「お雑煮」の地域差ハンパないって!海鮮から「まるでぜんざい?」まで6都府県を食べ比べ
- 2023年06月27日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。
お正月のごはんと言ったら、おせち料理にお雑煮!
お雑煮って、地域によって、さらには家庭によって全く味付けや具材が違いますよね。
今回は、お雑煮研究の第一人者、粕谷浩子氏が厳選した6都府県の”ご当地お雑煮”を紹介します。
お雑煮は、どうしてこんなに違うの?
全国各地でお雑煮と呼ばれている料理のレシピは、なんと100種類以上!
そもそもお雑煮は、お正月に年神様を迎えるためにお供えした地場の産物を、お餅と一緒にひとつの鍋で煮て、神様と一緒に食事をする、という風習から作られたもの。
そのため、海辺なら海産物、山間部なら山菜など、地域の特色が色濃く反映されています。
また、お雑煮はお正月に食べる、閉ざされた家庭のなかだけの文化だったので、「料理人の料理」ではなく、「ハレの日の家庭料理」としてゆるやかに伝承されてきました。
同じ地域であっても、家庭によって必ずしも同じ味ではないところも、お雑煮の魅力です。
岩手県は、甘いくるみダレにつけるのが特徴
大根、にんじん、ごぼう、凍り豆腐、鶏肉など、具だくさん!
素材の旨味もたっぷりですが、宮古では別皿にくるみダレを用意し、お雑煮のお餅につけて食べるのが特徴です。
一碗でスイーツ気分も楽しめる、岩手のくるみ雑煮です。
福島県・会津のお雑煮は、貝柱のお出汁で
会津の「こづゆ」は、年間を通してお祝いの関にも出されるお料理です。
筍やしいたけ、豆麩、しらたき、きくらげ、郡なん、蕨と、山の幸がたっぷり。
お肉が入っていないので、サッパリとした味わいに。
東京は、通称「菜鳥(名とり)雑煮」。縁起担ぎのお雑煮
具材は鶏肉やしいたけ、にんじん、ほうれん草とシンプルですが、彩りが良いのが特徴です。
菜鳥(名とり)雑煮とは、立身出世を目指す武士が願掛けで食べたとこからきています。
濃いめの味が後を引くおいしさ。
京都は優しく品良く、お出汁の効いた白みそ仕立て
「家庭円満」「ものごとが丸く収まるように」と願いを込めて、具材をすべて丸く切る京都のお雑煮。
とろとろの西京みそに、お出汁が効いた甘めのお汁で、体も心もぽっかぽか!
まるであずきぜんざい!?な鳥取のお雑煮
実は全国各地、あずき雑煮を食べる地域は多いんです!
あずきは邪気を払うとも言われる縁起の良い食べ物。
甘さ控えめなら、見た目以上に食べやすいですよ。
焼えびのだし汁が食欲をそそる、鹿児島のお雑煮
焼えびの出汁の香ばしい風味と旨味、煮溶けかけの白菜の甘み、鹿児島独特の甘醤油……そのすべてがバランス良くマッチ!
えびは「腰が曲がるまで長生きしますように」、豆もやしには「まめまめしく働けますように」という願いが込められています。
お正月は、ご当地お雑煮の食べ比べに決定!?
今回紹介した6都府県のご当地お雑煮がセットに。
具もスープもお餅もトッピングも、すべて揃ったセットで、電子レンジで温めるだけで簡単に食べることができます。
今年のお正月は、ぜひ食べ比べして、”日本一周お雑煮の旅”気分を味わってみてくださいね!
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