【クリスマスケーキやめてこれでいいじゃない！】やっぱ平野レミさん天才？「気持ちが高まる！」オーブンなし♪

こんにちは！自家製おやつが永遠のテーマになっているヨムーノライターのやまだかほるです。

添加物や保存料の心配なく、材料全部を把握できる嬉しさと、自分で作ったんだぜ、という満足感がやみつきになる手作りのおやつですが、もちろんそれなりに手がかかるのは間違いありません。

今回は簡単レシピで作る蒸しパンケーキというのに挑戦。本格的な様子に見えるのに心惹かれたレシピです。

手軽な蒸しパンケーキ！

NHK『きょうの料理』で料理愛好家・平野レミさんが紹介してくださったレシピです。

蒸してつくるケーキは難しいこと抜き！だそうで、砂糖もバターも控えめで、とってもヘルシーなんだとか。蒸しパンも作ったことのない筆者です。ドキドキしながら作っていきたいと思います。

平野レミさん「レミの蒸しパンケーキ」のレシピ

材料（直径20cmの丸型1台分）

• 砂糖…50g
• 卵…2個
• 牛乳…1/2カップ（100ml）
• バター（食塩不使用）…大さじ2

【A】

• 薄力粉…150g
• ベーキングパウダー…小さじ2+1/2

【B】

• 生クリーム…カップ1
• 砂糖…大さじ3

【C】※好みのフルーツ

• ラズベリー…適量
• ブルーベリー…適量
• ミントの葉（生）…適量

20cmのケーキ型がなく、18cmでやってみることにします。

【C】のフルーツは好みのものでよいとのことなので、いちごを用意しました。野望は大きく、ショートケーキをイメージしています。

作り方①下ごしらえをする

卵は卵黄と卵白に分けておきます。 【A】は合わせてふるっておきましょう。

「バターは電子レンジで溶かしておく」とのこと。時間指定がなかったので、様子を見ながら加熱したつもりだったのですが、爆発音がして大失敗。結局小鍋で小さな火でゆっくり溶かしました。

電子レンジが本当に使いこなせない……。

※電子レンジで油脂の多い液体（バター・生クリームなど）を加熱すると、ちょっとした刺激で急激に沸騰を起こし、液体が激しく飛び散ることがあり(＝突沸現象)、やけどの原因になります。また、バターの加熱しすぎは発火の危険があります。いずれもご注意ください。

ケーキ型の底と側面にオーブン用の紙を敷いておきましょう。底が外れるタイプの型だったので、若干心配です。底の丸をひと回り大きめに作り、少し立ち上がりを作って液漏れを防ぐ作戦でいくことに。

作り方②卵黄と砂糖、牛乳を混ぜる

ボウルに砂糖の半量（25g）と卵黄を入れてよく混ぜ、牛乳を加えてさらによく混ぜましょう。まだシャバシャバの液体です。

作り方③卵白を泡立てる

別のボウルに卵白を入れ、ある程度泡立てたら、残りの砂糖を加えてツノが立つまで泡立てます。

2個分ならいけるか、と手で泡立ててみましたが、問題なく泡立ちました。

作り方④タネを仕上げて型に流す

卵黄と砂糖、牛乳を合わせたボウルに、ふるった小麦粉とベーキングパウダーの半量を加えて切るように混ぜ、③で泡立てた卵白の半量も加えて切るように混ぜます。

これをもう一度繰り返し、仕上げに溶かしバターを加えて混ぜましょう。

型に流します。

作り方⑤蒸す

蒸気の上がった蒸し器にケーキ型を入れます。ふきんで包んだふたをして強火で12分間蒸しましょうと指示がありました。

途中まで中火で蒸していて、途中で気づいて慌てて強火にしましたが、超不安。

12分後です。出来てる！と思わず興奮。きれいに蒸し上がっているようではありませんか。

レシピにはありませんでしたが、心配で、竹串を差して確認しました。生地はついてこないので、大丈夫かと思われます。

蒸し上がったら、型からはずし、オーブン用の紙も取り、皿にのせて冷ますとのこと。

ケーキクーラーにのせて冷ましています。底の紙まで外すとボコボコになりそうなので、こんな感じで冷ましてみました。

作り方⑥デコレーションをする

【B】を合わせて、しっかりめに泡立てます。ここではハンドミキサーを使いました。

これをケーキに塗っていくのですが、レミさんのレシピでは全体に広げ、スプーンの背でペタペタたたいてツノが立つようにし、フルーツやミントを彩りよく飾るとのこと。

筆者はショートケーキっぽく仕上げたいと思い、ここからは独自にチャレンジしてみました。

まずは半分にカット。中心部分の加熱が足りなかったことが判明してます（汗）。最初から強火で加熱すれば中まできちんと火が通ったのではないかと思われます。悔しい。

とはいえ、蒸しパンというのはテクスチャーがしっかりしているので、とても扱いやすいのですね。それなりに上手に半分にカットできました。

下部分に生クリームを塗り、いちごをスライスしたものを並べてみます。

上をかぶせると大きなマカロン状態に。こういうのもスポンジだと、素人があっさりかぶせたりできない気がします。

全体に生クリームを塗ってみました。気持ちが高まって参ります。

いちごをのせて完成です！！！わーい。

気分も見た目もショートケーキ！

どうですか？この切り口。自家製にしては、まぁまぁいい感じじゃないでしょうか。

早速いただいてみましょう。

うん、おいしい蒸しパンやね（笑）。食感も味もやはりスポンジケーキとは全く違うなぁというのが第一印象でした。

ケーキ屋さんのショートケーキをイメージして食べると残念な気がするけれど、蒸しパンケーキ、と割り切って食べる分には全く問題ありません。

甘すぎない本体のケーキ部分はとてもヘルシーな印象で、ちょうどいい甘さの生クリームに包まれ、フルーツが口に入ると、やはり特別感は別格です。いちごにしてみてよかったな。

特別なシーンにもいけそうよね

自宅でショートケーキを作るというと、それなりのサイズのオーブンが必要です。でも、蒸して作るのなら、大きめの鍋があればどうにかなる！というのは新たな発見でした。

そして、思ったよりも全然大変じゃなかったのも意外でした。卵白を泡立てるのを手でちゃちゃっと出来たのが大きかったと感じます。

クリスマスやお正月、誕生日など、特別な日に自家製！って出したら家族がびっくりしそうですよね。

お家にオーブンはないけれど、ホールケーキ的なものを作ってみたい！という皆様、ぜひぜひお試しくださいね！