田中みな実さん「ありえない!」さっしーの持論【チョコは冷凍しても美味しいのか】栄養士がガチ検証してみた

  • 2024年05月02日公開

こんにちは、田中みな実さんみたいになりたいヨムーノライターの安達春香です。

芸能界屈指のチョコ好きである、田中みな実さん。指原莉乃さんのYouTubeにゲスト出演した際には、チョコに対する愛を熱く語っていました。

「私、冷凍したチョコ大好き」と発言した指原さんに対し、「ありえない、やめてください。チョコレートがかわいそう」とご立腹。

実際のところ、チョコを凍らせると味や食感が変わってしまうのでしょうか?今回は、3種類のチョコを冷凍して食べ比べてみました。

チョコを凍らせるとどうなるの?

チョコは温度変化に対してとてもデリケート。冷しすぎると脂や糖分が固まって表面に白い粉が浮く「ブルーミング現象」が起きたり、口当たりが悪くなってしまいます。

チョコの保存に適した温度は22℃程度なので、冷凍庫は温度が低すぎて本来の風味が失われる可能性があるんです。

そう考えると、素材や製法にこだわった高級チョコを凍らせるのはもったいない!
冷凍チョコを食べてみたい方は、失敗しても諦められるお値段のもので試してみるのがおすすめです。

出典:チョコレートの豆知識

種類別に検証!凍らせてもおいしいチョコはどれ?

チョコと言っても板チョコから生チョコまでいろいろありますよね。種類によって冷凍の向き不向きがあるのか気になるところです。
3種類のチョコを凍らせて、どんな味になるのか検証してみました!

「板チョコ」はバリバリ感が倍増!

まずは王道の板チョコから。キンキンに冷えたものをかじってみると、バリバリ感が増していました。

チョコというと口の中で溶ける様子を楽しむものだと思っていたのですが、バリバリ、ガリガリと噛み砕いていく感じが新感覚!凍らせた板チョコじゃないと楽しめない食感です。

また、ひんやりしていて常温で食べるよりも甘さがスッキリ。
というのも、甘みは体温に近い35℃くらいで一番強く感じ、低温・高温になるほど弱く感じるという性質があるんです。

小気味良い歯ごたえと控えめな甘さで、たくさん食べたくなりますよ。

「メルティーキッス」はコンセプトぶち壊し!

”冬の〜キッスは〜雪のような口解け〜♪”でお馴染みの「メルティーキッス」。口に入れると体温で溶けて、とろっとした食感を楽しめるのが魅力ですよね。

一般的なチョコレートは溶け出す温度が28℃以下なのに対し、メルティーキッスは23℃。独自の製法によって溶ける温度を下げたことで、あの滑らかさを実現しているそうです。

なんとなく冷たい方がおいしそう!と期待に胸を膨らませながら食べてみると、ポリポリのポリッポリ……。コンセプトをまるで無視した食感になってしまいました。

雪のような口解けは一切感じられず、心なしかザラついているような気もします。明治の開発担当者さん、邪道なことをしてごめんなさい。

メルティーキッスは常温で保存し、とろりとした口解けを楽しむのが一番です。

公式も推している!冷凍「キットカット」

サクサクのウェハースとチョコの絶妙なバランスが魅力の「キットカット」。キットカットの公式SNSでは、「冷凍庫で凍らせると...ひんや〜りおいしく味変します!」と紹介していました。

凍らせるとチョコとウェハースの歯応えが増し、外はパキッと、中はザクザクとした軽快な食感に。板チョコほど硬くなりすぎず、ちょうど良い塩梅なんです。

冷凍庫にストックしておけば、アイス感覚で楽しめます。

これまでチョコを凍らせたことがなく、どちらかというとみな実さん派だったのですが、冷凍のキットカットは大のお気に入りになりました。凍らせるとおいしいチョコNo.1に決定です!

試してみる価値はあり!

今回3種類のチョコを凍らせてみてわかったのは、薄いチョコの方が冷凍に向いていること。

キューブ状のものは口当たりの悪さが目立ち、薄いものはパリッとした軽快な食感が楽しめました。高級チョコを冷凍するのはおすすめしませんが、市販のものなら試してみる価値はありです!

この記事を書いた人
おいしいと健康を両立させたい管理栄養士ライター
安達春香

趣味は旅行と食べること。好きなものを一生健康に食べていたくて管理栄養士免許を取得しました。「おいしいものはガマンしない」をモットーに、栄養の知識やお悩み解決食材などをわかりやすくお伝えします!

管理栄養士

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