夫が「チャーハン作ったよ!」と笑った瞬間、私が【食べるのをやめた理由】"背筋が寒くなる"真相にゾッ...
- 2025年10月12日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。
料理が完成してから、室内で何時間も置きっぱなしにしてしまった……なんて経験はありませんか?
今回は、あるご家庭の「チャーハン」にまつわるエピソードをご紹介します。あわせて、置きっぱなしにしていたチャーハンは食べても大丈夫なのか、管理栄養士さんに聞いてみました。
ずっとフライパンにあった「チャーハン」食べるのやばい!?
ここでは、チャーハンにまつわる、あるご家庭のエピソードをご紹介します。
体験者:Aさん(35歳)
先日、私が旅行で家を空けていたときのことです。帰宅すると、夫が満面の笑みで「昨日チャーハン、作っておいたよ!」と声をかけてくれました。普段はめったに料理をしない夫だけに、その“サプライズ感”にほっこりしていた私。
ところが、キッチンへ行って目にした光景で、一瞬にして背筋がゾッとしました。そのチャーハンは“昨夜からずっとフライパンに残されたまま”。
食べる前に温めようとフライパンに火をかける瞬間、「これって本当に大丈夫なのかな......?」と急に不安になったのです。
ネット上で「ご飯ものを長時間常温で放置すると危険」という情報を見たことがあったので、安全を最優先に考え、「今回はやめておこう」と食べるのを中止しました。
善意で作ってくれた夫には申し訳なかったのですが、食中毒になったら元も子もありませんよね。
実際、こういう状態のチャーハンって、食べても大丈夫なんでしょうか?
室温で放置したチャーハン、食べても大丈夫?管理栄養士さんに聞いてみた!
SNSで目にする「チャーハン症候群」のように、室温で放置したチャーハンを食べるのは本当に危険なのかが気になるところ。
そこで「チャーハン症候群」の真実を、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香さんに聞いてみました!
実は超危険!「チャーハン症候群」の正体とは?
「チャーハン症候群」とは、セレウス菌という細菌が原因で起こる食中毒のこと。
室温に放置したチャーハンを食べて体調を崩す人が多かったことから、主にSNSでこのように呼ばれ始めました。
でも実は、チャーハンだけでなく、ピラフやパスタ、焼きそばなど、お米や麺を使った炭水化物の料理全般で起こります。
このセレウス菌の怖いところは「後で冷蔵庫に入れよう」とテーブルの上に出しているだけで、どんどん増えてしまうこと!
しかも、菌が増えても味やにおいには全く変化がないので「ちょっと変かも?」と気づくことができません。
調理から時間の経ったチャーハンやパスタを食べて嘔吐や下痢、腹痛などの症状が現れたときは、すぐに内科(できれば消化器内科)を受診しましょう。
出典:国立健康危機管理研究機構(JIHS)「セレウス菌感染症」
加熱しても死なない!?セレウス菌の恐るべき生命力
「しっかり温めなおせば大丈夫でしょ?」と思いがちですが実はこのセレウス菌、一度増えてしまうとどんなに加熱しても死なない“最強の菌”なんです。
さらに、この菌が作り出す毒素は126℃で90分加熱しても分解されません。そのため「菌を増やさない」ことが一番重要です。
今日からできる!「チャーハン症候群」対策
忙しい毎日でも、ちょっとした工夫で食中毒のリスクは減らせます。どれも今日からすぐにできる簡単なことばかり。さっそく見ていきましょう!
早く冷まして菌をブロック!
作った料理はできるだけ早く冷やすのが鉄則です。
というのも、セレウス菌は暖かいところが大好き。28~35℃の温度帯は「パーティーだ!」と言わんばかりに爆発的に増えます。
すぐに冷やさないとこの危険な温度帯を長時間さまよい、気づかないうちに菌だらけになってしまうんです。
大きな鍋のまま冷ますのではなく、保存容器で小分けにしたり、保冷剤を使って冷ましたりして、すぐに冷蔵庫に入れましょう。
お弁当は、保冷剤や保冷バッグを使って、できるだけ冷たい状態をキープしてくださいね。
作り置きは冷蔵庫の奥に入れよう
セレウス菌を寄せ付けないためには、冷蔵庫で菌が苦手なキンキンの低温(8℃以下)にするか、熱い状態(55℃以上)を保って菌が増えないようにすることがポイントです。
冷蔵庫のドア付近は温度が変わりやすいので、作り置きは奥の方へ。冷凍保存したものは、解凍すると菌が再び目を覚ましてしまうので、すぐに食べきりましょう。
チャーハン症候群には要注意
管理栄養士・安達春香さんによると、作った料理はできるだけ早く冷やして、菌を増やさないことが大切なのだそう。
家族の分をまとめて作ったり、作り置き用にたくさん作ったりしたときは特に要注意!チャーハンの保存方法にはよく気をつけましょう。
※一部AI生成画像を使用しています。
※本記事は、編集部メンバーや知人が体験した実話です。編集部がヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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