。
趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
おうちごはん
-
さつまいも買っても【焼き芋にしないで!?】笠原シェフ「ひっくり返るほど旨い食べ方」“塩昆布”入れるって間違いないわ!2026/11/03 -
【炊き込みご飯はもう一生コレ!!】リュウジさんは"こうする"ね!「いやこれもう絶対ウマいやつ!」材料"ドボン"して炊くだけ♪優勝レシピ!2026/11/03 -
大根1本なんてペロリ!?【栗原はるみさん】「震えるほどウマい食べ方」で食欲が止まらない!大量消費にも2026/11/03 -
【家に"バターとめんつゆ"ある人、全員コレ作ってみて〜!】本当に絶品(泣)家族「ガツガツ食べたいやつ!」「うまい!」が止まらない…リピ確ごはん泥棒2026/11/02 -
【お願い!納豆はそのまま食べないで!?】メーカーが教えるまさかの食べ方に→えぇ!?「意外」「合う…!」騙されたと思ってやってみて2026/11/03 -
【生姜焼きはもう一生これ〜!!】夫「何度もリクエスト」家族「毎晩食べたい(泣)」元カフェメニュー開発者直伝レシピ→異次元の美味しさに感動…2026/11/02 -
【鶏むね肉は茹でない!】女優・北川景子さん大絶賛!「うんまい食べ方」タレも最強!しゃぶしゃぶにしたい2026/11/02 -
【みんなー!唐揚げはもう"揚げない"でーー!?】「なるほど、これ最高」「家族がこっそり夜食に♡」バリ美味い食べ方2026/11/03 -
【厚揚げはこの食べ方が最高!】さすが平野レミさん「手間なし豪快レシピ」旨すぎて1人で2人前ペロリよ!2026/11/02 -
コレのために絶対「梅干し」常備する!【本当は教えたくない】“ドボン”して炊くだけ!→「いい香り〜!」「冷めてもうまい」2026/11/03
特集記事
-
2025年07月31日
-
2025年04月18日
-
2024年08月09日PR
-
2024年05月02日
連載記事
-
2026年06月08日
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日






