「ドライアイスはよくないのです」【元パティシエ】が明かす『絶対やめてほしいケーキの保存法』その理由に「知らなかった...」

  • 2024年12月25日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

今年のクリスマスケーキは予約購入に挑戦すると決めて、カタログを手にしました。

ここの白い部分はクリームなのか、ムースなのか、どんなフレーバーなのか……など事細かに説明されていて、その丁寧さに驚きました。

しかしよく考えると、ケーキを持ち帰った後のことについて教えてもらうことってないですよね。

そこで今回は、編集部の知り合いの、元パティシエに聞いた「元パティシエは絶対にやらない!クリスマスケーキの保存法」を紹介します。

元パティシエは絶対やらないNG保存

買ってきたケーキの保存方法として、1番やってはいけないのが、ドライアイスと一緒に保存です。

ドライアイスが入っていた方がしっかり冷えそう!と、そのまま冷蔵庫に入れてしまいがちです。

しかし、生クリームがドライアイスから出る炭酸ガスを吸収してしまい、口当たりが悪くなりケーキがまずくなってしまうそう。

「過去にお店が停電してしまったことがあって……。ショーケースにドライアイスを入れてしのごうとしたところ、全部のケーキがダメになってしまったことがあります(涙)」(元パティシエ)

えええ〜!考えただけで泣けてきます。
せっかく買ったケーキをむだにしないためにも、家に帰ったらドライアイスは箱から取り出しましょう。

パティシエが実際にお家でやっている保存法

じゃあ、どうやって保存したらいいの?という疑問に、元パティシエが実際にお家でやっている方法を伝授いたします!

「買ってきた時のケーキ箱のまま冷蔵庫にしまいます」(元パティシエ)

えっ!そうなの?ズボラな筆者でもできる!と自信が湧きました。
ここで大切なのは、必ずドライアイスを取ってから冷蔵庫に入れるということです。

その日のうちに食べるのであれば、この保存方法で問題ないそうです。

「食べきれなかった分は逆さまにした保存容器で保存します」(元パティシエ)

逆さまにした保存容器での保存方法

ケーキの高さよりも深い保存容器を用意し、

①保存容器のふたにケーキをのせ、②上から保存容器をかぶせて完成!
カットケーキは1つ1つ下に紙が敷かれていることが多いため、ふたに直接のせてもOKです。

余ったホールケーキを保存する場合は、紙が下に敷かれていないので、保存容器のふたに「アルミホイル」を敷いてからケーキを置くとよいでしょう。

どちらも、ケーキに敷いてある紙やアルミホイルを持って保存容器からお皿へ移せば、ケーキを崩す心配もなく食べられます!

「チーズケーキやガトーショコラは冷凍保存もできますよ!」(元パティシエ)

なんと!冷凍できるとは嬉しいですね。

ただし注意点としては、生のフルーツを使ったショートケーキの冷凍保存は、解凍時に水分が出てべちゃっとしてしまうので避けた方がいいそうです。

正しい保存方法でおいしいうちに楽しもう

今回は、元パティシエに聞いた「元パティシエは絶対にやらない!クリスマスケーキの保存法」を紹介しました。

せっかくおいしいケーキを買ってきたのに「保管場所がない!」とならないように、クリスマスケーキを取りに行く前に、計画的に冷蔵庫を整理しましょう。

ショートケーキは早めに食べて、チーズケーキやガトーショコラは冷凍してゆっくり楽しむという技があることもわかったので、筆者は追加購入も視野に入れました。

ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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