家中の「豆腐」がなくなる!【大原千鶴さん流】「"あの粉"つけてドボン」が正解!「究極にウマい食べ方」に大満足!格別です

  • 2025年10月16日公開

【ハヤシライスは一生、これでいいや】「おいしすぎる…!」一つ星店シェフが教える“超簡単・超絶品”「お店みたい」

こんにちは!ドーンとした一品料理もいいけれど、時には小さいおかずを並べて大人っぽく飲みたいヨムーノライターのやまだかほるです。

数ある居酒屋メニューの中で、目につくと頼まずにいられないものの筆頭が、揚げだし豆腐。自宅で作るのは面倒なのに、すごーく好き、というものです。

なぜ面倒に感じるのでしょう。豆腐の下ごしらえ(水きり)をせねばならない、揚げねばならない、そしてつゆを作らねばならない、と小さいおかずのくせにやけにハードルがいくつもあるのですよね。

おまけに、作ったらすぐに食べなくちゃ、というものだし、作り置きも出来ない、残ってもどうしようもない、とおよそ家庭料理としては、扱いにくいことこのうえない一品。

揚げだし豆腐、簡単に作れるって本当?

日本テレビ『キユーピー3分クッキング』の中で料理研究家・大原千鶴さんが教えてくださったこのレシピでは、フライパンで少ない油で作るのだそう。

それを聞いて、ちょっと作ってみたくなりました。どんな感じだったか、レポートしていきたいと思います。

大原千鶴さん「フライパン揚げだし豆腐」のレシピ

材料(2人分)

  • 絹ごし豆腐(大)…1丁(400g)
  • 片栗粉…大さじ2
  • しょうが…少々
  • 万能ねぎ…2本
  • 油…適量

【つゆ】

  • だし汁…1と1/2カップ(300ml)
  • 淡口しょうゆ…大さじ1
  • 塩…ひとつまみ

【もみじおろし】

  • 大根…120g
  • 一味唐辛子…少々

1丁400gの豆腐は見つかりませんでした。写真は360gの豆腐ですが、結果的にはこれで十分。

だし汁は昆布とかつお節できちんととりました。

一味唐辛子は我が家では消費が激しく、いつの間にか赤いタイプがなくなっていました(泣)。

写真に写っているのは一味唐辛子ですが、茶色くて、ものすごく辛いものなので、今回はもみじにせず、普通の大根おろしでいこうと思います。

作り方①豆腐の水きりをし、切る

豆腐はペーパータオルに包み、10分以上おいて水きりをします。4等分にやっこに切っておきましょう。

重しをしなくても、15分程度おくと、結構な水分が出ていました。焦らず時間をかけるのは大事ですね。

作り方②薬味の準備をする

【もみじおろし】の大根は皮をむいてすりおろし、汁気を軽くきり、一味唐辛子と混ぜます。

今回は前述した通り、普通の大根おろしを準備しました。

しょうがはすりおろし、万能ねぎは小口切りにしておきましょう。

作り方③豆腐に片栗粉をまぶして揚げる

小さめのフライパンに油を入れて170℃に熱します。

豆腐に片栗粉をまぶしてフライパンに入れ、下面がかたまってきたら、返しながら2〜3分かけて全面を揚げましょう。

しっかり水きりしてあると、上手に片栗粉をまぶすことが出来ます。

半面ずつ揚げていきます。

表面がカチッとしたら反対側も。

側面も揚げていきます。小さいフライパンで十分に揚がりました。これはかなり気が楽です。

衣がカリッとし、豆腐が熱くなったらとり出し、油をきりましょう。全体的にかたまって、いい感じに揚がったのではないでしょうか。

もうちょっときつね色が欲しい気もしますが、揚げすぎると厚揚げのようになってしまうのだそうです。2〜3分で衣がカリッとしたら取り出す、とありましたので、おそらく、これで良いのでしょう。

作り方④つゆを作る

小鍋にだし汁、淡口しょうゆ、塩を入れて火にかけ、ひと煮立ちさせて火を止めます。

器に豆腐を盛り、もみじおろし、しょうがをのせ、つゆを注ぎ、万能ねぎを散らしたら完成です。

急いで食べて!

熱々の汁を注いだら、すぐに食べましょう、ということなので、早速。

はふはふと言いながらいただきます。うーん。ちゃんと出来てる。ちゃんとした揚げだし豆腐になってる。

カリッと揚げた豆腐の衣は、熱いだし汁をかけるとすぐにやわらかくくずれ、汁を含んで豆腐にからむという素敵な役割を果たすのです。この感じ、たまりません。

大根おろし、しょうが、ねぎ、という黄金トリオが欠かせないことも再確認です。

きちんととっただしの味、淡口しょうゆと塩だけの味つけが、あっさり関西風で奥深い。

これは日本酒でしょう、と慌てて冷酒を用意して、後はゆっくり、少しずついただきながら、汁まで飲み干して、ふー、満足。

きちんと作る心地よさは別格

市販のつゆを使ったり、顆粒だしを使えば、もっと簡単に作れるのですが、一度きちんと作ると戻れない気もします。やっぱり違うのよねぇ。

全ての工程が、難しくはなくとも面倒であることは確か。そして、豆腐を揚げるのもつゆを温めるのも、食べてくれる人が食卓に揃わないとスタート出来ないことも改めて認識しました。

とはいえ、それだけのことはありますね。丁寧に作った出来立てをその瞬間に味わうというのは、我ながら格別でした。

時には、こんな一品を準備する日があってもいいね、と思わせてくれた揚げだし豆腐。機会がありましたら、皆様もぜひぜひ。

この記事を書いた人
丁寧な暮らしを心掛ける、料理が得意なライター
やまだかほる

効率的な家事とシンプルで心地いい空間作りにこだわり、美味しいものを作り、食べさせてもらうことに情熱を注いでいます。小さなアパレルブランドを長く経営した経歴ゆえ、ファッションと洋服にもこだわりあり。昨年還暦を迎えました。どこまでも楽しく笑って生きていくのだ!

ファッション

こちらもどうぞ

人気記事ランキング 24時間PV集計
フライパン レシピ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ