【アサリ、酒蒸しにしないで!】"さかなクン"が教える「劇的にウマくなる」食べ方!「声が出ちゃった」さすがでした

  • 2025年03月09日公開

こんにちは!白いごはんと炊き込みごはんとどっちが好き?と聞かれても、決められないに決まってるヨムーノライターのやまだかほるです。

しめじごはんや栗ごはん、筍ごはんなど、炊き込みごはんって旬のものを入れることが多いのですよね。その時々の季節をいただくごはんなのかーと思うとまた、味と色のついたごはんへの愛がいっそう増します。

今回は春と秋においしくなるあさりを使った炊き込みごはんのレシピを見つけました。濃厚なスープを逃さずに炊き込んで作る一品です。

魚愛がたっぷり!定番からおもてなしメニューまで盛りだくさんのレシピ本

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今回参考にさせていただいたのは、『さかなクンのさかなレシピ:日本一の魚通が教えるギョギョうまっ!なおかずたち』という書籍です。

さかなクンはたくさんの本を出していますが、これが初のレシピ本で、今のところ唯一のレシピ本。現在は電子書籍で手に入ります。

魚料理がたくさん載っていて、何よりさかなクンのイラストや、愛情たっぷりの魚紹介記事で、その魚の特徴を教えてもらえるのが楽しい本です。

作ってみたい料理が満載なのですが、そんな中から、あさりと岩のりを使った炊き込みごはんを作りたいと思います。

※2025年3月現時点で紙版は在庫がなく、電子版のみの配信です。

さかなクン「あさりの海藻ごはん」の作り方

材料(2人分)

  • あさり…150g
  • 酒…大さじ2
  • 岩のり…ふたつかみ分
  • 米…2合
  • だし汁(だし+あさりの蒸し汁を合わせた量)…2カップ
  • 薄口しょうゆ…大さじ1弱
  • 塩…適量
  • 万能ねぎ(小口切り)…適量
  • すだち…適量

材料を見ているだけでわくわくしますね。写真に写っているあさりは150gですが、パックで250gあったので、調理には全量使おうと思っています。

作り方①あさりの下準備をする

あさりは砂出しし、流水でこすり洗いをします。

酒とともに鍋に入れて蓋をして蒸し、あさりが全部開いたら、蒸し汁とあさりに分けましょう。

蒸し汁はだしと合わせて2カップになるよう計量しておきます。この2カップのだし汁は、2合のお米を炊くために使用します。

作り方②米を炊く

洗った米を鍋に入れ、あさりの蒸し汁と合わせて計量した2カップのだし汁と、薄口しょうゆを加えて炊きましょう。結構しっかり色がつきます。

沸騰するまで強火で、その後中火に落として15分炊きます。

作り方③仕上げる

炊き上がったら、あさりを加えて5〜10分蒸らし、岩のりを入れ、万能ねぎを散らします。

ということですが、蒸らした後、あさりを別皿に移して、ごはんに岩のりと万能ねぎを入れてかき混ぜ、その後あさりを戻しました。

手間ですが、この方が見栄えが良いですね。それぞれによそう時にもあさりは邪魔なので、ごはんをもってから上にのせると美しく配膳できます。

ちなみに、炊き上がったごはんにあさりを加えて蒸らすのは、火が入りすぎてあさりがかたくなってしまうのを防ぐためです。

お好みですだちを絞っていただきましょう。

嬉しくて声が出る”映えうま”ごはんが出来たよ

どうですか、このどどん、と映える感じ。ル・クルーゼのアンティーク鍋を引っ張り出してきた甲斐がありましたね。

あさりと岩のりの香りがたまりません。あさりのないごはんだけのところをまずいただきましたが、蒸し汁とだしの味がしっかり入っていて、これだけでも思わずにんまりしてしまいます。

あさりを殻から外して、岩のりのからんだごはんと共に配置して、すだちをきゅっと絞って口に運んだら、そりゃもう思わず隣にいる人の肩を叩くくらいの味わいです!

イベント感のある料理って楽しい!

今回は書籍『さかなクンのさかなレシピ』で、紹介されている「あさりの海藻ごはん」を作ってみました。

うまみたっぷりのあさりと、風味豊かな岩のりのコンビネーションが抜群。海が与えてくれる恵みを感じることのできる炊き込みごはんでした。

ほんの少しハードルの高い魚介類ですが、この本ではまぐろ、あじ、鮭、ぶり、さば、かつお、たら、いわし、とスーパーでも買いやすい魚料理のバリエーションや缶詰の使い方などが紹介されています。

わたしも作ってみたい!と思う料理をたくさん見つけた一冊です。魚料理のバリエーションを増やしたい皆様、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

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