「とりあえず柿は大きいの選ぶ」←コレやめて!【スーパー青果部】が教える「めちゃ美味しい」選び方まとめ

  • 2023年10月29日公開

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

10月に入り、ぶどうや梨、いちじく、柿など秋の果物の売り場面積が広がってきました。その中でも柿は、濃い橙色の見た目が秋らしいですよね。

みなさんは、柿をどんな基準で選んで買っていますか?

「なんとなく大きいのがお得そう!」と大きさだけを見て選ぶ方が多いかもしれませんが、ハズレをひかないために、見てほしいポイントがまだまだあります。

せっかく柿を買うなら美味しいのを食べたいですよね!今回は「失敗しない!美味しい柿の選び方」を紹介していきます。

あなたの好みはどっち?まずは柿のかたさをチェックしよう

柿は熟度によって、食感や味わいが全く異なります。美味しい柿の選び方を知る前に、自分がどのかたさの柿が好みなのか確認しておきましょう。

シャクシャクとした、かたい食感の柿が好きな人もいれば、柔らかい柿が好きな人もいます。

売り場に出ている柿を触ると、表面のかたさで、ある程度中の状態をチェックできます。

グジュグジュになった柿が好きな方は、見切りコーナーに柔らかくなった柿がおかれている可能性が高いので、見切り品コーナーをチェックしてみてください。

※傷む可能性があるので、強く触り過ぎないように気をつけましょう。

大きさだけじゃない!美味しい柿の選び方

新鮮でおいしい柿の特徴はこちらの2つ!スーパーでは、このポイントをクリアしている柿を買いましょう。

  1. ずっしり重量感がある
  2. 皮にハリとツヤがある

選び方①柿の重さ・大きさをチェック

ずっしり重い柿は、水分量が多くジューシーで美味しいんです。

柿農家さんから教えていただいたのですが、同品種であれば、柿はなるべく「大きいもの」を選ぶと良いそうです。

大玉の柿は、生育が良くしっかりと栄養が行きわたっており、美味しさの証拠なんです。

選び方②皮にハリとツヤがある

皮にハリやツヤがある柿は、収穫後時間が経過していない証拠です。実の水分が抜けておらず鮮度が良い状態といえるでしょう。

シワが出てきている柿は、鮮度が落ちて柔らかくなってきているので注意しましょう。

柿には虫が入りやすい!

そんな柿ですが、以前「柿の中から虫が出てきたことがある......」という相談を受けたことがあります。

実は柿は、カキノヘタムシガという虫が混入しやすい果物なんです。

でも大丈夫!「虫が入りにくい柿」を見分ける方法があるので、安心してください!

必ず見てほしい!虫が入りにくい柿を見分けるコツ

虫が入りにくい柿を見分けるコツは、柿のヘタと実に「隙間がないかどうか」をよく見ること!

カキノヘタムシガはその名の通り、柿のヘタから柿の果肉に侵入して食害を起こす虫なんです。隙間がある柿は、ひょっとしたら虫が侵入している可能性があるので、避けましょう。

美味しい柿を食べ尽くそう!

今回は「おいしい柿の選び方」と「虫が入りにくい柿を見分ける方法」を紹介しました。

大きさだけでなく、重さや皮のハリ、身とヘタの間にすきまがないかどうか、要チェックです!

今が旬の柿をたくさん食べて頂けると嬉しいです。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
おうちごはん

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ