ズッキーニ2本じゃ足りない!?サクじゅわ食感が止まらない!青池隆明さん流「唐揚げレシピ」
- 2025年06月07日公開
こんにちは、ズッキーニはカボチャの仲間だと知って驚きが隠せない、ヨムーノライターの井野真利子です。
クセがなくみずみずしい食感が特徴のズッキーニですが、皆さんはどのように調理していますか?
私はソテーして添えたり……えーと、焼いて添えたりの繰り返しです(バリエーション皆無)。
しかしこの度、ズッキーニのポテンシャルを開放する絶品レシピに出合ってしまいました!
ズッキーニがメインを張る!新しい食べ方に挑戦
イタリア・トスカーナ州ルッカのレストランで経験を積み、2008年には現地で料理修行とソムリエ資格も取得した、オリーブオイルソムリエとして知られる青池隆明さん。
そんな青池さんがご自身のYouTubeチャンネルで紹介していたのが、「ズッキーニの唐揚げ」です。
輝かしいプロフィールを見て少し構えてしまったのですが、青池さんが紹介するレシピは、どれも手軽なものばかり。
おうちでおしゃれイタリアンを気軽に楽しみたい方は、必見ですよ。青池さんいわく、"ポテチより止まらない"そうです♪
青池隆明さん「ズッキーニの唐揚げ」のレシピ

材料(2〜3人分)
- ズッキーニ…2本
- マスタード…大さじ1/2
- しょうゆ…大さじ2
- アンチョビ(みじん切り)…2枚
- ニンニクすりおろし…1かけ分
- 片栗粉…適量
- 揚げ油…適量
- レモン…適量
作り方①ズッキーニを切る

ズッキーニを縦6等分にカットしましょう。切り方は自由だそうですが、スティック状に切ることで揚げ油が少なく済みます。
作り方②ズッキーニに穴を開ける

下味が染み込みやすいように、フォークを使ってズッキーニに穴を開けましょう。
作り方③下味用の合わせ調味料を作る

ボウルに、刻んだアンチョビ、しょうゆ、マスタード、すりおろしたニンニクを入れてよく混ぜ、下味用の合わせ調味料を作ります。
作り方④ズッキーニに下味をつける

③で作った合わせ調味料をズッキーニにかけて、揉みこみます。全体に馴染んだら、10分~15分ほど寝かせましょう。
作り方⑤ズッキーニを揚げる

漬け込んだズッキーニに片栗粉をまぶします。フライパンに油を熱し(180℃)、衣をつけたズッキーニを3分ほど揚げましょう。
ズッキーニは生で食べられる野菜なので、中までガッツリ火を通す必要はないとのことですよ。
全て揚げたら皿に盛り付け、お好みでレモンを添えて完成です。
【実食】ズッキーニの唐揚げはプロ級の美味しさ

揚げたてをいただきましょう!
少し厚めの衣がザクザクと小気味良い音を立て、ズッキーニのジューシーさを引き立てています。ボーノ。
マスタードの酸味やアンチョビの塩気がほどよく効いていて、クセになる旨みがじわじわと押し寄せてくるんです。
そこにしょうゆの風味が加わることで、どこかほっとする味わいに。和と洋の良いとこどりで、お箸でもフォークでも迎えにいけそうな懐の深さを感じます。

思い起こすとズッキーニを食べるときは、輪切りや薄切りばかりでした。
スティック状に切ることでカジュアルに食べられるだけでなく、繊維をサクッと断ち切るような感覚を楽しめます。
レモンをかけるとさっぱりとした酸味が加わり、箸が止まりません。

ゾーン状態で口を動かし続ける中で「(ズッキーニは)2本じゃ足りないと思います」という青池さんの言葉を思い出し、納得しました。
これはきっと、サイドディッシュになりがちなズッキーニの下克上劇。アンチョビとマスタードを味方につけて反旗をひるがえすその姿に、肉も魚も思わず一歩退くはずです。
ズッキーニ以外の野菜も唐揚げにしてみた!

アスパラガスととうもろこしを、同様の調理法で唐揚げにしてみたところ、こちらも絶品。
アスパラガスととうもろこしのみずみずしい甘みが、サクッと香ばしい衣に包まれ、口に入れた瞬間幸せで満たされます。
ここでもやはり、アンチョビの塩気とマスタードの酸味が大活躍。野菜の素朴な旨みを引き立てて、あと引く大人味に仕上がっています。
いつも食べている野菜たちの、ちょっぴりよそ行きの表情を垣間見れた気がしました。
おうちで簡単イタリアンに挑戦してみよう!
焼いて添えるばかりだったズッキーニに革命が起きた今回のレシピは、特別な日やおもてなしにもぴったり。
これから夏に向けて旬を迎えるズッキーニの美味しさを、ぜひ堪能してくださいね。
手間取らない快適な暮らしをテーマに生きる、一人暮らし歴18年目のWebライターです。趣味は料理と旅行とお酒!丁寧に暮らすのがちょっぴり苦手ですが、ズボラならではの視点で生活に役立つあれこれを紹介します。
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