小学4年生が「苦手な縄跳び」を克服!縄跳び師が教える練習のコツを動画で紹介

  • 2023年06月23日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。

今月、全国で徐々に休校が解除され、「新しい生活様式」に沿って学校生活が再開しました。でも、体育の授業や運動会が思いっきりできるようになるまでには、もう少し時間がかかりそうですね。

この期間は、みんなで一緒に運動はできないけれど、おうちで苦手な運動に挑戦するチャンス!ということで、「#コソ練(人に知られないよう、陰でこっそりと練習し、スキルを磨くこと)」を頑張る人が急増。

そこで、「縄跳び」が上手に跳べるようになるためのコツと練習ステップを、なんと、元シルク・ドゥ・ソレイユ団員で縄跳び師の田口 師永(たぐち のりひさ)さんに伺いました。

併せて、縄跳びが苦手な子どもにも跳びやすい形状で、初心者練習にぴったりの、ミズノの縄跳び「ファーストジャンプ」をご紹介します。

さらに今回、縄跳びがとっても苦手なヨムーノメイト(ヨムーノ公式インスタグラマー)@green.1says2onさんの三男Nくん(小4)に、田口さん直伝「上手に跳ぶコツ」をもとに、「ファーストジャンプ」を使って、縄跳びの「#コソ練」に挑戦してもらいました。

教えてくれたのは...

【縄跳び師】田口 師永(たぐち のりひさ)さん

カナダの人気サーカス劇団「シルク・ドゥ・ソレイユ」で13年間活躍した縄跳びのプロ。2000年、日本初のフリースタイル縄跳びプロフェッショナルチーム「NAWA-NAWA」を結成し、縄跳び普及活動を開始。2001年に世界選手権大会に出場し、2002年には世界第3位に!現在は、縄跳び指導をはじめ、イベント出演、講演などを中心に幅広く活躍している。
田口様

田口さんは、数々の縄跳び教室やイベント講師を通して、縄跳びが苦手な子どもたちを指導してきました。 そんな田口さんがまず教えてくれたのは、“縄跳びが苦手な子”によくある特徴です。

プロに聞いた!“縄跳びが苦手な子”の「苦手な理由」って?

※画像はイメージです。

「跳ぶための縄をうまく回せていない」こと

私たちは、ジャンプをする時、無意識に腕を振り上げて、助走をつけていませんか?垂直跳びや幅跳びなどの運動をするときも同じです。

「縄跳び」の動作は、腕を振り下ろすと同時に回ってきた縄をタイミングよく跳ぶことが必要です。

田口さんによれば、この時、腕を真下に振り下ろしてしまう子が多いのだそうです。

すると、強く縄を地面に叩きつけて跳ぶための縄がはねてしまったり、跳ぶタイミングがずれて足にひっかかってしまいます。

そのために「連続して跳べない」、「すぐに縄に引っかかってしまう」といった苦手意識が生まれるのかもしれませんね。

克服するための正しいコツは?

これを克服するためには、「腕を回すことによって、縄をしっかりと回す」ことが大切なので、多少リズムが上手に取れなくても、まずは腕でしっかり縄を回す練習をしてみましょう。(田口さん)

しっかり腕を回し、縄を回す練習にぴったりの縄跳びが、ミズノの「ファーストジャンプ」です。

ファーストジャンプが“縄跳び苦手な子”におすすめの理由

「ファーストジャンプ」が、縄跳びを苦手とする子どもに最適な理由は3つあります。

最大の特徴は、グリップ(持ち手の部分)が一般的な縄跳びよりも長いということ。
それによって、縄跳びが苦手な子(特に縄を回して跳ぶことにまだ慣れていない子)が、縄を前に回す動作がしやすくなり、縄を回す感覚をつかむことができます。

  1. グリップが長くて握りやすい
    握りやすさを考え、持ち手の長い“ロンググリップ”。汗をかいてもすべりにくく、軽量です。指にフィットして回しやすく、疲れにくい設計になっています。

  2. 縄に重さがあるので回しやすい
    縄跳びにおもりを採用しています。だから、縄をコントロールしやすく、縄を回す感覚が身につきます。

  3. からだに合わせて長さを調整できる
    子どもの成長に合わせて、縄の長さを調整することが可能です。

「ファーストジャンプ」ってどんな縄跳び?

初心者でも跳びやすいロンググリップで、「前跳び」の基礎を身につけましょう。

さっそく、田口さん直伝!初心者でも苦手でも、「正しく腕を回して跳べる」ようになる動作を、7つのステップでご紹介します。

「ファーストジャンプ」で克服!苦手な子が上手に跳ぶための「7つのステップ」

「前跳び」を連続して跳ぶために必要なのは①~⑦の動作です。この順序で、腕と縄の基本の動作を、繰り返して練習します。

① 縄を「前後に振る」動き

まずは跳ばずに、縄を前に運び、後ろに戻す動きだけを繰り返します。

② 跳ばずに「足の下に縄を通して回す」動き

縄を後ろから前に回し、足の下に縄を通します。縄は跳ばずに軽く踏んで大丈夫です。

③ 前に持ってきた縄を下に置いてから跳び越す動き

今度は、縄を後ろから前に回し、足元に運んだらぴょんっと跳び越えます。

④ 片手で持って回す動き

次は縄を回す練習です。両手のグリップを片手で持ち、後ろから前に回します。

⑤ 片手で回す動きに、跳ぶ動作を合わせて連続で行う

片手で持って回す動きに合わせて、その場で跳びます。

⑥ 前に回した勢いのままに跳んでみる

両手で縄を持ち、後ろから前に回した勢いで、その場で縄を跳び越えます。

⑦ ⑥を連続で行ってみる

⑥を連続で行います。これが「前跳び」の連続です。

腕回しを上手に続けるコツ:手首を返さないこと!

上記の練習で、注意すべきポイントを教えてもらいました。

例えばこちらの動画のように、腕を回す勢いで、手首を内側に完全に返してしまうと、人体の構造上、続けて腕を回すことができなくなります。

初心者向けの7つのステップそれぞれを、手首を返さずに連続で縄回しができるように意識して、練習を行いましょう。(田口さん)

7つのステップをどれくらい練習すればいいの?

各ステップは、「1分程度」続けましょう。動作がすぐにできるようであれば、数回程度でOKです。

それぞれのステップを10回くらい続けられるようになったら、次のステップに進みましょう。 

「ファーストジャンプ」を使う適切な場所と注意点

適切な場所

足への負担や縄の損傷を防ぐため、「体育館」で行うのがベスト。
ただ、必ずしも体育館が使える環境があるとは限らないので、自宅前や公園のできるだけ平らな地面であればOKです。
スペースがあれば、お部屋やお庭、おうちのガレージなどでも、長時間でなければ問題ありません。

注意点

足のケガを防ぐため、運動靴をはきましょう。
また、アスファルトの硬い道路などは、足や縄にかかる負荷が体育館よりもかかるので、長時間の練習は控えましょう。地面に当たる部分の縄も消耗しやすくなります。

「ファーストジャンプ」で「#コソ練」してみた!

今回「#コソ練」をしたのは、鹿児島在住のヨムーノメイト@green.1says2onさんの三男、Nくん(小4)です。

縄跳びが“続かない”ことが悩みのNくん

Nくんは、みんなで行う長縄大会がとっても大好き。一方で、1人で跳ぶ縄跳び競技が続かず、大の苦手なのだそう。

「個人の縄跳び競技となると、たちまち苦手意識が芽生えて、モチベーションがぐっと下がってしまうんです。毎年冬に行われる個人種目の縄跳びで、前跳びが長く続かない息子を見ると、母親の私もついシュンとなり肩を落としてしまいます...」と、@green.1says2onさん。

しかし、そもそも運動嫌いなので、縄跳びの練習にはやる気が起きないことも、@green.1says2onさんの悩み...。

Nくんが少しでもやる気と希望を持てるよう、小さな成功体験ができればと、今回「ファーストジャンプ」を使って、おうちでできる「縄跳び」の「#コソ練」をすることにしました!

おうちで「#コソ練」してみたよ!

田口さんのアドバイスをもとに、各ステップを練習してみました。

Nくんは、田口さんに教えてもらったステップすべてに真剣に取り組んでくれました。

ちょっぴり難しかったところは、②のステップ。この、ゆっくり腕を後ろに回す練習で、腕をしっかり回せていなかったことに気づいた様子でした。
腕で縄を前に持ってくるところまではできますが、脚を通して縄を後ろに回すのは、普段あまりしない動作だからかもしれませんね。
(@green.1says2onさん)

「ファーストジャンプ」が使いやすかったところ

  • ①腕を振りやすくなった

「こんなにグリップが長い縄跳びを使ったことがなかった」とNくん。これまでの縄跳びと違う“使いやすさ”を教えてくれました。

グリップが長くて、握りやすいです!それから、今まで何度もグリップを持ち直したりしていたけれど、「ファーストジャンプ」は握っている手がズレないんです。だから腕を回すことに集中できました。(Nくん)

  • ②縄の重さで、回転に勢いがつく

縄におもりがついているので、腕を振ると縄は自然に回る感じで、とっても跳びやすかったです。(Nくん)

「跳び方を見ていると、縄にしっかり重みがあるため、勢いよく回って跳びやすいように見えました」と@green.1says2onさん。

また、小分けにステップを踏んで練習する方法がNくんにとても合っていた様子。

「ファーストジャンプ」を使った練習は、縄が足にもつれたりせず、グリップを振るリズムが安定します。何度も連続して跳ぶことができて、息子は終始楽しそうでした。

普段は運動が大嫌いな息子なのですが、この休校期間中に太ってしまったので、これを機にからだを絞る、なんて言っています(笑)。こんなに一生懸命、縄跳びに取り組んだ姿も初めて見たので、嬉しかったです。(@green.1says2onさん)

最後に...上級者ワザをご紹介!

縄跳びにはいろいろな名前がついたワザがあります。
最後に、田口さんのプロの技を少しご紹介します。もし縄跳びの上級者になったら、マスターしてカッコいい姿を友達に見せてみたいですね。

  • 「背面交差とび」

別名「T.S.(ティーエス)」

(背中側で腕を交差させて跳ぶ技)

  • 「交差入れ替えとび」

別名「クロスクロス」

(交差跳びの連続ですが、交差する腕を跳ぶごとに入れ替える技)

学校で二重跳びやはやぶさなどができる友達もいると思いますが、焦らなくても大丈夫。
まずは「前跳びを速く続ける練習」をして、基本的な動きを習得しましょう。前跳びが定着すると、二重跳びにもしっかり応用できるようになりますよ。(田口さん)

いかがでしたか?

子どものからだに合わせて調節でき、ロンググリップで跳びやすい「ファーストジャンプ」。

縄跳びが苦手な場合に限らず、運動不足を感じる子どもたちにもおすすめです。

身近な場所で手軽にからだを動かす機会としても、ぜひお試しください。

商品詳細をチェック!

※2020年6月末日時点の情報です。
※提供/ミズノ株式会社

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

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