【出汁をとった昆布、捨てないで〜!】ほらこんなに立派じゃない!「ごはんのお供に大変身」でおかわり2杯目突入!
- 2024年03月21日公開

こんにちは。出汁ガラの立派な昆布が捨てられない、ヨムーノライターのやまだかほるです。
味噌汁と白いご飯があれば、とりあえず食事は完成したようなものだと思っており、味噌汁を作るときには、出来るだけ出汁をとるようにしています。
「出汁」とひと口に言っても、煮干し出汁もあれば、昆布出汁も、鰹節を使う時もあります。具材や、そのときに飲みたい味をイメージしたり、手持ちのものでどうにかしたりする時もあり、臨機応変にあまり面倒にならない方法でとっています。
そこで、出汁を取ると出てしまう「だしがら」の昆布を使ったおいしいレシピを紹介します。
いつもは捨ててしまう出汁用昆布を使って
出汁を取るために、一番簡単なのは出汁用昆布を水に入れて放置という方法。
お鍋の時も、大根を煮るだけの時も、湯豆腐にも、鰹出汁をとるのが面倒な時にも、とりあえず昆布を鍋に放り込みがちです。
えぐみ、雑味が出るので泡がついたら引き上げると本には書いてあり、その通りにするときもあれば、入れっぱなしにしておく時も、途中で刻んで一緒に食べることもあります。
大きな状態で引き上げた昆布は、そのまま捨てるのは勿体無いくらいに立派。これを私はこんな風にクリップに挟んでレンジフードに引っ掛けて再度乾燥させています。
乾燥させると保管しやすくて、最高です。
そして、この昆布が3〜4枚たまったら、佃煮にしましょう!
昆布のうま味は、出汁になってほぼ出てしまっているので、それだけだと調味料の味しかしない気がしますよね?そこで、最強に旨味たっぷりの干し椎茸をプラスしていきます。
実は簡単!「煮るだけのシンプル佃煮」作り方
※写真中央奥にある戻し汁は、作り方①の後にできあがります。
材料(作りやすい分量)
・10cm程度にカットした出汁用昆布(で出汁を取った後のもの)…3枚
・小さい干し椎茸…6個程度
・醤油…大さじ4
・砂糖…大さじ2
・みりん…大さじ1
・酒…大さじ2
・酢…大さじ2
作り方①乾燥させた昆布と干し椎茸は水に浸して戻す
こういうのは、焦ってもすぐには戻らないので、そろそろ昆布を煮ようかと思った日の朝に水(適量・分量外)につけておき、帰ってきたら作ります。
疲れて嫌になっちゃったら、冷蔵室に入れておいて次の日でも大丈夫。
一気に作ろうとするのではなく、作業や工程を小分けにすることで、面倒に思える手順も、軽やかにクリアできますよ。
まずは乾燥した昆布と干し椎茸を取り出し、水につけておきましょう。昆布と干し椎茸は思いの外大きくなるので、水の量はかぶるくらいがおすすめ。
ほら、一瞬でできましたね?
のちほど小鍋で煮るときに、この戻し汁も使います。いい旨味が出ているので、捨てずに取っておいてくださいね。
作り方②材料を切る
戻った昆布は幅を半分に切って細い千切りに、椎茸も軸を取って千切りにします。
作り方③小鍋で煮る
①の戻し汁(100ml)と、調味料を全て入れて混ぜ合わせ、昆布と椎茸も入れて中火にかけます。フツフツと湧いてきたらアクが出るので、丁寧にすくってから小さな火に落としましょう。
蓋をして20〜30分、時々かき混ぜながらゆっくり煮ます。 昆布は思いのほかかたいのですが時間をかけて煮ることで、やわらかくなりますよ。
作り方④水分量を調整する
水分量が多いようなら、蓋を外してしばらく煮ましょう。適度に水分が飛んだらそろそろ出来上がり。
作り方⑤味を調える
味をみて甘みが強いようなら少し醤油を足し、もう少し甘いのがよいなら少し砂糖を足す、という作業をして自分好みに調えたら完成です。
だしがらで作ったとは思えない1品が!
酢を入れることで、ただ甘いだけじゃないキリッと締まった味になっています。
このくらいの分量だと、白いご飯のお供に、おにぎりの具に、お弁当に、お茶漬けにもとあっという間になくなりますよ。
余るようなら小分けにして汁気も含めてラップに包み冷凍しておくと、鶏飯やそうめん、冷やし中華の具材としてもすごーく重宝します。
忙しく過ごした1日の後、立派なおかずはなくても、白いご飯と漬物とこんな佃煮があれば幸せにお腹が満たされます。うん、2杯目はお茶漬けでいこうか。

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!
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