「キャベツ」いきなり野菜室に入れないで!?【スーパー青果部】が教える「シャキシャキ長持ちさせる保存方法」裏ワザがスゴイ
- 2024年09月11日更新
こんにちは、スーパーの青果部で10年働く、くふうLive!ライターのテツです。
皆さん、最近キャベツを食べていますか? キャベツは全国各地で作られている野菜で、品種も多くあり、ハウスで栽培される野菜を除くと、年中おいしいものが食べられる唯一の野菜です。
例えば、春は春キャベツ、夏になると高原キャベツ、冬は冬キャベツ(寒玉キャベツ)と、どれもそれぞれ特徴がありおいしいのですが、個人的には冬に出回るキャベツは、甘みが強くどんな料理にしてもおいしいのでオススメです。
キャベツは比較的長持ちする野菜ですが、正しく保存することで、さらに長期間保存することができます。
そこで今回は、「キャベツをシャキシャキおいしいまま!長持ちさせる保存方法」を紹介していきます。
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いきなり冷蔵室に入れないで!キャベツは「成長点を壊してから」保存して
野菜や果物は収穫されたあとも生きており、成長し続けているんです。
そのまま成長を続けさせてしまうと、可食部の養分や水分が成長のために使われ、栄養や糖分、おいしさが失われてしまいます。当然、冷蔵室に入れても長持ちしません。
キャベツの成長を止めるには、冷蔵室で保存する前に、芯にある「成長点」を壊すか、取り除く必要があります。
成長を止める方法①芯にフォークを突き刺して壊す
キャベツの成長点は芯の上側にあります。
芯にフォークをグサグサ突き刺すことで、成長点を壊すことができます。
爪楊枝を刺す方法を聞いたことがある方も多いかもしれません。しかし、レタスの芯は比較的柔らかいため爪楊枝が刺さるのですが、キャベツの芯はかたくて爪楊枝を奥まで刺すのが大変なのです。
キャベツの成長点を壊す専用の道具も売っていますよ♪
成長を止める方法②芯ごと取り除く
芯ごと成長点を取り除いてしまう方法もあります。
まず、包丁で芯を取り除きます。このとき、芯の中心に包丁を向けて、包丁の刃を斜めに入れるのがポイントです。
濡らしたペーパーを丸めたら、芯があった場所に詰めます。
キャベツが2週間もつ!「冷蔵保存」方法
成長点を壊した(もしくは取り除いた)キャベツは以下の手順で保存すると、さらにシャキシャキおいしいまま長持ちさせることができます。
- 成長点を壊すか、取り除く
- ペーパーで包む
- ポリ袋に入れる
- 冷蔵室で保存
この方法で保存した場合の保存期間は「約2週間」です。
正しい保存方法で最後までキャベツをおいしく食べて
今回は「キャベツを長持ちさせる方法」を紹介しましたが、同様に、レタスや白菜でも応用することができますよ。
正しい保存方法を知ることで野菜を捨てる機会が減れば節約につながり、社会問題になっているフードロスを削減することにも繋がります。
ぜひキャベツを丸ごと買ったときは、今回の方法を試してみてくださいね。
スーパーの青果部で社員歴10年!野菜・果物について詳しいです。食べることが大好きで、日々おいしい食材を探してSNSで紹介しています。(Twitterのフォロワー数は52.5万人)青果物の豆知識や選び方を記事で紹介します!
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