【とうもろこしの調理、どうするのが正解なの?】「茹で・レンジ・蒸し」対決したら...⇒ウマさが段違い!

  • 2023年12月05日更新

こんにちは!元料理教室講師、くふうLive!ライターのharusanです。

夏真っ盛り、店頭には生のとうもろこしがたくさん売られていますね。簡単だからレンジ、今日はたくさんあるから茹でる、など時と場合に応じて調理法を変えて作っています。

しかし、実際はどの加熱方法のとうもろこしが一番おいしいのでしょうか?

各調理法もレクチャーしながら、同時に買ったとうもろこし3本で「茹でる・レンジ・蒸し」調理2時間後のそれぞれの味や食感を比較してみました。意外な結末に注目ですよ。

毎年直面する「とうもろこし加熱方法」問題

毎年迷うんです。今年はレンジかな、いつもの茹でる方法にしようかな……実際はどの方法が一番おいしいのかなと。

そこで今回は本気で実験!想像以上にそれぞれの味や見た目に違いがあり、料理の仕事を多くしてきた筆者でも驚きました。

調理法~味の違いまで詳しくのせますので、今夏のとうもろこしライフの参考にしてくださいね。

「茹で・レンジ・蒸し」どれが一番おいしいの?検証

条件が変わってはいけないので、同じ日に同じ場所で買ったとうもろこしを3本を各方法で加熱し、実食レポします。

また、今回は出来立てではなく「加熱2時間後」の冷ました状態をチェック。加熱後の保存も考えて2時間後も見た目がきれいでおいしいのは果たして……?

とうもろこし加熱方法【茹で】

たっぷりの水を入れた鍋に、数枚皮を残したとうもろこしを入れます。沸騰してから5分加熱+火を消したあと冷めるまでそのまま湯の中に入れておきます。

とうもろこしの表面に浮いてきてしまうので、耐熱皿などの重しをのせてくださいね。

ぷりぷり食感がピカイチ!【評価★★★】

・見た目…ぷりっぷり、ツヤツヤ
・甘み…あっさりした甘み
・食感…ぷりぷり、みずみずしくジューシー

みずみずしさは3種の中で一番!見た目もハリがあり、次の日やお弁当に入れてもへこたれないハリとぷりぷり食感!

甘みは蒸しやレンジに劣るものの、あっさりしておいしいと思える甘さで満点評価。

とうもろこし加熱方法【レンジ】

数枚皮を残したとうもろこしを水でぬらし、ラップを二重にしっかり巻きます。電子レンジ500w/5分加熱して完成。

ラップをしたまま冷めるまで置いておきます。

一番お手軽だけど…【評価★☆☆】

・見た目…しわが目立つ、加熱差も激しい
・甘み…激甘!
・食感…筋っぽい

甘味は3種の中で一番!しかし、見てお分かりの通り、加熱2時間後はしわと筋っぽさが目立ちます……。水をかけてから加熱しましたが、お湯の中より冷める過程での温度変化が激しいことや、水分が足りずこのような結果になったと思われます。

出来立てはぷりっとした状態なので、すぐ食べたい場合は調理法の点では簡単で優れていますよね。

とうもろこし加熱方法【蒸し】

蒸し方は、数枚皮を残したとうもろこしをしっかり湯の沸いた蒸し器に入れて10分加熱。加熱後はラップを巻き、冷めるまで置いておきます。

蒸し器がない場合は上写真のように、輪っかにして高さを出したアルミホイルの上に耐熱容器を置き、水を入れて沸かせば即席蒸し器が完成しますよ。

蒸し器がなくてもできる【評価★★☆】

・見た目…一部しわがあるが全体的にハリツヤがある
・甘み…甘い(茹でとレンジの中間くらい)
・食感…ほどよいぷりぷり、シャキシャキ

「一番甘みが強いのでは?」と予想していたのですが、意外にもレンジの方が甘みは強かったです。レンジと茹での良いとこどりのような結果で、甘みもみずみずしさもありました。

しかし、一部しわがあったことや、「茹で」ほどのみずみずしさがなかったので★2つ。

というわけで我が家は○○一択です

完全に個人的な感想ですが、筆者は「茹で」が一番バランスよくおいしいと感じました。レンジ加熱は甘いけれど時間がたつとしわや筋っぽさが目立ちます。

とうもろこしは購入後一気に加熱するので保存の面を考えてもい、いつまでもみずみずしさを保つ「茹で」は魅力的。

「蒸し」は本格的な蒸し器があれば、もっと下からの蒸気量も多くみずみずしさや甘みの具合も変わったかもしれません。

みなさんのお好みやライフスタイルに合わせて調理法を選んでくださいね。

この記事を書いた人
フードコーディネーター・米粉マイスター
harusan

元料理教室講師、自身でも教室開業経験がありレシピ記事執筆が得意。フードコーディネーター・米粉マイスター。小学生と保育園児の2児の母。お酒とおつまみ大好き。

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