【六厘舎東京駅】朝つけめんの味と行列の秘密!昼のスープとの違いを徹底解説

  • 2025年11月22日公開

『サタプラ』放送で…→【えーー!ははは販売終了!?】店員さん「そうなんですよ…」そんなことあるんだ…え、でも…?ビックリ5選!

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

かまいたちがMCの番組「かまいまち」(CX系)で、東京駅で行列のできる店として紹介されていた中のひとつが「六厘舎(ろくりんしゃ)」東京ラーメンストリート店です。
開店時間は朝7:30にもかかわらず、その味を求めて30分前には並び始める人がいるというから驚きです。

そんな朝から行列に並んでまで食べたいラーメンとはどんなものかを体感すべく、実際にお店に行ってきました。朝の特別メニューの実食レポをお届けします。

※価格などの情報は記事公開当時のもので、在庫の状況も異なりますのでご了承ください。

『六厘舎 東京駅東京ラーメンストリート店』

住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街B1F 東京ラーメンストリート内 アクセス:東京駅 八重洲口 徒歩1分

朝ラーの発祥は?

実食レポの前に、そもそも朝ラーはどのように広まっていったのか調べてみました。

発祥は、静岡県藤枝市にある「マルナカ」というラーメン店といわれています。
大正時代に、朝早くから茶摘みの作業をする人たちのために早朝営業を始めたのがきっかけだそうで、そこから現在に至るまで続いているとのことです。

1960年代にラーメン店の数が多い福島県喜多方市でも、農作業や3交代勤務の工場で働く人のために朝ラー営業が始まったそうです。
2007年に大手鉄道会社のキャンペーンで、この食習慣のPRで使われた「朝ラー」というキャッチーなコピーが全国的に広がりました。

そして、2020年のコロナ禍に飲食店の営業形態を変えざるを得ず、客足の減少を補うため、比較的「密」になりにくい朝の時間帯に活路を見出し、「朝ラー」を出す店が急増しました。
そこから、全国的な日本の食習慣になりつつあるようです。

ちなみに、行列のできるラーメン店をいくつか挙げますのでご参考に。(記事執筆時点)

・マルナカ(静岡県藤枝市) 前述の「朝ラー発祥の店」とされる老舗。聖地的な存在です。
・坂内食堂(福島県喜多方市) 喜多方ラーメンの有名店。
・六厘舎(東京駅) 東京駅の「東京ラーメンストリート」内にあり、朝7時半から営業(朝メニューあり)
・えーちゃん食堂(東京都・不動前) 元芸人さんが店主のラーメン店。朝6時半からの営業で、昼を待たずに売り切れることもあります。
・どんとこい家(神奈川県横浜市) 朝4時に開店する家系ラーメンの人気店です。

「六厘舎」東京ラーメンストリート店の行列は朝でも30分待ち

朝ラーの発祥がわかったところで、訪問時のレポに戻ります。

テレビ番組で行列ができることはわかっていましたが、少しでも行列を避けるため開店時間(7:30)の3分前に到着。
それでも、店の外周を囲むように20~30人程度の行列が!

開店前から行列に並ぶ人はいったい何時起きなのでしょう。旅行者も多い東京駅ですが、それでも早起きですよね。

常に行列店だけあって、床に行列案内のペイントがされていて、並ぶ位置がわかるようになっていたり、随所に案内が掲げてあったりと、並ぶ際に迷わないようになっています。

並びながら、店内ですでに食べている客を見、壁に貼り付けてある写真入りのメニューを見、入口に近づくにつれて気分も高まりました。
30分並んでようやく入口にたどり着き、店員さんの案内で券売機で食券を購入しました。

「六厘舎」東京駅東京ラーメンストリート店の朝メニューとは

正確にいうと、「朝ラー」ではなく「朝つけめん」を提供しています。
もともと「六厘舎」はつけめんが有名で、ラーメンよりもつけめんがよく出ているそう。朝は、店の推しでもある「つけめん」のみを提供しています。

また、スープも朝は昼以降に提供されるスープと変えています。
昼以降は、豚骨・鶏ガラ・鰹節・煮干しなどを煮出して作る濃厚なスープになっていますが、朝は濃度や配合を変えて少し濃厚さを抑えているとのことです。

朝つけめんメニュー
・特製朝つけめん(トッピングほぼ乗せ)並盛 1,040円
・朝の生七味つけめん 並盛 890円
・味玉朝つけめん 並盛 890円
・朝つけめん 並盛 790円 ※大盛、特盛は別料金

「六厘舎」の「朝つけめん」を実食

今回は最もベーシックな「朝つけめん」(790円)を注文しました。いただきます!

きれいに盛り付けられている麺を食べると、うどんかと思うほど太めですが、香りは中華麺。もちもちした食感です。

スープは少し粘度があり、旨味がたっぷりあります。

結構濃厚だなと思ったのですが、あとで「六厘舎」のユーザーに聞いてみたら、朝のスープはこの店にしてはあっさりめだとのことです。
朝は動物系よりも魚介系のダシがメインだというのが信じられないくらい様々な旨味がありました。

美味しいので必要ないかと思いつつ、卓上に備え付けの薬味をせっかくなので使ってみます。
ゆず粉、魚粉、辛味噌など、置いてあった薬味は全てつけめんにマッチしました。

最後はつけ汁をスープで割って飲んで終了。かなり満腹になりました。

今回実食してみて、行列に並ぶ気持ちがわかるような気がしました。「朝ラー」を済ませても、まだ1日の時間がたっぷりあって得した気分になります。

「朝ラー」は、ラジオ体操のように日本の朝の習慣として根付いていくのでしょうか?!これからも「朝ラー」に注目していきたいと思います。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
東京都

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ