孤独のグルメ聖地巡礼!大河ドラマ「べらぼう」で盛り上がる台東区三ノ輪【中華・洋食やよい】おすすめメニュー

  • 2025年05月19日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

孤独のグルメSeason8第12話で登場した東京都台東区三ノ輪にある「中華・洋食やよい」に行ってきました。主人公の五郎さんが、おいしそうにかつ丼を食べていたのが印象的です。

浅草の路地に佇む「中華・洋食やよい」は、なんと大正13年(1924年)創業という歴史の長いお店です。「中華・洋食」の冠がついていますが、大衆食堂として浅草・三ノ輪界隈の人たちのお腹を満たしてきたようです。

この老舗でどんなものが食べられるのか、実際に行ってみたのでその様子をお伝えします!

※価格などの情報は記事公開当時のもので、在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

『中華・洋食 やよい』

  • 住所:東京都台東区浅草5-60-1
  • アクセス:三ノ輪駅 徒歩12分/バス停 浅草五丁目 徒歩2分

「中華・洋食やよい」も大河ドラマ『べらぼう』を盛りあげる!

入口の暖簾をかきわけて店内に入ると、カウンター4席と小上がりのテーブルが3つ。こじんまりしたお店でカウンターの端には常連さんらしき人がいて、キッチンで料理を作るご主人と世間話をしています。

アットホームな雰囲気の中カウンターに座り、ランチのメニューに目をやると「蔦重」の文字が。

「蔦重」と言えば、NHKの大河ドラマで取り上げられている蔦屋重三郎が思い浮かびます。
そういえば、ひとつ先のバス停が「吉原大門」だったので、この地域が2025年大河ドラマの舞台になっているんですね。

大河ドラマの盛り上がりにあやかって(と、ご主人自ら言っておられました)「蔦重」という新作メニューを作ったそうです。

このお店の代表的なメニューであるかつ丼をお重に入れ、上からデミグラスソースをかけた料理です。

▲富士そばのカレーかつ丼

「カツカレー」と一緒にしないで!【富士そば】店舗で盛り付け違う?奥が深すぎた700円「カレーかつ丼」

なんだか「富士そば」のカレーかつ丼といい、このごろかつ丼に何か上からかけるのが流行っているのでしょうか。

中華も洋食も!「やよい」のおすすめランチ

さて、「中華・洋食やよい」ではその名の通り中華メニューも洋食メニューもあります。
ランチのメニュー自体は多くないのですが、日本人が食べたい上位のメニューがあるのが嬉しいですね。

一番人気は「孤独のグルメ」でも紹介された上かつ丼で、お客さんの8割が注文します。
初代から受け継がれている味だそうです。

その他、カキフライ定食、エビフライ定食などの揚げ物メニューや、ラーメン+半チャーハンなどの町中華メニューがあります。

孤独のグルメの主人公の名前をとった「五郎さんセット」は和と中華が混在しています。

  • 上かつ丼
  • 冷やし麻婆麵
  • 餃子

隣の常連さんが食べていたポークステーキも分厚くておいしそうでした。

食べたいメニューはいろいろありますが、今回は「ロースとんかつ定食」(1,500円)を食べました。

蔦重じゃないんかい!というツッコミが聞こえそうですが……。

デミグラスソースがかかった「ロースとんかつ定食」

このメニューを選んだのは、ロースかつにデミグラスソースがかかっているという点で魅力的だったのです。

焦げ茶色のとろとろしたソースがかかっているロースかつ、絶対おいしいにきまっています。

実際に食べてみると、デミグラスソースと豚肉の相性がばっちりで、和食というより洋食そのものですね。ソースは意外とあっさりしていて、とんかつの衣もサクっと揚がっているので全然脂っぽくありません。

デミグラスソースには、豚骨と鶏ガラからとった中華スープがベースに入っているようです。なのでコクがあるのにさっぱりしているんですね。中華と洋食を出しているこのお店ならではです。

お肉もやわらかくて、ソースと肉汁で白いごはんがどんどん進みます。結構ボリュームもありますが、あっという間に食べ終わってしまいました。

味も量も大満足で、お店の外に並んでいる見知らぬお客さんに「このお店すごく美味しいよ」とあやうく声をかけそうになりました。

あなたも、大河ドラマで熱いこの場所で美味しい老舗の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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