【お米は研がない!しゃもじでポンポン盛らないでー!】衝撃の事実「炊飯器メーカー」が教える!本当においしい炊き方はコレ

  • 2024年11月11日更新

こんにちは!ヨムーノライターのたすくです!

突然ですがみなさん、ご飯ってどうやって炊いてますか?

毎日炊飯器で炊いていると思いますが、実は「正しい方法」でお米を炊くと、全く同じ条件下でもおいしさが全然変わってくるということをご存じでしょうか。

今回の記事では、炊飯器メーカー"象印"中の人に聞いた「本当においしいお米の炊き方」をご紹介します!

「おいしいお米の炊き方」でご飯はここまでウマくなる♪

今回お話を聞いたのは、炊飯器メーカーの老舗「象印」さん!

同じ炊飯器でも、炊き方を工夫すれば今よりもっとおいしく炊けるんだとか。

お米やご飯のプロが直伝する「本当においしいお米の炊き方」、気になりますよね!

それでは順番にご紹介していきましょう♪

計量・洗い方・温度・炊きあがりの混ぜ「おいしいお米の炊き方」

象印"中の人"が推奨する「本当においしいお米の炊き方」、ポイントは次の4つになります。

  • 【正しい量】計量はしっかりカップすりきりで!
  • 【正確な洗い方】お米は”研ぐ”でなく”洗う”が正解
  • 【正しい混ぜ方】炊きあがりは十字に切って1/4ずつほぐす
  • 【おいしい盛り方】お茶碗に盛るときは"上からポンポン"しない

これらのポイントを解説していきます!

ポイント①計量はしっかりカップすりきりで!

炊飯器では、炊くときのお米の量は「1合150g」が基本として設計されています。

お米の量がそれ以上でもそれ以下でも、炊飯器には多いか少ないか分かりません。

そのため、お米の量をしっかり量ることはとても重要です。

どうするかというと、計量カップをしっかり使って量ってください。計量カップでは、すりきりでちょうど150gになるようになっています。

大事なのが「すりきりで量る」ということ。

計量カップでお米をすくった後に継ぎ足したりギュッと押し付けたりしてしまったことはありませんか?
これはNGなんです。

お米を計量カップにすくい入れたり……

計量カップの上から「ギュッ」……

例えばこれ、計量カップをすりきらず継ぎ足して量った分量なのですが、162gありますよね。

※見えにくいですが計量表記が162gになっています。

1合で12gの誤差が出ているので、これが3合となると36gの誤差になるわけです。

このまま炊飯器で炊くと、炊飯器は1合150g計算で3合450gの分量で炊くので、お水が足りずに固めの炊きあがりとなります。

逆に、分量が足りなければお水が多くやわらかめの仕上がりになります。

なので、炊飯器でおいしくご飯を炊くときは「計量カップですりきりで量る」ことが重要なんです。

お米を計量カップですくったら……

割りばしなど棒状のもので……

サッとすりきれば……!

ぴったり150gに!

※見えにくいですが計量表記が150gになっています。

計量カップでお米をすくい、割りばしなどでいいのですりきりで計量するようにしてください。

ポイント②お米は”研ぐ”でなく”洗う”が正解

「お米を研ぐ」といいますが、実は「お米を洗う」が正解。

正しい洗い方のポイントは「最初と最後のお水にはこだわる」です。

最初と最後には、浄水かミネラルウォーターを使うとよいでしょう。

理由は、洗う前のお米は乾燥しているので水分を一気に吸います。なので最初のお水は大切です。

最後の炊くときのお水にこだわる方でも、最初のお水は意外と盲点と言う方も多いのではないでしょうか。

洗い方のコツですが、まずお米のヨゴレを落とすくらいにしてすぐに水を捨てます。

その後、水を切った状態でお米を洗っていきます。

お米とお米をぶつけることで表面のぬかなどをとるので、お水が入っている状態だとうまく洗えないのです。

水を切った状態で、30回くらいシャカシャカとやさしく洗ってください。

すすぎは3~4回程度、これで1セットです。

合数によってセット数は変わりますが、今回は3合炊くので2セットすすぎます。

2セットすすいだら、お釜内側の3合線まで浄水かミネラルウォーターを入れて完成です。

最後のお水は、冷たいお水にしておくとよりベターです。

炊く前のポイントをもう1つ。

炊飯器に入れて炊く直前に、ゆすって中のお米と水の表面が平らになるようにしてください。

こうすることで、より全体に熱が入りやすくなります。

ポイント③炊きあがりは十字に切って1/4ずつほぐす

炊きあがったご飯は混ぜてほぐしますよね、この時にもコツがあります。

全体をしっかり混ぜるため、十字に切って右上から時計回りに持ちあげてほぐしていってください。

上にのせ、崩して混ぜ、次も同じく上にのせて崩して混ぜ、を繰り返す混ぜ方です。

こうすることで全体が均等にふっくら混ざります。

炊きあがりのご飯を十字に切ったら…

右上部分を右下部分にのせて…

ほぐして、崩す。

同じように、右下部分を左下部分にのせて……

ほぐして、崩す。

左下部分は崩した右下部分にのせて……

ほぐして…

崩す。

残った左上部分は右上部分にのせて……

ほぐして、崩す。

全体をやさしくととのえたら…

全体が均等にふっくら混ざったご飯です♪

ポイント④お茶碗に盛るときは”上からポンポン”しない

最後、おいしく食べるためのご飯の盛り方です。

しゃもじですくったらお茶碗にのせ、しゃもじをスッと引くようにしてください。

しゃもじにすくったご飯をやさしくお茶碗に持っていき…

しゃもじを上にスッと引く。

しゃもじで持ってきたご飯をやさしく添えて…

しゃもじを上にスッと引く。

しゃもじで持ってきて、スッと引く。

この方法で盛り付けると、お米とお米の間にふっくらと空気が入りおいしく食べることができますよ。

やりがちなのが、しゃもじでご飯を上から持ってきてポンポンする盛り付け方。

これをしてしまうと、せっかくのふっくらした状態を潰してしまいます。

なので、しゃもじでポンポンして盛り付けない、と覚えておいてくださいね。

おいしい炊き方&盛り付け方のご飯、完成♪

以上の、象印直伝「本当においしいお米の炊き方&盛り付け方」をしたものがこちら!

とってもおいしそうですよね♪まるで「まんが日本昔ばなし」に出てくるお殿様が食べるご飯のよう。

教科書のお手本のようなご飯を食べてみたい方はぜひお試しあれ!

ご飯をよりウマく♪「おいしいお米の炊き方」試してみて!

今回の記事では、炊飯器メーカー"象印"中の人に聞いた「本当においしいお米の炊き方」をご紹介しました。

お家にある同じ炊飯器でも、炊き方をちょっぴり工夫するだけでご飯が輝くプロの仕上がりに炊き上げられるんですね!

ぜひ今夜のご飯は、象印直伝「本当においしいお米の炊き方」を試してみてください♪

この記事を書いた人
Webライター
たすく

会社員とWebライターを両立させる「たすく」です。ヨムーノでは、毎日の中で見つけた「生活を楽しむネタ」を皆さんと共有できたら嬉しいと思ってます(^^)/仕事は常に”楽しみながら面白く”を心がけています。どこまででも取材に行くフットワークの軽さが自慢です。お仕事依頼のメール募集中です!tasukusan1984@yahoo.co.jp

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