ドンキーで「パラサイト」を再現!?“そっち”じゃなくてグルメ「チャパグリ」を作ってみた

  • 2023年06月23日更新

こんにちは、ヨムーノライターnakaです。

第92回アカデミー賞にて、最高賞となる作品賞をはじめ、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の最多4部門の受賞を果たした韓国映画 『パラサイト 半地下の家族』。

そこで富裕層の奥さんが食べていた「チャパグリ」が美味しそうだと日本でも話題になりました。

今回は、見つけられたらレアとも言われている「チャパグリ」を実際に作って食べてみました!

「チャパグリ」って?

『パラサイト 半地下の家族』は、半地下に住む貧困層の家族と富裕層にスポットを当て、現代社会での格差をテーマとした作品です。
格差から浮き彫りになる人間の欲や汚い部分まで、時に笑いの要素も取り入れつつ描かれています。

映画の中で登場したのが、高級なステーキ肉が乗った「チャパグリ」。

「チャパグリ」は、激辛ラーメンの「ノグリ」とジャージャー麺の「チャパゲティ」を合わせたB級グルメで、実は韓国では10年ほど前に既に注目されていて、映画の影響で再ブームとなったようです。

本来は、ステーキ肉は乗せずそのまま食べるそうで、映画の中ではステーキ肉を乗せることで映画の世界観を表現していたのかもしれません。

さっそく作ってみました!

【用意するもの】

  • ジャージャー麺「チャパゲティ」(写真右)

  • 激辛ラーメン「ノグリ」(写真左)

  • ステーキ肉...適量

  • 玉ねぎのみじん切り...1/4個(なくても可)  

  • ゴマ、青ネギ...お好みで

1. 鍋にお湯を沸かす

まずは、お湯を沸かします。
後ほどお湯の量は調整するので、インスタント麺を2つ、余裕で沸かせるくらいの多めの量でかまいません。

お湯を沸かしている間にインスタント麺を開けて、かやくと粉末スープ等を出しておきましょう。

ちなみに写真には写っていませんが、ノグリにはダシを取るための昆布が一緒に入っているので、袋から出し忘れないようにしてくださいね。

2. 肉と玉ねぎを炒める

お湯を沸かしている間に、ステーキ肉と、玉ねぎを炒めます。
玉ねぎはあってもなくても良いですが、入れると食感が豊かになります。

ステーキ肉は、レア気味に焼いておくのがポイントです。

3. 麺とかやく、昆布を入れ、茹でる

お湯が湧いたら、チャパゲティとノグリの麺、そしてかやく、ノグリに入っている昆布を一緒にお湯に入れ、3分程度茹でます。
(この時点で、粉末スープとオリーブオイルだけ手をつけていない状態になります)

袋に表示されているのは5分くらいなのですが、後ほど炒めるので、ここでは3分程度にしておきましょう。

麺がやわらかくなってきたら、途中で箸でほぐします。

4. 2分茹でたところで、お湯を少しとっておく

2分くらい茹でたところで、おたま約2杯分(約200ml程)の茹で汁を別でとっておきましょう。
後ほど使用します。

5. 炒める!

麺を3分茹でたら、ザルなどで水を切ります。
フライパンに軽く水を切った麺を入れ、先程残しておいた茹で汁も一緒に入れましょう。

ここで粉末スープも入れるのですが、

  • チャパゲティに入っていた粉末スープ→全量

  • チャパゲティに入っていたオリーブオイル→全量

  • ノグリに入っていた粉末スープ→味が濃い目&辛めが好みなら全量、適度な濃さ&ピリ辛が好みなら半量

などというように、ノグリの粉末スープはそれぞれ好みで加減を決めるのがおすすめです。

私は今回、ノグリの粉末スープを半量いれました。

そして、先程焼いたステーキ肉と玉ねぎも一緒に入れ、麺がスープを吸うまで炒めていきます。

※スープを吸いすぎるとパサパサになるので、少しだけ水分が残っていて、しっとりとしている状態がベストです!

完成!さすが人気の“やみつき飯”

お好みでネギやゴマなどを一緒に盛り付ければ、完成です!

いざ、実食!

さっそく食べてみました!

まず、麺がモッチモチ!

味を一言でいうと…「やみつきの味」が一番近い表現です。そしてジャンキーでクセになる味。
正直、わかりやすくソース感があるわけではなく、ジャージャー麺でよく使われている甜麺醤的な味がするわけでもありません。

でも、とにかくクセになる!
ちょっと辛いのですが、その辛味もまたクセになり次から次へと箸がとまりません。

トッピングしたネギや、炒めた玉ねぎも良いアクセントになっていて、途中でステーキ肉も一緒に食べるとお口の中が幸せ…!

正直に言うと、一口目は「なんかよくわからない味だな」と感じていたのですが、最終的には「美味しかった〜!」と感じました。

お酒がお好きな方は、ビールを飲みながら一緒に食べてみるのがおすすめです。

チャパゲティとノグリはドン・キホーテやその他のバラエティショップ、ネットでも購入できるようなので、気になる方はチェックしてみてくださいね。


※今回のレシピや食べ方については、筆者が独自で行ったものです。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗にて臨時休業や営業時間の変更等が予想されます。事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

この記事を書いた人
naka

IT企業勤務兼、webライター。 3歳の息子と夫と3人暮らし。 “生活の質”を重視したライフスタイルアイテム、趣味であるコスメや美容アイテムのレビューなどをしていきます。

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