【お願い!そうめん「そのお湯」で茹でないで!】早く知りたかった!「麺がくっつかない」裏ワザ!"入れるだけ"段違い

  • 2025年08月02日公開

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こんにちは。夏はツルッと冷たいそうめんが食べたくなる、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

つゆや薬味を変えてアレンジはするけど、そうめんの茹で方を工夫することって意外と少ないですよね。

実は、たったひと手間でコシが劇的にアップする方法があるんです。知らずにいつも通り茹でていたら、ちょっと損してるかも……。

今回はそうめんをワンランクアップさせる裏ワザをご紹介します。

一緒に茹でるだけでプリプリに!?

いつものそうめんをレベルアップさせてくれるのが、定番ご飯のお供「梅干し」。一緒に茹でるだけで、プリッとした歯応えが際立つ食感に仕上がるんです。

そうめんのコシがなくなる原因のひとつが、お湯に「でんぷん」が溶け出してしまうこと。

茹でるときに梅干しを入れると、酸っぱい成分「クエン酸」がでんぷんの流出をおさえて、コシをキープしてくれます。

酢やレモン汁でも同じように効果がありますが、そうめんと合わせるならクセが少ない梅干しがおすすめです。

くっつかないからお弁当にも◎

お弁当にそうめんを持って行きたいときも、この裏ワザが役立ちます。

朝からせっせと茹でて、流水でしっかりぬめりを取って、お弁当箱に詰めて……。

いざ食べようと思ったら「お団子みたいにくっついて取れない!」なんて経験はありませんか?実はあれもでんぷんのせい。

茹でると麺から出たでんぷんが表面に残って、それが冷えると糊みたいにぺったり固まってしまうんです。

梅干しを一緒に茹でておけば、時間が経ってもくっつかずスルッと食べられます。

クエン酸パワーで夏バテ対策

暑くて食欲がないから、とりあえずそうめんにしよう……というときも多いですよね。梅干しは疲れやダルさを解消してくれるので、一緒に食べれば夏バテ対策になります。

梅干しの酸味成分「クエン酸」は、疲労の原因といわれる「乳酸」を分解してくれるんです。

また、胃の働きが活発になるので、食欲不振にも効果的!コシが増したりくっつきにくくなったりするだけでなく、体にも良いのはうれしいですね。

出典:澤渡循環器クリニック「夏を快適に!クエン酸の力」

梅干し入りそうめんの茹で方

材料(1人前)

  • そうめん…2束(100g)
  • 梅干し…2個※塩分濃度8〜15%のものがおすすめ
  • 水…1L

梅干しの数は、そうめん1束につき1個が目安です。

作り方①鍋に水と梅干しを入れて沸かす

大きめの鍋にたっぷりの水と梅干しを加えて火にかけます。梅干しは潰したり種を取ったりせず、そのまま入れましょう。

作り方②そうめんを加える

沸騰したらそうめんを加え、くっつかないように軽くかき混ぜます。

梅干しは入れたままで、袋の表示時間通りに茹でます。

作り方③流水でぬめりを取る

茹で上がったらすぐにザルにあけて流水でしっかり洗い、氷水で冷やしましょう。水気を切って器に盛れば完成です!

高級そうめんに早変わり!

仕組みはなんとなく知っていましたが、試すのははじめてです。「実際どうなの?」と恐る恐る食べてみると全然違う!

まるで高級そうめんのようなプリプリ食感で、明らかに歯応えが増しています。

食感はOKとして、次に気になるのが梅干しの味がするのかどうか。めんつゆをつけずに啜ってみると、酸味はほとんど感じられませんでした。

一緒に茹でた梅干しは酸味が少しまろやかになって、そうめんと合わせるとサッパリした味わいに。暑い日にぴったりです。

ちなみにこの裏ワザは、そうめんだけでなくうどんや冷や麦などの麺類全般に応用できますよ。

そうめん茹でるときは絶対やって!

そうめんを茹でるときに梅干しをポンと入れるだけで、コシアップ、くっつかない、夏バテ対策の一石三鳥!

梅干しを常備している人はぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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