【スーパーで絶対やってはいけない!キウイの選び方】"農学部出身"の注意に→「うっかり...」酸っぱい時の食べ方も
- 2025年01月30日更新

農学部出身、大学・大学院ともに果物の研究をしていた、ヨムーノライターのなべたけいこです。
冬の果物といえば、みかんやリンゴが定番ですが、実は「国産キウイフルーツ」も冬から春にかけて旬を迎えます。
自分の好みの食感や甘さに調節できるので、食べ方の楽しみもいろいろ。
そこで、今回の記事では、キウイフルーツの特徴や種類、選び方、おすすめの食べ方をご紹介します。
知られざる魅力を知り、ぜひ食卓に加えてみてくださいね!
キウイフルーツの特徴
まず、知っておきたいのは、キウイフルーツは「追熟」が必要な果物であること。未熟な状態で収穫された後、エチレンガスによる「追熟」処理をされてから、出荷されています。
追熟された果実は徐々に熟していき、果肉がやわらかくなって糖度も上がっていき、皆さんに食べられます。
このような味の特徴に加えて、キウイはビタミンCやカリウム、食物繊維などが含まれている果物としても広く知られています。
キウイフルーツの品種
キウイフルーツには、さまざまな品種がありますが、代表的なのは、「グリーンキウイ」と「ゴールドキウイ」。
グリーンキウイは、緑色の果肉が特徴で、さっぱりとした酸味と甘みのバランスがいい品種です。
ゴールドキウイは、果肉が黄色で、甘みが強く酸味は控えめ。なめらかな舌触りでリッチな味わいが特徴です。
「国産キウイフルーツ」とは?
キウイフルーツの産地といえば、海外産のイメージが強いかもしれませんが、日本国内でも愛媛県や福岡県を中心に栽培され、毎年約2万トンもの量が収穫されています。
国産のキウイフルーツは、11〜3月頃に食べることができます。一方で海外産は4月頃から秋頃まで流通するので、日本では1年中食べられるんです。
品種については、一昔前まで、国内ではグリーン系の栽培が主流でしたが、現在は人気の高いゴールド系品種も増えてきていて、「東京ゴールド」など新たな国産の品種も生まれています。
出典:東京都農林総合研究センター「キウイフルーツ東京ゴールド」
美味しいキウイフルーツの選び方
店頭で買う時と、その後家庭で活かせる、ちょっとしたコツをご紹介します。
まずは、外見。皮に傷がなくて、形が均一で、褐色の産毛が均一に生えているものを選びましょう。
かたさについては、すぐ食べたいならばやわらかいもの、そうでなければ少しかためのものがおすすめです。
購入後、常温でしばらく置いておくとやわらかくなるので、お好みにあわせて調整してくださいね。
少し酸味のある状態で食べるもよし、しっかり甘く熟させてから食べるもよし。自分の好みに合わせられるのもキウイの楽しみ方の一つです。
食べ頃のやわらかさになったけれど、すぐに食べない場合は冷蔵庫に入れましょう。やわらかくなるスピードがゆっくりになります。
選ぶときにやってはいけないこと
店頭で選ぶときに、気を付けたいのが果物の持ち方です。
手のひら全体で包み込むように優しく触りましょう。キウイを縦に持ち、力を入れて押してしまうと果肉が傷んでしまうので、やらないでくださいね。
キウイフルーツのおすすめの食べ方
定番の食べ方といえば、横に半分に切りスプーンですくう食べ方ですよね。
でも個人的におすすめしたいのは、「輪切り」。皮を剥いて、輪切りにスライスすると見た目もよく、食べやすいですよ。
もし酸っぱい果実にあたってしまったときは、ジャムの材料にするのがおすすめです。酸味が引き立って、パンやヨーグルトにピッタリです。
季節限定の国産品を楽しもう!
今回は、キウイフルーツの特徴と選び方、おすすめの食べ方についてご紹介しました。
酸味がさわやかな状態でも、しっかり甘く熟した状態でも、それぞれの良さを楽しめます。生で食べるだけでなく、ジャムなどに加工しても美味しいですよ。
また、「国産キウイフルーツ」は冬から春にかけてしか出回らない季節限定の味覚です。
お店で見かけたらぜひ手に取り、食卓を彩ってみてくださいね!

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