「悪い食べ方よ。でも大好き」あんこ狂いの【マツコさんがよくやる】"あんバタートースト"が罪深く旨い!

  • 2024年01月04日公開

こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターの安達春香です。

小豆の素朴な甘さを楽しめる「あんこ」。ぜんざいやおはぎに使ったり、アイスに添えたりと使い方のバリエーションはさまざまですが、余らせてしまうことも多いですよね。

今回は、あんこ好きと豪語するマツコ・デラックスさんがテレビで紹介していた「あんバタートースト」を作ってみました。

マツコさんイチオシの「あんバタートースト」

テレビ番組『マツコ&有吉 かりそめ天国(2023年10月6日放送)』で「あんこはねぇ、ホントにいいヤツだから」とあんこ愛を爆発させていたマツコさん。伊勢名物の赤福を1人で1箱食べるほど大好物だそうです。

番組内で「悪い食べ方よ。でも大好き」と大絶賛していたのが、食パンにあんこを塗ってこんがりと焼き上げた「あんバタートースト」。

芸能界イチ美味しいものをたくさん食べていそうなマツコさんが推しているなら、間違いないに決まっています!さっそく作っていきましょう。

材料

・あんこ:適量
・バター:適量
・食パン:1枚

作り方

食パンにあんこを塗り広げます。このとき、あんこはキワキワまで塗らないのがおすすめです。

あんこを塗らなかった部分は食パンがサクサクしていて、あんこを塗ったところはふわふわ。2種類の食感が楽しめますよ。

オーブントースターで表面がこんがりするまで5分ほど焼きましょう。

よくカフェなどで見かけるあんバタートーストは、焼いた食パンの上にバターとあんこを塗っていますが、マツコさんの食べ方は「あんこの表面が少し固くなるくらい焼く」のがポイントなんだとか。

焼き上がったら温かいうちにバターをのせて完成です。

工程はたったの3ステップ!簡単に作れるので忙しい日の朝食やササッと小腹を満たしたいときにぴったりです。

小豆のバターの風味が引き立つ禁断の味

出来上がったあんバタートーストをかじってみると、焼いたことであんこに香ばしさがプラスされて、いままで食べてきたものよりも小豆本来の風味が増しています。

心なしか食パンとの馴染みも良い!今回粒あんを使ったのですが、小豆のホクホクとした食感も際立っています。

ジュワッと溶けたバターのコクと塩気であんこの甘みが引き立ち、パンとの相性もぴったり。

バターを全体的に塗り広げていないので、あんこだけの甘い部分とバターが多い甘じょっぱい部分があり、ちょっとずつ違った味わいを楽しめます。

トーストにバターを塗り広げて、その上からあんこをのせる一般的な「あんバタートースト」と比べて、バターの風味も強いような気がします。塗る順番を変えるだけで、こんなにも印象が変わるんですね。

背徳感のある味わいの虜になり、食べ出したら止まりません……。ダイエットのことなんて忘れてしまう危険な食べ方です。

ちなみに、あんバタートーストはご想像の通りハイカロリーですが、小豆には健康や美容にうれしい栄養素が豊富。

美肌に欠かせないポリフェノールやビタミンがたっぷりで、お通じを良くする食物繊維も多く含まれているんです。

もちろん食べすぎは良くありませんが、栄養価が高い食べ物なので罪悪感を捨てて食べちゃいましょう!

出典:「こし練りあんの成分表」日本食品標準成分表(八訂)増補2023年

余ったあんこは冷凍がおすすめ!

開封後のあんこは冷蔵で4~5日を目安に食べ切るのがベストですが、なかなか難しいですよね。余ったあんこは冷凍保存するのがおすすめ。

あらかじめ食パンにのせられる大きさに小分けして冷凍しておけば、そのままトーストできて便利です。保存期間は約1か月です。

焼くだけで風味倍増!

マツコさん激押しの「あんバタートースト」は、いつもと材料は同じなのに、塗ってからトーストすることで小豆とバターの風味が強くなっていました。

あんことバターの甘じょっぱさは中毒性があり、一度ハマると抜け出せなくなりますよ。あんこが余ったときはぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

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