「お願い!ご飯は水で炊かないで」夏の【食中毒対策】テレビで大反響!意外と知らない【ご飯の炊き方】まとめ

  • 2023年06月03日公開

こんにちは。管理栄養士でくふうLive!ライターのmihoです。

炊き立てご飯を食べたい時に便利な、炊飯器の予約ボタン。

冬場や涼しい時期は問題ありませんが、夏場は水を入れた状態で室温で放置しているため、クーラーなどで一晩中涼しくない限り、食中毒のリスクが高まる可能性も。

そこで今回は、昨年夏、テレビ番組「THE TIME,」で私が出演して紹介した「夏場の食中毒対策に!予約炊飯の裏ワザ」をご紹介します!

昨年夏「THE TIME,」に管理栄養士として出演しました!

今回ご紹介するのは、昨年TBS系列「THE TIME,」に私が管理栄養士として、夏場の食中毒対策を解説した時の裏ワザです。

炊飯器で予約炊飯をする際に、菌を増殖させにくくしてくれます。日常的に、夜に予約炊飯をしている方は要チェックですよ!

夏場の予約炊飯は「菌の増殖の恐れ」あり

朝に炊き立てご飯を食べるために、前日の夜にお米を研いで予約炊飯をしている家庭も多いのではないでしょうか?

ちょうどいい時間に炊き立てご飯を食べられて便利ですが、暑くなってくる夏場は要注意です。

なぜなら、気温の上昇とともに、炊飯器内の釜の温度も上がり、菌が増殖しやすい環境下になってしまうからです。

「いやいや、高温で炊くから平気でしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、熱に強い菌も存在するので、絶対に大丈夫とは言い切れないんです。

また炊飯前の段階で菌が増えてしまっては、たとえ食中毒にはならなかったとしても、味の落ちたご飯が炊けてしまうことも......。とはいえ、当日の朝に炊飯するのは、早起きしない限り、なかなか厳しいですよね。

そこで前日の夜に予約炊飯をする時に使える裏ワザを2つ、紹介していきますね!

夏場に予約炊飯をするときの裏ワザ①炊飯器内に氷を入れる

炊飯器の中に「氷」も入れて、予約炊飯しましょう。氷を入れることで、水温の上昇を防いで菌の増殖を抑えることができます。

氷の個数ですが、お米2合なら氷7個くらい、3合なら氷10個くらいが目安。

炊飯器に研いだお米を入れたら、氷も入れ、最後に、水を目盛りのところまで注ぐようにして下さいね。

夏場に予約炊飯をするときの裏ワザ②寝る前ギリギリに予約ボタンを押す

氷を入れることで、水温の上昇は防ぐことができますが、ただ氷を入れてたとしても気温が高い状態で時間が経てばたつほど、水温は上がってしまいます。

予約炊飯を行う場合は、氷を入れたとしても8時間以上はできるだけ避けるべきです。寝る直前に予約し、できるだけ釜の中でお米を水に漬けた状態が短くなるよう心がけましょう。

夏場も美味しく安心なご飯を炊こう!

今回ご紹介した、食中毒を防ぐための予約炊飯のポイント。

氷なら家庭でも簡単に用意できますし、難しい工程も一切ありません。食中毒のリスクを減らすため、暑い日の予約炊飯ではぜひこの裏ワザを使ってみて下さいね!

この記事を書いた人
田舎暮らしを楽しむフリーランス管理栄養士
miho

子育てをきっかけに都会からUターンし、海も山も近い田舎に住みながら、フリーランスの管理栄養士をしています。毎日の生活に役立つ、アイディアレシピや節約レシピなどを楽しくわかりやすく伝えていければと思います。ぜひご覧くださいね★

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