「残り物をお弁当に..」→絶対に入れないで!!【食中毒対策】管理栄養士が喝ッ!"やらかしNG"まとめ
- 2023年06月13日公開

こんにちは、管理栄養士でくふうLive!ライターの安達春香です。
気温が高くムシムシした日が多くなるこの時期は、お弁当の食中毒が気になりますよね。
夏のお弁当箱の中は高温多湿で、菌にとって快適な環境なんです。
でも、「どんなことに注意すればいいのかわからない!」という人も多いはず。
この記事では、お弁当を作るときに気を付けたいポイントをまとめてみました!
実は汚い……!手やお弁当箱を清潔に
お弁当を作るときはハンドソープでしっかりと手を洗いましょう。
スマホでレシピを見ながらお弁当を作る人が多いと思いますが、スマホに付着している菌の量は、なんと「便座の約10倍」と言われています!
うっかり触ってしまいがちな服や髪の毛にも菌がついているので、お弁当を作っている最中はこまめに手を洗いましょう。
また、お弁当箱や菜箸も清潔にしておくことが大切。
とくにお弁当箱のフタの溝やパッキンは汚れが溜まりやすいので、泡タイプの洗剤やブラシを使って隅々まで洗いましょう。
洗った後は清潔なキッチンペーパーで拭き、アルコール消毒をするのがおすすめです。
さらに、包丁やまな板を使うときは先に野菜を切り、生のお肉や魚介類は後から切りましょう。
逆の順番で切ると、お肉や魚についている菌が野菜に移って傷みやすくなります。
残りものはNG!夕食のおかずはあらかじめ取り分けて
夕食で余ったおかずをお弁当に入れている人も多いはず。
しかし、みんなが食べ残したものをそのままお弁当箱に詰めるのは危険!お箸についた菌が食べ物に移って繁殖し、食中毒のリスクが高まります。
夕食のおかずをお弁当に入れたい場合は、食卓に出す前にあらかじめ取り分けて冷蔵庫に入れておくのがおすすめ◎。
から揚げやハンバーグといったお弁当に入れやすいおかずは、夕食のついでに少し多めに作って冷凍しておくと、朝のお弁当作りが楽になりますよ。
油断禁物!作り置きおかずは再加熱しよう
お弁当は当日の朝に作るのが理想ですが、毎朝早起きして何品も作るのは大変。
週末にまとめて作り置きをして、朝は詰めるだけにしている人も多いと思います。
ただし、冷蔵庫や冷凍庫から出したおかずをそのままお弁当箱に詰めるのはNG。10℃以下で保存しても菌の増殖がゆっくりになるだけで、まだ生きているんです……!
常温に戻れば活発になってしまうので「ちゃんと冷やしているから大丈夫」と安心せず、作り置きおかずは必ず電子レンジで温めてから入れるようにしましょう。
ちなみに、菌は20~50℃で爆発的に増えるので、中途半端に温めるとかえって増殖を促してしまいます。中心までしっかりと再加熱して菌をやっつけましょう。
保冷剤と扇風機の”ダブル使い”で素早く冷まそう
毎朝バタバタとお弁当を準備して、アツアツのままフタを閉めていませんか?
ご飯やおかずを熱いまま詰めると、蒸気がこもってフタの裏側に水滴がつき、菌にとって快適な環境になってしまいます。
食中毒を予防するためには、菌が増えやすい温度帯(20~50℃)を素早く通過させることが大切です。
お弁当を早く冷ますには保冷剤と扇風機を使うのがおすすめ!
保冷剤の上にお弁当を置いて扇風機で風を当てると、上からも下からも熱が逃げるので早く温度が下がりますよ。
ごはんの乾燥が気になる場合は、お弁当の上にキッチンペーパーを被せておきましょう。
出来上がったお弁当を持ち運ぶときは、必ず保冷剤と保冷バッグを活用してくださいね。
夏場のお弁当は「食中毒」に要注意!
ジメジメして気温が高い夏場のお弁当は危険がいっぱい。
傷みにくくするためには、手をこまめに洗ったり、作り置きおかずを温め直したりといった工夫が必要です。
今回ご紹介したポイントをおさえて、美味しくて安全なお弁当を作りましょう。

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