【お願い!ナスがあったらこれ作って!】鳥羽シェフが教える「ナスのサクサク揚げ」ひと言では言い表せない
- 2024年05月25日公開
こんにちは、食べることが大好きなヨムーノライターのRitaです。
いつもと違うものが食べたくて検索をしていたら、素敵レシピを発見。
YouTube『シズるチャンネル』でレストランsioのオーナーシェフ・鳥羽周作さんがフランス発祥のベニエ生地を使って「ナスのサクサク揚げ」を作っていました。
天ぷらと似ているのに全く違う仕上がりと食感は、一度食べたら何度でも作りたくなるほどの絶品だったので、是非ご紹介させてください。
ベニエ生地とは?
フランス版の天ぷらといわれるフリット(サクサク揚げ)を、鳥羽シェフはベニエ生地で作ります。
フランスで揚げ菓子に使われるベニエ生地は、小麦粉にドライイーストとビールを混ぜて発酵させたもの。
ビールやイーストが香ばしく、サクサクした食感で、中がふんわりしているのが特徴です。
ドライイーストが家にないという方も多いかもしれません。
しかし、是非このためだけにドライイーストを準備してほしいくらい、このベニエ生地が最高なんです。
生地に包まれるナスもひと工夫することで、とろとろふわふわサクサク、ひと言では言い表せないほど絶品料理が出来上がりますよ!
鳥羽周作さんの「ナスのサクサク揚げ」の作り方
材料(作りやすい分量)
・ナス…2本
・牛乳…150g
・塩…適量
・揚げ油…適量
・薄力粉(まぶす用)…適量
【ベニエ生地】
・薄力粉…100g
・ドライイースト…10g
・ビール…135ml
作り方①ベニエ生地を作る
ボウルに薄力粉、ドライイースト、ビールを入れてよく混ぜ合わせましょう。
ラップをして30分、日当たりの良い窓際などの暖かいところに置いて発酵させます。
作り方②ナスを切って牛乳につける
ナスはヘタを落とし、ピーラーなどで皮をむいたら、縦に4等分に切ります。
切ったナスにフォークで穴をあけて、牛乳を入れたバットに入れましょう。落としラップをしてそのまま30分つけ込みます。
作り方③ナスにベニエ生地をつけて揚げる
30分後、ナスを取り出してペーパーでしっかりと水分を拭き取ります。
水気をとったナスに薄く薄力粉をまぶし、発酵して少し膨らんだベニエ生地にくぐらせてまんべんなく生地をつけたら、180度の揚げ油で揚げましょう。
油の中でひっくり返しながら全体がこんがりときつね色になるまで揚げて、油をしっかり切ったら完成です。
このサクサク感は初めて!
しっかり目に塩を振って、いただきます。
ドライイーストのおかげか、パンが焼き上がったかのような香ばしい香りがしてきます。
プクッと丸く膨らんだ衣は、触っただけでもサクサクなことがわかるほど。
しっかりした固さでカリッとしていて、お箸でつついても全く崩れる様子はありません。軽く叩いてみるとカチカチと音がします。
ザクっと音を立てながらかじってみると、ナスから熱々の油がジュワッと滲み出てきます。
甘くてとろーんとしたナスに対して、ザクカリ食感のベニエ生地。このコントラストが楽しくて食べる手が止まりません。
ナスを牛乳につけるのは初めてでしたが、こんなにとろけるように仕上がるなら、毎回欠かさずつけたくなります。
天ぷらを塩につけて食べる要領で、少し多いかなと思うくらいの塩を振って食べるのがオススメ。
ミルで挽いた岩塩で食べてみましたが、塩味がアクセントになってナスの甘みと生地の香ばしさを引き出してくれました。お気に入りの塩で食べるのもいいですね。
次から次へとエンドレスで、2本のナスは気づくと1人でペロリと食べていました。
残った生地で好きな野菜を揚げてみる
この分量で作った生地は、ナスを4本使っても良いくらいの量が出来上がります。
余ったので冷蔵庫にあったズッキーニ(分量外)とマッシュルーム(分量外)につけて揚げてみました。
食べる手が止まりません。
この生地で揚げたら、冷蔵庫の野菜全部食べちゃうんじゃないかと心配になるほど気に入りました。鶏肉や白身魚にも良く合いそうです。
ひと手間だけど、手間じゃない!
ドライイーストを使ったり発酵したりする時間など手間のように感じますが、美味しくなる為には欠かせない大事な"ひと手間”。このひと工夫を惜しまずにやってみてください。きっと2度3度と作りたくなることでしょう。
冷めても生地がふっくらしているので、お弁当に入れてもいいですね。
鳥羽シェフのレシピはまだまだたくさん!
今回紹介した「ナスのサクサク揚げ」以外にも、鳥羽周作シェフのYouTubeチャンネル『シズるチャンネル』には食欲そそられるレシピがたくさん!
ぜひ覗いてみてくださいね。
お得に楽しめる美味しい食材を見つけに、オーケーに通い続けること15年。大好きなワインに合うメニューを考えてお料理している時間に最高の幸せを感じるライター。日本や世界の各地で美味しいものを食べて鍛え抜いたこの味覚で、あなたにピッタリの美味しいものをご紹介します。
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