【“えのき”はとりあえず野菜室に…←絶対やめて!!】「え、いつもやってた」「早く教えてよ(泣)」プロが教える“賢い保存法"

  • 2025年10月21日公開

【柿、その方向に切らないで…!!】プロが教える「そっちだったの!?」「ごそっとむける」“賢い”切り方!◯◯をかぶせて2週間長持ちワザも

こんにちは!ヨムーノ編集部です。

ほぐすだけでササッと使える「えのき茸」は、幅広い料理に活用できる万能きのこ。

たくさん常備しておきたいところですが、いざ使おうとしたら変色していた……という経験はありませんか。

それってもしかして、保存方法が間違っていたのかも!上手な保存方法を知って、えのき茸のおいしさと栄養を無駄なく味わいましょう。

そこで今回は、青果のプロに、「やってはいけないえのき茸の保存方法&おすすめの保存方法」を教えてもらいました。

教えてくれたのは、青果のプロ「小林青果株式会社」

福岡で創業74年、青果の生産者と小売店舗のバイヤーの間をつなぐ「仲卸(なかおろし)」の事業を展開している小林青果株式会社。

九州各県はもちろん、全国各地から旬の食材や特性の強い商品を仕入れ、お客様へお届け。ここ数年で小売店舗も9店舗まで展開し、公式インスタグラムやnoteで、野菜の豆知識や生産者さんのイベント情報などを発信。

安全で安心できる食品だけでなく、作り手の思いや熱量、消費者の期待、販売店の信頼、すべての人の笑顔と心をつなげられるよう活動中。

ECサイト「うまうまもぐもぐ」では、新鮮で美味しい野菜やフルーツをオンラインで購入できます!

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コレやってない?えのき茸の【NG保存方法】

NG保存方法①買ってきたパッケージのまま保存

えのき茸は水分を多く含むため、そのまま保存すると水滴が出て、すぐに傷んでしまいます。

NG保存方法②洗って保存

きのこ類は洗うと水っぽくなったり、風味が落ちたりするので、基本的に水洗いはNGです!

NG保存方法③寝かせて保存

えのき茸は収穫後も成長を続けるため、寝かせた状態だとストレスがかかりやすく、鮮度が落ちやすくなります。

シャキシャキ感を楽しむなら【冷蔵保存】

すぐに使う予定がある場合や、シャキシャキ感をしっかり味わいたい場合は、冷蔵保存がおすすめです。※保存期間は1週間程度。

手順①洗わず&切らずにそのまま

洗わずにそのまま、石づきも切り落とさずに保存します。石づきを残すことで乾燥や傷みを防いでくれるので、石づきは使う直前に切り落とすのがポイントです。

手順②キッチンペーパーで包む

えのき茸から出る余分な水分を吸い取るため、キッチンペーパーで全体を包みます。

手順③保存袋に入れ、野菜室に立てて保存

保存袋に入れ、空気を軽く抜いて口を閉じ、野菜室に立てて保存します。 育った状態に近い根元を下にして立てて保存することで鮮度を保ちやすくなります。

旨み&栄養価アップなら【冷凍保存】

1週間以内に使い切れない場合や、旨み&栄養価アップを期待するなら、冷凍保存がおすすめ。

冷凍すると、旨み成分(グアニル酸など)や脂肪分解を助けるといわれるキノコキトサンなどの栄養価がアップするとされています。

手順①洗わずにほぐして小分けに

洗わずに石づきを切り落とし、使いやすい大きさに手でほぐします。1回に使う分量を目安に小分けにしておくと便利ですよ。

手順②保存袋に入れて冷凍

冷凍用保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて密閉し、平らにならして冷凍庫へ。アルミトレーに乗せて急速冷凍することで、風味や食感が損なわれにくくなります。

★ここで小林青果さんの時短テクニック★

しっかりと平らにして凍らせると、凍った後でも袋の上から手で簡単に割ったりほぐしたりしやすくなるので便利ですよ!

手順③使う時は解凍せずそのまま

調理する際は、凍ったまま使うのがポイント。解凍すると栄養や旨み成分も一緒に抜けてしまいます。

まとめ

今回は、青果のプロ・小林青果さんに、「やってはいけないえのき茸の保存方法&おすすめの保存方法」を教えてもらいました。

えのき茸は、収穫されたあともこっそり成長を続けていると知って驚きました!そう思うと、つい大事にしたくなりますね。

小林青果さんいわく、きのこ類の中でも、特にえのき茸はビタミンB1を多く含み、カリウムや鉄などのミネラルも豊富な優秀食材。

秋が深まり、ちょっぴり体調も崩しやすい季節。スープや炒め物に、たっぷりのえのき茸を使って冬の到来に備えましょう!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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