【新玉ねぎは、常温も野菜室も間違い!?】スーパーのプロが伝授「美味しいまま、長持ちする」正しい保存方法
- 2024年06月08日公開
![](https://image.yomuno.jp/store/article/113152/header_image/large-277b54906bbbc49e548d68c3966be1e3.jpeg)
こんにちは、青果のプロであり、ヨムーノライターの青髪のテツです。
今回は野菜の中でも、特に人気のある「新玉ねぎ」を取り上げます。
新玉ねぎは春しか出回らない野菜です。
普通の玉ねぎと新玉ねぎが隣に並んでいたら、違いはよくわかっていないけど、春だからとなんとなく新玉ねぎを選ぶという方、多いのではないでしょうか。
ただ、通常の玉ねぎには通常の玉ねぎの良さがあり、新玉ねぎには新玉ねぎの良さがあります。
逆に新玉ねぎを買うデメリットもあります。
そこで今回は、「普通の玉ねぎと新玉ねぎの違い」と「新玉ねぎの正しい保存方法」を紹介します。
普通の玉ねぎと新玉ねぎの違いとは?
新玉ねぎは普通の玉ねぎと比べて、水分量が多くみずみずしいという特徴があります。
また辛味も少ないので、サラダでも食べやすいです。
水分量が多い理由は、新玉ねぎは収穫後農家さんがすぐに出荷するので、採れたてのものがお店に並ぶからです。
普通の玉ねぎは、収穫後すぐ出荷はせず、しっかり乾燥させてから出荷されます。
乾燥させることで水分量が減るので、普通の玉ねぎと新玉ねぎは味や用途が違ってくるんです。
新玉ねぎを買うデメリットも!?
新玉ねぎは、サラダにしてもおいしく食べられるメリットがありますが、デメリットもあわせてお伝えします。
それは「鮮度劣化がかなり早い」ことです。
普通の玉ねぎを干してから出荷させる理由は、乾燥させることで傷みにくくするためだそうです。
その工程を省いている新玉ねぎはかなり傷みやすいので注意が必要です。
どのくらい傷みやすいかというと、通常の玉ねぎが風通しの良い常温(冷暗所)で2ヶ月保存できるのに対して、新玉ねぎは1週間程度しか持ちません(新玉ねぎの購入時の状態によってはさらに短くなります)。
なので、新玉ねぎは正しい保存方法で保存し、早めに使い切る必要があります。
野菜室は傷みが早くなる!?新玉ねぎの正しい保存法
新玉ねぎをできるだけ美味しく長持ちさせる「保存方法」を紹介します。
①ペーパーでつつむ
新玉ねぎは湿気に弱いので、必ずペーパーで包んで保存しましょう。
↓
②ポリ袋に入れる
③冷蔵庫の冷蔵室に入れる
新玉ねぎは冷蔵室で保存しましょう。
野菜室だと新玉ねぎにとって少し暑いので傷みが早くなります。
冷蔵室のスペースに余裕があれば冷蔵室で保存しましょう。
冷蔵保存した新玉ねぎの保存期間はおよそ10日間です。
ただ保存期間はあくまで目安です。
野菜は収穫後も生きているので、傷む速度は全て同じというわけではありません。なるべく早めに食べきるようにしましょう。
正しい保存方法で旬の味を満喫しよう!
今回は「普通の玉ねぎと新玉ねぎの違い」と「新玉ねぎの正しい保存方法」を紹介しました。
ぜひ、正しい保存方法で、旬の新玉ねぎを無駄なく最後まで食べ切ってくださいね。
こちらもどうぞ
人気記事ランキング
24時間PV集計
おうちごはん
特集記事
-
2024年08月09日PR
-
2024年05月01日
-
2023年09月01日
連載記事
-
2019年08月21日
-
2019年05月28日