買っておいて大大大正解!【ファミリー防災】「紙おむつは◯◯◯になる!?」「災害時はアレが売れ切れ必至」被災ママが警告!絶対やるべき3選

  • 2024年09月17日公開

こんにちは。ヨムーノライターで整理収納アドバイザーの海老原葉月です。

地震や台風などの災害が増え、防災用品を見直している方も多いのではないでしょうか?私もその一人です。私自身、東日本大震災と令和元年房総半島台風で被災した経験があり、日頃の備えが重要だと感じています。

わが家には12歳、9歳の息子と、生まれたばかりの三男がいます。家族が増えたので、新たに乳児の防災用品を揃えはじめました。そもそもどんなものを備えたらいいのか、赤ちゃんと避難するときはどんなことを想定したらいいのかをご紹介します。

いつも使うものを多めにストック

まず欠かせないのが、赤ちゃんのお世話グッズ。特に毎日何枚も消費するおむつや粉ミルクは、防災ストックにも欠かせませんよね。ですが、月齢が小さい場合だと、サイズがすぐに変わってしまうおむつは、大量にストックしにくいのが難点。

そこで私は、必要なパック数よりも1パック多く購入したり、ワンサイズ上のおむつを購入したりして、防災ストックとしても使えるようにしています。これなら万が一のための備えにもなるし、ムダにせず使いきれます。

おむつの使用期限は目安として約3年と言われています。成長して使わなくなった紙おむつは簡易トイレとしても使えるので、捨てずに備蓄しておくと安心です。

マザーズバッグは持ち出し用として活用

着替えやおむつなど、外出時に必要なものを入れたマザーズバッグは、外出先で災害に遭ったときの【0次の備え】としても、避難時に持ち出す【1次の備え】としても活用できます。

外出先で災害に遭ったときの【0次の備え】

ふだん持ち歩いているものに少しプラスするだけで、【0次の防災用品】になります。私は車で出かけることが多いので、車内にも備蓄しています。足りなくなった時の補充としても使えるので便利ですよ。

  • おむつ
  • おしりふき
  • おむつ用ビニール袋
  • 離乳食、液体ミルクなど
  • 哺乳瓶を漬けるだけで済む消毒グッズ
  • おやつ
  • 着替え
  • 授乳ケープやおくるみ
  • おもちゃ(音が鳴らない)、絵本など
  • ノート&ペン(お絵描きにも使える)
  • ホイッスル
  • ミニ懐中電灯
  • モバイルバッテリー
  • マスク
  • 除菌シート

など

避難時に持ち出す【1次の備え】

避難時に両手が空くように、リュックやショルダータイプをマザーズバッグとして使うのがおすすめです。そのほか避難時に必要なものは、玄関や廊下など避難動線上にまとめて収納しておくとスムーズに持ち出せます。

  • 抱っこ紐
  • 上着
  • 運動靴
  • レインコート

など

持病の対策は必須

アレルギーや持病がある場合は、防災用に準備が必要です。 わが家の場合、長男が食物アレルギーや喘息、二男は環境系のアレルギーや疾患、三男は乳糖不耐症疑いとそれぞれに持病があります。

これは長男が1歳くらいの時のことですが、たまたま自治体の備蓄関係に携わっている方とお話をしたことがありました。その方曰く、自治体で備蓄している食品に離乳食はあっても、アレルギー対応品までは行き渡らないかもしれないとおっしゃっていました。11年も前のことなので、当時と今とでは異なるかもしれませんが、自治体からの備蓄品が来るのを待つのではなく、自分で用意しておくと安心かと思います。

特殊ミルクを飲んでいるご家庭では、平時に余分にストックしておくのがおすすめです。先日、台風前に特殊ミルクを買い足しに行ったのですが、いつもより在庫が減っていました。特殊ミルクは取り扱っている店舗が限られるし、台風前にまとめ買いをするのと同じように直前に備える方が多いからだと思います。また、災害直後は流通がストップして、入荷されるまで時間がかかる場合もあるので、余分にストックしておくと安心です。

粉ミルクの好みがあって、決まったメーカーのものしか飲まないお子さんの場合も、同じように防災用としても用意しておくと安心ですよね。

常備薬がある場合は、最低でも3日分は非常用として準備しておくといいそうです。薬の処方が必要になる場合もあるため、保険証やお薬手帳のコピーも併せて用意しています。

子どもを連れての避難は大変です。だからこそ、平時から備えたり、避難経路をシミュレーションしたりして、万が一のときも慌てずに行動できるようにしておきたいですね。

この記事を書いた人
暮らし整えアドバイザー
海老原葉月

整理収納アドバイザー1級/親・子の片付けインストラクター1級。『仕組みを整える節約術』をキーワードに、 元汚部屋の住人&浪費家ならではの、簡単な工夫で続けられる情報をお届けします。夫、小2、年長男子の4人家族。

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