「やりがちだけど...キッチンのあそこに置かないで」→【味の素さん】に聞いた「正しい保存法」と新生活おすすめ6選

  • 2024年04月04日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部です。

新生活シーズン到来。このタイミングで自炊をスタートさせる方も多いのではないでしょうか。

でも、調味料は何から揃えればいいのかわからない......なんて方に!

“働く人の為の簡単時短 レシピ”が大好評で、総フォロワー100万人超の料理研究家「もあいかすみさん」に新生活に揃えるべき「調味料」を教えてもらいました。

また、調味料のプロ「味の素」の製品担当者さんに、風味調味料のおすすめ保存方法を教えてもらいました!

この記事を読んで、気合を入れすぎず、楽な気持ちで料理に挑戦してみてください。

新生活におすすめの調味料を、もあいかすみさんに聞いてみた

多くを揃える必要はなく、まずは基本となる「さしすせそ」を揃えてください。砂糖は甘み、塩・醤油・味噌は塩味、酢は酸味の味です。

  • さ:砂糖  
  • し:塩  
  • す:酢  
  • せ:醤油  
  • そ:味噌  

調味料「さしすせそ」の他に、あるといい調味料は?

味は甘味、塩味、酸味、苦味、うま味の5つの味から成り立っていると言われています。

基本の調味料「さしすせそ」で、甘味・塩味・酸味が揃っている状態なので、追加で「うま味」と「苦味」があればいろいろな味が再現できるようになります。

苦味は食材由来で出る味で十分ですので、あえて調味料で揃える必要はありません。

うま味は食材からも出ますが、調味料で持っておくととても便利なので、うま味調味料は必ずあると良いです。

うま味と風味を底上げする調味料として、私は味の素の「ほんだし」をおすすめしています。 和風のイメージがある「ほんだし」ですが、実は洋風・中華と幅広く、おいしく仕上がる万能な調味料なんです。

調味料の「さしすせそ」+「ほんだし」の計6種類を揃えておくと、様々な味が表現できるようになり、おすすめです!

新生活を迎える人はこれもおすすめ!

調味料には大きく「味が決まるもの」「味のベースになるもの」の2つがあります。その中でも、味のベースとなる「地味調味料」がおすすめです。

地味調味料とは、素材の味を引き立てるのが得意で、料理への汎用性が高い調味料です。具体的には、「ほんだし」や「コンソメ」、「丸鶏がらスープ」のような風味調味料が挙げられます。

新生活を迎える人におすすめする理由は、料理の失敗を減らせる点。

料理初心者の人がつまずくポイントは調味料の「分量」なのですが、地味調味料は、多少入れすぎてしまっても味のバランスが変わらずになじむという強みがあるんです。

就職や進学などで自炊を始める方も多いと思いますが、ぜひ「味が決まる」醤油や味噌と一緒に、地味調味料も買ってみてください。

意外と知らない風味調味料の保存法。味の素さんに聞いてみた

  • 味の素㈱ コミュニケーションデザイン部 企画グループ 山﨑誠也さん  

風味調味料の天敵は「湿度」と「気温」、「直射日光」です。

そのため開封後は直射日光の当たるところや、温度・湿度の高いところには置かず、できるだけ密封して保存してください。

未開封であれば、常温(なるべく涼しいところ)で保存してください。

ここに置かないで!NGな場所は・・・

調理するときに近くにあると便利な風味調味料。ガス台の近くに置いている人も多いのではないでしょうか?

実は、ガス台の近くなど、温度の高い場所に調味料を保存すると固まることがあります。

容器を揺り動かして崩れる、またはスプーンの背で軽く崩せる程度でしたらご使用いただけますが、硬く固まり変色している場合は変質の可能性がありますのでご使用はお勧めできません。

特におすすめの保存法はこちら!

▲ボトルタイプ  

袋タイプを購入した場合、写真のような専用容器に詰め替えるのがおすすめ。専門容器がない場合は、ジッパー付きポリ袋に入れて湿気対策をしましょう。

最強の保管場所は「冷蔵庫」です。ただし、0度以下はNGなのでお気をつけて。

必要最低限の調味料は6種!まずは料理をしてみるところから始めよう

もあいかすみさんが最低限すすめる調味料の数は、6種!

すべて買っても1,000円でおさまりそうなので、まずはこの6種から料理を始めてみるのはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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