豪華イケメン俳優がバチバチバトル!【新・信長公記】こんなに戦う学園ドラマってあり!?【妄想爆発!ジャニオタ推し活ガイド⑮】

  • 2023年03月10日更新

こんにちは、ジャニーズのアイドルが大好きなエンタメライター・柚月裕実です。

夏ドラマもいよいよ最終章。予期せぬ展開に一喜一憂して、続きが気になる!!と夜も眠れない人も少なくないのでは?

今回は、毎週日曜22時30分から放送されているドラマ『新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~』(日本テレビ系)をピックアップ。主演を務めるKing & Princeの永瀬廉さんをはじめ、作品の魅力にフォーカスします。

※以下、ネタバレを含みます。

クラスメイトは戦国武将のクローン!「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」

「名だたる戦国武将がもし一斉に生まれたら、誰が一番強いのか」

7月24日からスタートしたドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」(日本テレビ系)。原作は甲斐谷忍の『新・信長公記~ノブナガくんと私~』(『ヤンマガKC』刊/講談社)。

織田信長や徳川家康、豊臣秀吉などの名だたる戦国武将のクローン高校生たちが集まる銀杏高校を舞台に、学園のトップを目指して「旗印戦」繰り広げる、“学園天下獲りエンターテインメント”。

主人公の織田信長を務めるのは、King & Princeの永瀬廉さん。ヒロインの山田杏奈さんが学級委員の日下部みやび役で出演するほかは、全員男性。誰もが知る名だたる武将が15歳の高校生になり、一斉にクラスメイトとして登場します。

なにわ男子の西畑大吾さんが豊臣秀吉役、萩原利久さんが明智光秀役、白いフードを被った犬飼貴丈さんが上杉謙信役、三浦翔平さんは隻眼の英雄・伊達政宗役、口ひげを蓄えた満島真之介さんが武田信玄役、濱田岳さんが黒田官兵衛役、そして小澤征悦さんが徳川家康役と、歴史上の名だたる武将の名前がずらり。俳優陣も10代~40代までの年齢層も幅広く、個性豊かな俳優が顔を揃えています。

劇中に登場するキャラクターのほとんどが史実に基づいた設定ですが、永瀬さん演じる織田信長と小澤さん演じる徳川家康だけは、史実からかけ離れた設定になっているのも面白さに拍車をかけています。

豪華な顔ぶれのクラスメイト。学園が舞台といえども授業シーンはなく、第1話の序盤からクラスメイトがホールに集められ、AI理事長・別府ノ守与太郎(べふのかみよたろう/演・柄本明さん)から「誰がこの銀杏高校で一番強いのか」と、旗印戦の火蓋が切って落とされました。

戦国武将のクローンだけに、教室に入るなりバチバチとした一触即発な雰囲気。リアルに全員が同じ年齢で、近しい場所に集結していたら……と妄想が広がってしまいます。

信長、秀吉の“エモ”展開に涙…

物語としても、そしてジャニーズファンとしても思い出に残ったのが第2話。なにわ男子の西畑大吾さんが演じる、豊臣秀吉を中心とした放送回でした。

それぞれの戦い方があるなかで、秀吉は旗印戦を“奥深い心理ゲーム”として、ある嘘をついたのでした。

「武田信玄を倒そうと集まった他校のヤンキーを倒したのは自分」と、本当は織田信長が倒したにも関わらず、自分の手柄として周囲にアピールした秀吉。信じてもらえなくても印象だけでも残ればと、心理作戦に出ます。

そして黒田官兵衛に焚き付けられるようにして加藤清正(演・須賀健太さん)が「秀吉を喧嘩で倒す」と旗印を掲げ、学園内がさらに戦闘モードに。

“頭脳戦”として動いていた秀吉。本当は喧嘩に弱く、幼い頃から少々卑怯な手を使って逃げていました。そんな昔の自分と決別したいと、加藤とのタイマンに挑みます。

容赦なくボコボコにされても何度でも立ち上がる秀吉。子どもの頃に仲間が喧嘩でやられていても、殴られたフリをして地面に突っ伏した過去がフラッシュバックします。クラスメイトもこの時ばかりは見守るほかないという様子、まさに真剣勝負でした。

立ち上がれないほどにダメージを受ける秀吉。そんな秀吉に近づいたのが、2階から舞うように降りてきた信長でした。

信長は「まだブリーフに名前書いてるのか?」と秀吉にささやきます。前述の子どもの頃の喧嘩時に助けてもらった時にも同じ言葉をかけられ、当時助けてくれた人物が信長だと気づきます。

柚月メモ 物語とかけ離して、永瀬さんと西畑さんはジャニーズJr.時代からの仲。一時はなにわ皇子というユニットを組んでいたことも。現在でも仲が良く、なにわ男子のデビューが決定した際には、永瀬さんが自身のラジオ番組で喜びを語ったほど。西畑さんと遊べると声を弾ませていました。

物語としても秀吉の自分を変えたいと奮闘する姿、そして永瀬さん、西畑さんの軌跡や成長も重なって涙なしには見られませんでした。

第6話はついに織田信長が動き出す!?

キャストの年齢も幅広いものの、劇中では年齢差が気にならないほどの個性と迫力で、これまでの学園ドラマのどの作品とも被ることのない全く新しい学園ドラマです。

それぞれのド派手な制服、衣装もユニークで、例えばわらじを胸元で温めていたという逸話を持つ秀吉は、学ランの裏地にわらじの刺繍が入っているなど、逸話を踏まえた個性的な衣装にも注目です。

永瀬さんは短パンに、マント型のジャケットという一風変わった制服で、いつも干し柿を食べています。

本作の主題歌は、King & Prince「TraceTrace」。ドラマのストーリーを踏まえつつKing & Princeならではの世界が広がるMVにも注目です。


歴史好きな人はもちろん、これまで歴史が苦手だった人もするりと物語の世界に入れるのも本作の面白さの一つ。一方、若かりし頃は学園ドラマを観てキュンキュンしていた人も、一風違った角度から“学園もの”を楽しめるヒューマンドラマです。

さて、8月28日放送の第6話では、「徳川家康を倒す」と書かれた旗印を手にする信長。一人で戦うつもりだった信長に、伊達政宗が「これは団体戦」だと伝えます。これまで群れることなく、一匹狼的にふるまってきただけに、どんな戦い方をみせるのか注目です。

これから見てもきっと楽しめると思いますので、ぜひご覧あれ。

(イラスト/大窪史乃)


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柚月裕実

エンタメ編集/ライター。 ジャニーズのアイドルを応援して25年超。 アイドルがサングラスを外しただけで泣きます。

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