【揚げたて最高】笠原将弘シェフ直伝!究極の「ハムカツ」レシピ&3種ソースで味変も楽しめる

  • 2025年09月07日公開

【サンマ、まだグリルで焼いてるの!?】この切り方が最高!「失敗なしで超簡単」うんま〜〜い食べ方「今年はこれリピしたい」

こんにちは!揚げ物は、自宅で揚げるのがやっぱり最高!と信じているヨムーノライターのやまだかほるです。

油の管理も面倒だし、キッチンも汚れるし、熱いし、危ないし、と敬遠されるのはよくよく理解出来るのですが、それを上回る”揚げたて”の味や食感を思うと、いそいそ揚げ油を取り出してしまいます。

今回はそういえばちゃんと作った記憶がない、ハムカツに挑戦!です。

ハムカツの極意とは

日本料理の名店『賛否両論』の店主・笠原将弘さんのYouTubeチャンネル『【賛否両論】笠原将弘の料理のほそ道』。ご覧になったことありますか?

笠原さんの人情味あるトークがやみつきになるうえ、もちろん料理は最高なので、私も視聴回数が増えています。

どれもこれも作ってみたいものが満載なのですが、チラリと見たら私も頭の中がハムカツでいっぱいになってしまったので、今日はハムカツです。いぇーい!

笠原将弘さん「ハムカツ」のレシピ

材料(2〜3人分)

  • ボロニアソーセージ(厚さ約5mm)…6枚
  • 薄力粉…適量
  • パン粉…適量
  • キャベツの千切り…適量
  • レモン…適量(カットしておく)
  • からし…少々
  • 中濃ソース…適量
  • サラダ油…適量

【バッター液】

  • 卵…1個
  • 牛乳…大さじ2
  • 薄力粉…大さじ4

【ワサケチャソース】

  • ケチャップ…大さじ3
  • チューブわさび…小さじ1

【梅おろし】

  • 大根おろし…大さじ3
  • 叩いた梅干し…1個分
  • 醤油…少々
  • 酢…小さじ1
  • 砂糖…少々

【コチュジャンハニーマヨネーズ】

  • コチュジャン…大さじ1
  • マヨネーズ…大さじ1
  • はちみつ…大さじ1

ソースを3種類準備するので、長い材料表になりました。中濃ソースを切らしていたので、代わりにとんかつソースを使います。

いわゆる普通のハムを使わず、ボロニアソーセージ5mm厚を使うのが笠原さんのこだわり。小さい直径サイズのものを入手したので、枚数を増やして作ろうと思います。

パン粉は生パン粉ではなく、カリカリタイプの方が居酒屋感が出る!とのことです。

※1歳未満の乳児にはちみつを与えることは、乳児ボツリヌス症感染の危険性があるため避けてください。

作り方①バッター液を作る

材料を混ぜ合わせ、バッター液を作っておきます。卵だけでもいいけれど、バッター液を使うと衣がしっかりつくそうです。

薄力粉がたっぷり入っているので、どろりとしたテクスチャーになっています。

作り方②衣をつける

ボロニアソーセージに薄力粉、バッター液、パン粉の順に衣をつけましょう。

バッター液から取り出す時に、箸ではなく、金串を使っていらして目からウロコでした。箸を使うと触れた部分の液体がはがれがちでしたが、これなら大丈夫ですね。なるほどー。

衣がつきました。ひと口サイズで可愛い。

作り方③ソースを作る

写真左から、梅おろし・ワサケチャソース・コチュジャンハニーマヨネーズ

それぞれ混ぜ合わせ、ソースを3種類作っておきます。持て余しそうだったので、一部量を減らしながら作りました。

梅おろしは、使う梅が甘い梅の場合は、砂糖は省いても良いとのこと。レシピ通りの分量で準備しました。

これは万能に使えるソースだそうです。焼いたお肉や焼き魚に添えたり、茹でた鶏ささみをほぐして和えたりするといいよってことでした。

ワサケチャソースは、チリソースに似ているとおっしゃってました。わさびの辛さが入った辛いケチャップということですね。半量で作りました。

コチュジャンハニーマヨネーズは、少し韓国風。小さじ1ずつと量を減らして作りました。

どれも混ぜるだけで作れます。家にありそうな材料ばかりなので、覚えておくと楽しいですね。

作り方④揚げる

フライパンにサラダ油を2cmくらい入れ、170℃でカリッと揚げます。170℃の目安は箸を入れると細かい泡がシューっと出てくるくらい。

入れてすぐに触ると衣がはがれるので、まわりがカチッと固まるまで触らないのが鉄則。固まったら裏返します。笠原さんは3分半くらい揚げていらっしゃいました。

ハムは生でも食べられるので、火が通っているかという心配もなく、衣の色の様子で仕上がりを決めれば良いのですね。

千切りキャベツ、カットレモンと一緒に器に盛りつけて完成!

究極のハムカツだ!

油の温度、すぐに触らないこと、きつね色を見極めて引き上げること、ちゃんと意識するだけで、揚げ物の仕上がりレベルがぐんと上がります。

サクサクですよー。いただきます。

定番のソースとからし、間違いない。ワサケチャソースは、ほぼケチャップ。遠くにスパイシーな辛さを感じるものの、わさびはあまり感じません。

梅おろしはかなりさっぱりいただけて最高だし、コチュジャンハニーマヨネーズの甘さも癖になる味わいです。

ハムカツはそれだけでなんとも嬉しいやつですが、味変しながら食べると楽しさ倍増でした。

おいしく作ろうと意識すること

おかずというより、スナックという呼称の方がしっくりくるハムカツ。「余ったら、明日パンに挟もう」と食べる前から算段してしまいますよねぇ。

つまみのひとつとして、みんなに喜ばれるうえに、お財布にもとても優しいので、覚えておこうと思います。

ハムに衣をつけて揚げるだけでしょ、と言ってしまえばそうなんだけど、やっぱり笠原流は違いました。

こだわって材料を選び、ハムの厚みをきちんと出し、しっかり衣をまとわせて、ちゃんと揚げると、立派に居酒屋風の一品に仕上がるもんだなぁと感動しました。

レシピ通り作ってみるっていうのは、すごく勉強になること、実感しました。皆様も、ぜひぜひ一度お試しください!

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

ファッション

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
おうちごはん

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ