【天津飯はもう一生これ!!】元店長がこっそり教える「王将」再現で大成功!「お店行きたくなってきた」なんたる幸福...

  • 2025年10月11日公開

【いつもの牛丼に戻れない!!】プロがこっそり教える「人気チェーン店」再現どころか"超えちゃった!"自慢したい旨さ

こんにちは!食の経験値の幅をまだまだ広げたいヨムーノライターのやまだかほるです。

ちゃんと食べたことのないものが世の中にはたくさんあって、食わず嫌いのものも、おそらくたくさんあります。

食習慣というのは頑固なもので、自分が好きと分かっているものは安心して食べられるけれど、経験のないものには二の足を踏みがち。

今までは別にそれで何の問題もなく、不満もなかったのです。

でも、どういうわけか、おいしいものをおいしく食べられる時間には限りがあることを実感した頃から、急にもったいないことをしているような気がしてきました。

まだ知らないおいしいものがあるのなら、試してみたいもんだと(大げさ)。

今回トライするのは天津飯。ちゃんと食べたことないってマジか!?って感じですが、あのボリューム感に毎度ひるんでしまうのですよねぇ。

元店員さんによる、王将の再現レシピ!

YouTubeチャンネル『けんまさきっちん』は、某中華料理屋で10年近く働いていたというけんまささんが、家庭で簡単に誰でも作れる料理の情報を発信していらっしゃるチャンネルです。

登録者数7万人越えはすごいですよね。某中華料理屋は、おそらく王将。王将の味の再現動画がたくさん上げられています。

こんな風に家で作れるなら、やってみたいと思える手早さ(実は真似するのは難しい)と手軽さ(に見える)とで、うっかり自分にも出来るかも、と思える動画が満載です。

野菜の切り方のスピード感、鍋の扱い方などに、現場で時間を重ねて鍛えた力量が垣間見え、自然と信頼感が増していきます。

今回は、そんなけんまささんが教えてくださる「【元店員が教える】王将風 天津飯」に、挑戦してみたいと思います!

『けんまさきっちん』「【元店員が教える】王将風 天津飯」のレシピ

材料(1人分)

  • 卵(Mサイズ)…3個
  • ネギ(小口切り)…15g
  • かにかま…適量
  • 水溶き片栗粉(片栗粉:水=1:1)…大さじ2
  • サラダ油…大さじ1
  • ご飯…適量

【あん】

  • 水…300ml
  • 和風顆粒だし…2g
  • オイスターソース…小さじ1
  • 濃口醤油…20ml
  • 砂糖(上白糖)…小さじ2
  • 生姜(すりおろし)…小さじ1
  • ごま油…適量

この分量、1人前なのですが、けんまささんのような、しっかり食べられる健康な青年男子向けかと。卵3個にご飯に、たっぷりのあん、と考えると私見では、これで2人前見当と思われます。

作り方①卵を混ぜ、具材を合わせる

卵をボウルに割り入れ、塩ひとつまみ(分量外)を加えて白身と黄身の境目がなくなるまでしっかり混ぜましょう。塩を加えることで、卵がきれいに混ざるそうです。

そこに小口切りにしたネギとかにかまを割いて入れ、ひと混ぜして置いておきます。

作り方②あんを作る

水、和風顆粒だし、オイスターソース、濃口醤油、砂糖を混ぜ合わせます。

それを鍋に入れ、火にかけます。しっかり沸騰したら一旦火を止め、水溶き片栗粉を加えましょう。

一旦火を止めることでダマが出来にくくなるのだそうです。好みのとろみ加減になったら再度火にかけて、片栗粉臭さを飛ばします。

そこに生姜とごま油を加えて軽く熱したらあんの出来上がりです。

生姜は最後に加えることで、香りが飛んでしまうのを防ぐのだそうです。

作り方③卵を焼き、ご飯の上にのせる

ご飯は盛り付けておきましょう。

卵焼きを作ります。強火で熱したフライパンに油を入れ、油も熱くなったら一気に卵液を全量加えます。油と卵を混ぜるイメージで揺すりながらかき混ぜます。

ふんわり丸い形を作り、ひっくり返したらご飯の上にのせましょうということなのですが、全量はきついので、半分にすることにします。

二つに分けました。きれいな円形には出来ないけど、まぁよし。

ご飯の上にのせておきます。

作り方④あんをかけて仕上げる

余ったかにかまをのせて、あんをかけたら完成です。

ふわりトロリで最高です!

早速いただいてみましょう。あんの味は、王将では「京風ダレ」というものなのだそうで、和風の味わいでした。他には甘酢ダレ、塩ダレもあるようです。

このあんがとても食べやすく、ご飯と混ぜながら食べるとちょうどいい濃さで絶妙な味わいになっています。ご飯にはもちろん、卵にもほぼ調味料が入っていないので、あんが味の決め手なのですね。

最後に入れた生姜とごま油の香りをくっきりと感じます。ふわっとした卵に混ざるかにかまとネギ、ご飯、そしてあんが渾然一体となって、えも言われぬ幸福感が口の中いっぱいに広がります。

天津飯恐るべし。量的には、卵もあんもやはり半量で、おなかいっぱいになりましたー。

逆に王将に行きたくなる!

王将に行っても餃子ばかり食べていて、天津飯は食べたことがないのですが、これが再現されているものなのだとしたら、かなりおいしいのだな、と思いました。

機会があったら検証してみたいけれど、あの量で出てくるのだとしたら、やっぱり無理かなー。あ、でも天津飯(ジャストサイズ)があるのですね。これならいけるかもしれません。

天津飯を作るのは、とても面倒なイメージがあったのですが、作り始めてから完成まであっという間で拍子抜けするくらいでした。

卵1個分、1/3量にレシピを考え直して、小さめ天津飯をまたやってみたいと思っています。

王将好きの皆様、ぜひ『けんまさきっちん』ご覧になってみてください。そして、この絶品天津飯もぜひ作ってみてくださいね!

協力/「けんまさきっちん」さん

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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