【大晦日特番】新年を祝う順番クイズ!地球上で「日本よりも早く年が明ける」地域はどこ?

  • 2025年12月31日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

日本が新年を迎える瞬間、世界は今何時?

実は、日本より早く年越しする地域があるのをご存知ですか?
この記事では、世界の年越しの順番や、ハワイへ飛んで「1日に2回年越しする」夢の裏ワザなど、お正月の会話が弾む時差の豆知識をわかりやすく解説します。

りんごのイラスト/タワシ

日本は世界で何番目に新年を迎える国・地域?

年越しの瞬間、世界ではまだ大晦日の国もあれば、すでに新年を迎えた国もあります。
国際的なタイムゾーンの順番に基づき、日本(JST:UTC+9)より先に新年を迎える地域はどこでしょうか?

A:北中米カリブ海(アメリカ、カナダ、メキシコなど)

B:ヨーロッパ(イギリス、フランス、ロシア西部など)

C:オセアニア(キリバス、ニュージーランドなど)

新年を迎える世界の順番(主要地域)

正解はC:オセアニア(キリバス、ニュージーランドなど)でした。

日本はアジア地域の中では比較的東端に位置するため早く新年を迎えますが、太平洋の島国が先に年越しを迎えます。

  1. オセアニア(キリバス、サモア独立国、ニュージーランドなど)
  2. ロシア極東・アジア(日本、韓国など)
  3. アジア広域(中国、インドネシア、インドなど)
  4. アフリカ・ヨーロッパ(エジプト、フランス、イギリスなど)
  5. 南米(ブラジル、アルゼンチンなど)
  6. 北米(アメリカ、カナダなど)
  7. 太平洋の諸島(ハワイ、アメリカ領サモアなど)

豆知識:アメリカのカウントダウンの「本番」は日本の午後2時

この時差によって、日本のお正月(元日)の風景と、地球の裏側であるアメリカの風景に大きなズレが生まれます。

  • 日本時間:1月1日 午前0時頃 アメリカニューヨークは12月31日 午前10時頃
  • 日本時間:1月1日 午後2時頃 ニューイヤー駅伝などが放送されている頃にアメリカニューヨークは新年を迎える

日本の午後に、地球の裏側の都会では大騒ぎで新年が始まる――この対比こそが、大晦日から元旦にかけての時差の面白さです。

豆知識:最も遅い年越しの場所(ハワイとアメリカ領サモア)

日本と中継を結ぶと前日の夜になる場所もあります。

ハワイ(HST: UTC-10)

日本より19時間遅い → 日本が1月1日0時のとき、ハワイは前日の12月31日 午前5時です。

このように、日付変更線が地球の裏側(太平洋の真ん中)にあるため、日本の年越しの瞬間は、アメリカではまだ丸一日近い時間が残っている状態なのです。

ちなみに、人が住んでいる地域で最も遅く新年を迎えるのは「アメリカ領サモア(UTC-11)」などで、日本より20時間も遅く新年が訪れます。

豆知識:「年越し2回」を実現するルート

この旅程の鍵は、国際日付変更線を東方向(西から東)へ越えることです。

1. 最初の年越し:

日本(UTC+9)の空港や日本のタイムゾーンで運行中の機内で、1回目の新年を迎えます。

1回目: 1月1日 午前0時(日本時間)

2. 日付変更線を東へ越える

年が明けた後、できるだけ早くハワイ(UTC-10)方面へ向かう便に搭乗します。

日付変更線を東へ越えると、日付が丸一日巻き戻ります。

例(ハワイ行き):
1月1日 午前2時(日本時間)に出発

飛行中に日付変更線を越える(日付が12月31日に戻る)

約7時間のフライト後、ハワイに到着するのは現地時間の12月31日 午後2時〜3時頃です。

3. 2回目の年越し

到着したハワイで、再び夜を待ち、1月1日の午前0時を迎えることができます。

2回目: 1月1日 午前0時(現地時間)

この方法を使えば、日本(アジアの新年)とアメリカ(太平洋側の新年)の、2つの異なる新年を体験することができます。

専用機を持っている大金持ちなら、実行しているかもですね。

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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