【納豆の美味しい食べ方3選】タレ入れてから混ぜちゃダメ!
- 2021年06月09日更新
こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターのayachinです。
みなさん、納豆は好きですか?美味しさはもちろんのこと、あのネバネバ感が好きという人も多いのではないでしょうか。
今回は、テレビ番組「くりぃむしちゅーのハナタカ優越館!」で紹介されていた【納豆の知られざる美味しい食べ方】を実践します。
当たり前のように食べている納豆ですが、裏ワザを使うだけで、驚くほど美味しい納豆を食べることができます!
納豆の美味しい食べ方①空気が入るように「大きく混ぜる」
納豆はかき混ぜることによって豆の周囲についた粘り成分が集まり、さらに空気を含むことで舌触りがまろやかになっていきます。納豆の美味しさはこの舌触りの変化による部分が大きいようです。
「空気を取り込む」ことを意識して、箸を広く大きく使いながらしっかり混ぜていきましょう。
また納豆はよく混ぜることで、うま味成分のグルタミン酸が増すと言われています。
グルタミン酸って?
グルタミン酸とは昆布だしの成分で、アミノ酸の一種でありうま味の素となっています。グルタミン酸は赤ちゃんの頃から摂っている成分であり、体内でも作られているので、とても馴染みがあるうま味成分といえます。
納豆の美味しい食べ方②タレは納豆を「混ぜた後に入れる」
納豆をしっかり大きく混ぜて、ネバネバ感がふんわり感に変わったら、タレを入れましょう。
今まで、タレを入れてから混ぜていた方が多いのではないでしょうか?私もびっくりしましたが、前と後では納豆の風味が全然違うんです。
納豆の美味しい食べ方③ごはんは「少し冷ましてから」納豆をかける
ごはんは熱々の状態ではなく、少し冷ましてから納豆をかけること!
その理由は、納豆の栄養成分のメインである"ナットウキナーゼ"の活性を活かすためです。
ナットウキナーゼは残念ながら、50℃以上で働きが鈍っていき、70℃を超えると反応を起こさなくなってしまいます。
せっかく納豆を食べるのなら、発酵のときに生成された栄養素をたっぷりいただきたいもの。ごはんにかけるときは少し冷ましてから食べましょう。
びっくり!いつもの2倍美味しい
日常的に食べている納豆ですが、3つの裏ワザを実践して納豆ごはんを食べたところ、いつもより何倍も美味しく食べることができました!
粒がふわふわで、タレの味もより濃厚で味わい深い気がしました。
疑ってごめん!納豆を食べるときはぜひ参考に
いつもは熱々のごはんに納豆をかけていたので、冷ましたごはんに少し疑問をもっていましたが、いざ食べてみると冷ましたごはんでも特に抵抗はありませんでした。
むしろ健康志向の私としては、ナットウキナーゼの働きを無駄なく活かせていることに喜びを感じました(笑)。
これからも、納豆に空気が入るように大きく混ぜる、タレは納豆を混ぜた後に入れる、ごはんは少し冷ましてから納豆をかける、この3点を実践することを徹底していきます!
4人の子育てに奮闘しながら、フリーランスの管理栄養士として細く長く活動しています。多くの方に共感いただけるような、時短かつ節約に特化した食に関する情報を発信していきます。よろしくお願い致します。
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