【七五三はいつ祝う?】2024年は11月15日(金)!「数え年」と「満年齢」どっちがいいの?

  • 2024年09月27日公開

こんにちは、ヨムーノ編集部コラム担当です。

2023年の七五三は11月15日水曜日でした。
でも、七五三の日付は毎年決まっていても誕生日やクリスマスと違って、神社への参拝・御祈祷や写真撮影の日にちを決めるのが一番難しい行事が七五三です。

参拝や御祈祷の予約は天候が読めません。
そして、思い出に残す写真撮影は、子どもたちが着る衣装に合う体格やぐずらないかなど、とくに3歳の七五三をいつやるかなど、日時の段取りが悩ましいイベント。

ここでは、実際に家族で体感した七五三にまつわる写真屋さんのメリット・デメリットから、今どきの「数え年」「満年齢」の考え方などをまとめてみました。

2024年の七五三はいつ?

2024年11月15日金曜日です。

2025年は11月15日土曜日です。
2026年は11月15日日曜日です。
ちなみに、2023年11月15日は木曜日でした。

七五三は「数え年」と「満年齢」のどちらで祝う?

3歳・5歳・7歳の誕生日がくる年の11月に祝いそうな雰囲気がある七五三。
七五三は「数え年」「満年齢」どちらがよいという決まりはありません。
やっぱり子どもたちの体格や家族の都合を鑑みながら祝うのが一番です。

幼稚園のお友達もみんな七五三の撮影日はバラバラでした(笑)。

「数え年」

「数え年」とは、生まれた年を1歳とし、1月1日を迎えると1つ歳をとるという年齢の数え方です。

「満年齢」

今では誕生日で加齢する「満年齢」が主流ですね。 誕生日が訪れるごとに1歳を加えて数える年齢なのでわかりやすい。
生まれてから次の誕生日が来るまでの間を0歳とし、誕生日を迎えると1歳です。

2021年11月15日月曜日は七五三 ▲我が家の七五三

主役が7歳になるとしっかり写真撮影できますね。
長男はベビーカーですが、三脚カメラに興味津々だったのかいい感じで乗り出してくれました。

目線入れるとパラサイト風になって大爆笑!

3歳はタイミングが難しい

当然ですが、神社も写真屋さんも年齢を厳しくチェックすることはありません。
4歳になっても別に問題はありません。

2021年11月15日月曜日は七五三

3歳前後だと衣装も限られるし、ぐずって写真撮影が大変かなぁ~という不安も大きいです。子どもの体格や着る衣装を鑑みながら、4歳手前でも全然いいと思います。

2023年~2025年の七五三年齢早見表(数え年)

3歳(数え年)

2023年(令和5年)2024年 (令和6年)2025年(令和7年)
2021年(令和3年)生まれ 2022年(令和4年)生まれ 2023年(令和5年)生まれ

2歳前後なので、まだまだ衣装や写真撮影は大変な年頃かもしれません。

5歳(数え年)

2023年(令和5年)2024年 (令和6年)2025年(令和7年)
2019年(令和元年)生まれ 2020年(令和2年)生まれ 2021年(令和3年)生まれ

7歳(数え年)

2023年(令和5年)2024年 (令和6年)2025年(令和7年)
2017年(平成29年)生まれ 2018年(平成30年)生まれ 2019年(令和元年)生まれ

2023年~2025年の七五三年齢早見表(満年齢)

3歳(満年齢)

2023年(令和5年)2024年 (令和6年)2025年(令和7年)
2020年(令和2年)生まれ 2021年(令和3年)生まれ 2022年(令和4年)生まれ

幼稚園年少の年頃になっているので、衣装のバリエーションや撮影もしやすいですね。

5歳(満年齢)

2023年(令和5年)2024年 (令和6年)2025年(令和7年)
2018年(平成30年)生まれ 2019年(令和元年)生まれ 2020年(令和2年)生まれ

7歳(満年齢)

2023年(令和5年)2024年 (令和6年)2025年(令和7年)
2016年(平成28年)生まれ 2017年(平成29年)生まれ 2018年(平成30年)生まれ

七五三に欠かせない行事

2021年11月15日月曜日は七五三

子どもたちの成長を祝う機会として欠かせない七五三。
保護者もそうですが、親戚、祖父母にとっても心躍るイベントでもあります。

七五三に欠かせない行事は大きく3つ。

  • お参り

  • 写真撮影

  • 会食

です。

お参りするタイミングは?

七五三は11月15日ですが、祝日でもないので10月~11月の土日がピークになりやすいです。
混雑を避けるために平日撮影もアリですが、職場や小学校・幼稚園を休ませるかどうかは家族の判断になると思います。

写真は前撮りが当たり前の時代へ

今では先に写真屋さんで写真撮影だけして、10月や11月に入ってから神社へお参りする人もいます。
衣装は、事前に撮影した衣装を当日借りて神社に行って参拝・御祈祷。
写真屋さんに衣装を返却して終了という流れです。

1日で写真屋さんで撮影・写真選び・神社へ移動はかなり大変ですからね。

神社への参拝は天気が気になる

写真屋さんでの七五三撮影は、館内なので天気は気になりません。

神社への参拝は天気が気になるところ。 当日、晴れるのを祈るしかないですね。

大手の写真屋さんで撮影するメリット・デメリット

国内最大級の子どもとお出かけ情報サイト「いこーよ」が実施した「七五三に関するアンケート」では、子どもの成長の記録を残すことが目的の一つとなっている七五三ですが、その写真をどのように撮ったのかという質問への回答で圧倒的に多かったのが「スタジオや写真館に行って撮影した」(83%)でした。

一方、出張カメラマンや祈祷所会場の写真館、セルフ撮影で写真を撮った家族は10%未満と少なめです。

メリット

2021年11月15日月曜日は七五三

  • ショッピングモール内にあれば駐車場も広い
  • 衣装レンタル点数が豊富
  • 着付けからメイクまでやってくれる
  • 女性スタッフさんが一生懸命撮影する
  • アルバムの統一感や祖父母へのプレゼントが簡単

最近は、スタジオアリスやスタジオマリオなど大手の写真屋さんが有名ですね。
ショッピングモール内に入っていてる店舗が多いので駐車場も広いです。

着付けから神社への移動などがショッピングモール開店前でも、お店の方が案内してくれる店舗もあります。

2021年11月15日月曜日は七五三

また、衣装レンタル点数が豊富で、正装からカジュアル、ドレス、キャラクター系などなど衣装替えできる特典もあります。
衣装着ながらメイクも髪型もセットしてくれるので、保護者はとってもラクですね。

そして、肝心な写真撮影。
女性スタッフが多い大手の写真屋さん。やはり3歳児は泣いたり、よそ見したりします。
そこはスタッフの方が、必死で“ぬいぐるみ”や“ボケ”たりしながら撮影をしてくれるので、保護者は後ろからその光景を眺めているだけでラクではあります。

衣装が決まって、撮影が終わるとアルバム作成もパソコン見ながら決めるので、ラクです。
キーホルダーや来年の年賀ハガキなどにも印刷してくれるので、祖父母への御礼アイテムも簡単に用意できるところがメリット大きいですね(追加料金になる場合があります)。

どうする3歳・7歳女の子のヘアアレンジ!?

迷うなら約半数が支持したアップスタイルで

女の子の七五三で悩むのはお子様の「ヘアアレンジ」。
美容院等で着付けやヘアメイクをやってもらうケースも多いとは思いますが、家庭で手掛ける派も一定いますよね。

▲fotowa家族フォト総研「オススメ七五三2021調査」より

そこで、フォトグラファー視点による「女の子の七五三ヘアアレンジ」について尋ねたところ、定番の「まとめ髪」が1番という結果に。理由は「崩れにくく、髪飾りも映える」からというコメントが多く寄せられました。着物に合うというのも人気を支えています。

一方で、「車移動でチャイルドシートに乗せる場合は、崩れる心配もある」というコメントも。

また第3位に寄せられたのは「子どもがやりたい髪型が1番」というもの。
特に3歳児は髪の毛もやわらかく、ヘアピンに不慣れな子も多いので、無理せず、子どもが快適に過ごせる髪型にするのが1番のようです。

デメリット

  • 混みやすい

時間予約制でもあるのでバタバタしますし、前後のお客さんもいるので混みます。
七五三じゃなくても、誕生日やお宮参りなどなど年間通して記念写真を撮るタイミングは多いです。

フォトグラファーがお勧めする参拝時刻は9時台がベスト

▲fotowa家族フォト総研「オススメ七五三2021調査」より

混雑回避のためには15時以降の夕方や9時前がオススメという声も。
日が傾き夕景特有の光がきれいというフォトグラファーならではの意見もある一方で、どんどん日が落ちるのが早くなる時期なので注意も必要です。

お子様事情で言えば「夕方には疲れてご機嫌ななめになることも多い」と指摘する声も。お昼寝習慣があって夕方ご機嫌率が高いお子様なら15時以降もありですが、やはりお子様のコンディションや午前中の柔らかな光、そして参拝先の混雑する時間帯の傾向を踏まえると、9時前、もしくは9時台と、早めの時間に参拝することを勧める声が多い結果となりました。

七五三の写真代はいくら?

  • 料金が高い(追加料金は要検討)

我が家は大手写真屋さんで七五三の撮影を合計3回しています。
早割や混雑する月を避けても、もろもろ込みで6万円前後しました。安くはないですね(レンタル衣装、着付け、台紙など含む)。

ですが、アレやコレや……と追加したくなる私。
「そのオプションは要らんやろ」と抑止する夫。

人生で初めての3歳の七五三は、キーホルダーやら、よくわからないけど予備用とかなんやらで、追加注文してしまいましたが、5歳、7歳で振り返ると不要な出費だったと反省。

子どもたちの一大イベントですが、追加料金になるアイテムは意外と不要だったりします(キーホルダーとか)。

一大イベント七五三(長女2回・長男1回)で合計18万円(汗)。
数か月遅れのクレジットカード明細みると1回6万円の引き落としは、やっぱりビビりますね。

ほとんどコード決済ペイペイやクレジットカード払いが可能で、イオンなどのショッピングモールに入っていると別途ポイントが貯まる店舗もあります。

長女が3歳の時は、実家(夫方)の九州に帰省して大手写真屋さんで。
長女が7歳の時は、地元(妻方)で同じ大手写真屋さんの別店舗で。
長男が5歳の時は、コロナ禍で帰省できなかったので、長女と同じ大手写真屋さんで。

2021年11月15日月曜日は七五三

同じ写真屋さんですが、別にリピート割などもないのですが、アルバムを統一できるのと、1回経験すれば、5歳・7歳になっても要領は同じなので気持ちがラクになりましたね。

七五三の会食ってなにするの?

七五三は、「一升餅」や「祝い鯛」のような形式は定められていません。

子どもたちは写真屋さんや神社でもらう「千歳あめ」で満足しています。
七五三の会食は両親(祖父母)に子どもの成長の姿を見せるのと、感謝の場という雰囲気が強いと思います。

2021年11月15日月曜日は七五三

なので、騒ぐ子どもたちがいるので周囲を気にしない「個室」。
くつろぎやすい「和室」「掘りごたつ」のお店でしょうか。
両親(祖父母)が食べられる(喜びそうな)コース料理を考えてあげるといいと思います。

季節的にお店側も七五三の会食とわかれば、写真撮影をしてくれたり、家族に誕生日が近い人がいればサプライズでケーキなどの相談も可能だと思います。

子どもたちは、帰りにマクドナルドのドライブスルーで十分満足します(主役なのに)!

七五三を行う中で1番大変だったエピソード

木製玩具やベビーグッズを販売するエデュテは、七五三についてのアンケート調査を実施しました。

・「下の子が産まれたばかりだったので、2人の機嫌や準備などの調整が大変だったが、家族の節目なのでとても良かった!」

・「下の子もいるので荷物なども増えるし、慣れない着物で大変でした」

・「子どもが御祈祷中におしっこに行きたくなり、パパが抱えてトイレに駆け込みました」

・「お金がかかったので」

・「当日は、朝8時から着付けとヘアセットを行い、10時半から出張カメラマンを呼んで神社で撮影&お参りをしました。3歳の長女は慣れない着物ながらも頑張ってくれましたが、1歳の次女が途中からぐずってしまいました。2人のご機嫌を取りながらお参りするのがとても大変でした。それでも出張カメラマンを呼んだ甲斐があり、素敵な写真がたくさん撮れたので親子共に大満足しています」

・「どうしても被布を着せたくて。男の子で3歳の七五三をやる人が少ないので、1年ほど前から旦那に「来年は七五三だね〜」と言い続けました。早生まれなので数え年でやるか実年齢でやるか悩みましたが、コロナが落ち着いてきたことと、私が妊娠中で来年だと0歳児を連れての撮影はどうだろう?と思い、数え年で行いました。神社でお参りはできないと思い、ロケーション撮影だけにしました!記念に残せて大満足です!」

「七五三最新トレンド調査」を実施

OurPhoto株式会社(東京都中央区)は、「OurPhoto」ユーザーを対象に、最近の七五三の実態を調査する「七五三最新トレンド調査」を実施しました。

七五三行事において最も重視しているものは?

「写真」(71.8%)が最も多い結果に。
次いで2位が「衣装」「参拝」(9.4%)

写真撮影の実施日は「参拝当日のみ」が70.2%と約7割が当日撮影派

七五三は子どもの成長を実感できる素敵な家族行事である一方、両家との日程調整や、慣れない環境における子どもの世話や体調管理など大変な面も多く、「1日で済ませたい」と考える人が多いことがわかる。 またその他の回答として、「神社での様子」や「参拝の様子」を残したいという意見も多かった。

調査名:七五三最新トレンド調査/調査対象者:出張撮影サービス「OurPhoto」のユーザー/調査条件:既婚 /子どもあり/過去3年以内に七五三撮影を行った方(※撮影方法が「OurPhoto」に限定しない)/調査期間:2022年7月14日~7月28日/サンプル数:85人/調査方法:「OurPhoto」ユーザー調査

そもそも「七五三」とは

男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳にあたる年の11月15日に行われる、子どもの成長を祝う行事。晴れ着を着せ、神社などに参詣する。

祝い事に用いるめでたい数。奇数を陽の数とする中国の思想から出たもの。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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