【食パンに"あの液体"をひたすとスゴイ】「美味しいだけじゃない」"なんかダルい"不調→ぶっ飛ばす!?

  • 2023年10月11日公開

こんにちは、管理栄養士でくふうLive!ライターの安達春香です。

徐々に朝晩が涼しくなり、ずいぶんと過ごしやすくなりました。秋はおいしい食材が多くなり、おでかけする機会も増えるため、健康には気をつけたいですよね。

せっかく暑さが落ち着いたのに、「なんだか体がだるい」「食欲がない」といった謎の不調に悩んでいませんか?

実はその症状は「秋バテ」が原因かもしれません。今回は秋バテ解消におすすめのドリンクとアレンジレシピをご紹介します。

なんだかだるい.......”秋バテ”にはココアがおすすめ

夏は食欲がなくなったり、体が疲れやすくなったりといった夏バテに悩まされますよね。朝晩の気温が下がり、夏バテが治りかけたと思った頃にやってくるのが「秋バテ」。

夏場は暑さから逃れるためにクーラーをガンガンにつけたり、アイスを食べたりと体を冷やす行動が多くなり、自律神経が乱れてしまいます。

その状態で秋になると、体が急激な気温の変化についていけなくなり、だるさや頭痛、めまいなどの不調が現ることも。

そんな秋バテ解消におすすめなのが、甘くてほろ苦い「ココア」。ココアには、テオブロミンという自律神経を整える成分が含まれています。

便秘解消やリラックスなどうれしい効果も◎

ココアには便秘の解消に効果的な食物繊維がたっぷり。なんと、食物繊維が多い野菜の代表ともいえるゴボウとほぼ同じ量が含まれています。

便秘に悩んでいる方やおなかの調子を整えたい方にぴったりですね。

また、"幸せホルモン"と呼ばれる「セロトニン」を増やす働きがあり、リラックスやストレス解消にも効果的。全身の血行を促す作用もあるので、秋冬に気になる冷え性の予防にもおすすめですよ。

さらに血液の材料になるビタミンB12や鉄分も多く含まれていて、貧血予防にもなるんです。

なお、ミルクココアには砂糖がたっぷり含まれているので、糖質が気になる方はカカオのみを使用したピュアココアを選ぶのがおすすめ。1日1杯を目安に飲むようにしましょう。

森永公式レシピ「ココアフレンチトースト」

ココアは牛乳で割って飲むだけでなく、クッキーやケーキなどのお菓子作りに使うのもおすすめ。

森永の公式サイトには、ココアを使ったレシピがたくさん紹介されています。今回は少ない材料で簡単にできる、ココアフレンチトーストを作ってみました。

材料(2枚分)

・ココア…大さじ山盛1(20g)
・卵 …1個
・牛乳 …100ml
・食パン(6枚切り) …2枚
・バター…適量
・マーマレード …適量
・粉砂糖…適量

作り方

①ボウルに卵を割り入れ、ミルクココアと牛乳を加えてよく混ぜます。

②①に食パンを浸します。ボウルでは食パン全体が浸からないので、バットを使うのがおすすめです。

このとき、食パンにフォークで穴をあけておくと、卵液が早く中まで染み込みます。時間が経つとココアが底に溜まってしまうため、ときどきかき混ぜましょう。

③フライパンを火にかけてバターを溶かし、②を入れて両面にこんがり焼き色がつくまで焼きます。

お皿に盛り付けて粉砂糖をかけ、マーマレードを添えたらできあがりです。

ほろ苦さがたまらない!大人な味わいのフレンチトースト

食パンをココア入り卵液に浸けて焼くだけで、贅沢なスイーツが完成しました。

一口食べてみるとふんわりとろっとした食感で、ココアのコクと甘み、ほろ苦さがじゅわっと出てきます。バターのほんのりとした塩気と濃厚な風味もたまりません。

マーマレードの爽やかさとココアの風味が相性抜群で、朝食やおやつにぴったり。紅茶やコーヒーとの組み合わせも良く、甘すぎない少し大人な味わいのフレンチトーストです。

もっと風味を出したい方は、お好みでラム酒を加えるのもおすすめです。

ココアで秋バテを防ごう

自律神経の乱れや朝晩の寒暖差で起こる秋バテには、甘くてほろ苦い「ココア」が効果的。

秋バテ解消だけでなく、貧血予防や冷え性、便秘の改善にもおすすめですよ。ココアで自律神経を整えて、これからの行楽シーズンを元気に過ごしましょう。

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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