「女優・吉高由里子さんの投稿」で一躍脚光を浴びた【モロヘイヤ】"お浸しにしない"意外な食べ方が美味しい!
- 2024年08月26日公開
こんにちは。ねばねば野菜が大好きなヨムーノライターの蘭ハチコです。モロヘイヤやオクラなどのとろっとした粘り気がたまりません。
モロヘイヤはおひたしにする、もしくは茹でて刻んで納豆と和えてご飯にかける、この二択でほぼ食べています。
余談ですが、モロヘイヤといえば最近、女優の吉高由里子さんがXにて「気付いたらスーパーに行ってまな板の上で片っ端から叩いてた」とポストし、一躍脚光を浴びましたね。
吉高さんご本人がおっしゃる通り「夏のせい」でモロヘイヤ欲が高まっている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなモロヘイヤのレパートリーを増やしたく、新たなレシピに挑戦しました。
スープのプロ考案!エキゾチックとろみスープ
チャレンジしたのはNHK『きょうの料理』で紹介された、料理研究家・有賀薫さんの「トマトとモロヘイヤのポタージュ風」です。
モロヘイヤがたっぷり入って、とろみがついたスープ。カレー粉を使って仕上げるので、エキゾチックな味わいが楽しめそうです。
子どものために作っていた目覚ましスープをきっかけに、スープ作家として活動を開始した有賀薫さん。このレシピも、さすがといえるポイントがいくつも詰まっています。
有賀薫さん「トマトとモロヘイヤのポタージュ風」の作り方
材料(2人分)
・ミニトマト…1パック(200g)
・モロヘイヤ…1ワ(80g)
・にんにく (大)…1かけ
・カレー粉…適宜
・オリーブ油…大さじ2
・塩…塩小さじ1/2+適宜
・水…カップ3
※水は1カップと2カップにわけて使います。
※カレー粉はクミンパウダーに変えても良いそうです。
※ミニトマトは14個分でちょうど200gでした。
作り方①材料を切る
ミニトマトはヘタをとって半分に切り、にんにくはつぶしておきます。
モロヘイヤは葉と茎に分け、葉はザク切りにします。茎はあとの工程で使うため、捨てずにとっておきましょう。
作り方②ミニトマトを炒める
鍋にオリーブ油とにんにくを入れて弱火にかけ、香りがたったらミニトマトを入れます。このとき、トマトの切り口を下にすると煮えやすいそうです。
温まったら、へらなどで軽くつぶしながら中火で炒めましょう。
作り方③モロヘイヤの茎を入れて煮る
ミニトマトが煮くずれてきたら、モロヘイヤの茎を加えます。
ここがポイントです。茎を一緒に煮ることで、だしがとれるそう。いつもかたい部分は捨てていたので、もったいないことをしていました。
茎はあとで取り出すので、鍋の端にまとめて入れましょう。
水カップ1、塩小さじ1/2を加えてふたをし、5分間煮てください。
作り方④モロヘイヤの葉を加えて味を調える
ふたを取ってモロヘイヤの茎とにんにくを取り除き、水カップ2を足します。
水が沸騰したらモロヘイヤの葉を加えて、ひと混ぜ。40〜50秒間ほど煮ましょう。味をみて適宜、塩で調えて火を止めてください。
器に盛り、お好みでカレー粉をふれば完成です。
【実食】コンソメいらずのコク旨スープ
ミニトマトの赤とモロヘイヤの緑が美しい対比。色鮮やかで、食欲をそそります。
にんにくの香りがふわっと広がるとともに、カレー粉のスパイシーな香りが加わって、エキゾチックな雰囲気です。
今までスープを作るときは、コンソメなどいろいろなものを加えていましたが、こちらの味付けは塩だけ。
物足りないのでは?と思っていましたが、スープを飲んだ瞬間に大満足の味だと確信しました。
ミニトマトとモロヘイヤの旨みがしっかり出ていて、コクがあります。
酸味もほんのりと感じられ、爽やかな味わい。にんにくの風味が後からじんわりと盛り上げます。
モロヘイヤの茎を入れただけで、こんなに深みが出るとは驚きました。今までどれくらい無駄にしていたんだろう……。
葉の部分は軽く煮込んだだけなので、とろみとシャキシャキ食感が同時に味わえます。たくさんのモロヘイヤを使っているので、温かいサラダのよう。
「飲む」より「食べる」と言うほうが適切かもしれません。
ミニトマトはやわらかくて、ジューシー。するすると喉を通り過ぎていきます。
カレー風味なので、子どもも食べやすいでしょう。
余ったらスパイスカレー風にアレンジ
スープが余ったので、翌日カレー粉を多めに入れて温めてみました。スープ全体にスパイシーで香ばしい香りが広がります。
かために炊いたご飯と合わせれば、抜群の相性。くたくたになったモロヘイヤの葉がよく馴染みます。
まるで本格スパイスカレーを食べているような錯覚に陥りました。
もし、作りすぎた場合は試してみてくださいね。
モロヘイヤを買ったら作ってみて
シンプルながらも深い味わいが楽しめる、満足感たっぷりのスープでした。
たくさんのモロヘイヤが食べられるのも嬉しいところ。手軽に作れるので、チャレンジしてみてくださいね。
業務スーパーとカルディに毎週通い、お得に美味しく適度な手抜きをして生活しています。海外グルメとお酒のおつまみには目がないwebライターです。「美味しいものは人を幸せにする」と信じています。毎日がちょっと幸せに過ごせる、お得で美味しい素敵なモノをご紹介します♪
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