年間12万円の節約にも!住居費、通信費、保険料など「3大固定費」節約術

  • 2023年06月27日更新

こんにちは。3年半の会社員を経て、現在はフリーで活動しているヨムーのライターAsunaです。

皆さん、節約はしていますか?
どのような費目を節約していますか?

一駅分の電車代を節約した。
買いたいビールや、お洋服を我慢した……小さな所からコツコツ行う節約もあるかもしれません。

しかし、おすすめするのは、家計の大きな部分を占める「固定費」。数十円、数百円単位で節約をするよりも、固定費を節約したほうが、ぐんと効果があります。

とくにおすすめなのが、住居費、通信費、保険料の3大固定費の見直し。また、意外と年間維持費のかかる車代についても再考すると効果テキメンです。

さっそく、私が実践して効果のあった固定費の節約方法をピックアップ。 皆さんにとって、少しでも役立つ情報になると嬉しいです。

効果的な節約は「固定費の見直し」から!

家計の大部分を占める固定費。固定費とは、毎月決まった額が発生する費用のことです。

例)固定費

  • 家賃

  • 携帯電話の通信費

  • 保険料

  • 駐車場代

などです。
口座の引き落としが主流なので、通帳の収支明細をチェックすると分かりやすいでしょう。
また、クレジットカード払いでも毎月の引き落とし額が他のカード利用額よりも高い場合が多いので、クレジットカード利用明細を見直してみましょう。

毎月決まった額が出て行くので、この固定費を節約することがお勧め。 なぜなら、一度コストカットしてしまえば、毎月、特に我慢したり意識したりすることなく一定額が「無理なくラクに節約できる」からです。

しかも、固定費の場合、大きな額を節約できるケースが多いのです。

例えば、家賃を60,000円→50,000円にするだけで、毎月1万円、年間12万円の固定費の節約になります。

固定費の節約1:「居住費」を見直す

固定費の見直しで一番おすすめなのは、固定費の中でも特に大きな額を占めている「住居費」です。

持ち家やマンション購入など、居住費を変更することができない方もいらっしゃると思いますが、ここでは、これから引越しを検討しているなど、居住費を変更する余地がある方に向けてポイントをお伝えします。

ポイント1:「賃貸契約時」が節約の最大のチャンス!

皆さんは賃貸契約の際、家賃交渉をしていますか? 日本人は諸外国とは違い、一歩引いた姿勢が美徳とされますのでなかなか交渉することが少ないように思えます。

ただ、家賃は毎月の家計に大きく響くもの。思い切って交渉してみると、案外安くしてくれる物件もあります。

私の場合、ストレートに「家賃を安くしてくれませんか?」と聞いてみました。 不動産はあと少しで無事契約してくれそうなお客さんに、契約を辞退されるのが一番嫌なもの。このタイミングは要望を聞き入れてくれやすい絶好のタイイングです。

案の定、上の方に確認してくれて、「1,000円だけならいいですよ」と言ってくれました。

たった1,000円かもしれませんが、年間で12,000円の削減です! (私の友人は強者で、友人を5人紹介するから家賃を下げて欲しいと交渉したとか)

※【注意】1月~3月の引越し繁忙期は、他に契約したい方がいる場合があります。交渉してすんなりOKが出なさそうなら諦めましょう。4月以降の閑散期は空室を埋めたいオーナーさんも出てくるので相談してみましょう。

毎月0円から4万円以上の貯金に成功!ラクラク家計見直し術はこちら!

ポイント2: 寮や社宅を利用する!

独身の方向けですが「寮・社宅を利用する!」のもおすすめ。

私は会社に家賃10,000円で住める寮がありました。
3年間住んで、家賃は36万円。1人暮らしをしていたら、地方で安くても月35,000円はかかるでしょう。3年間で126万円になります。

若い方は「きれいな部屋に1人暮らし」が憧れてしまうかもしれませんが、仕事をしていたら家にいるのは寝るときが休日くらいです。

だったら生活レベルを少し下げたり、我慢したりしてお金を貯めたほうがいいと思いませんか?

寮や社宅も悪くないですよ(場所や企業によるかも)!?

固定費の節約2:「車を持たない生活」を考える

車は生活必需品だとお考えですか?
もし都心に住んでいるなら、車がなくても「なんとかなる」と考えるのも手。

なぜなら、車はとってもお金がかかるもの。

毎月の支払い

駐車場代(数万円/月)
ガソリン代(数千円/1回)

年間払い

任意の自動車保険(数万円)
自動車税(数万円)

2年に1度

車検(数十万円)

ちなみに私は「車社会」と言われる地方で、車を所有せず過ごしました。 買い物は、基本すべて「自転車」でした。
通勤は「バス」。
遠出するときは、「タクシー・レンタカー」を使用することもありました。

月1〜2回タクシーを利用しても5,000円前後でしょう。車を所有するのとどちらが安いでしょうか?

また、最近では「カーシェアリング」も普及しています。 登録料を一定額払い、必要な時だけ車を使用できるのです。

保険料やガソリンなど諸経費も別途払う必要がないので、経済的ともいえます。

固定費の見直し3:「通信費」と「保険料」は最大の節約ポイント

最近は、「格安スマホ」に乗り換えて、通信費を約半額にする人も増えてきました。家族割を利用したり、楽天モバイルを使用して、ポイントを貯める効率をアップするなど、通信費もいかにお得に安く節約できるかが勝負どころ。

保険料も、若い20~30代から、病気になったときのために手厚く備えておくよりも、そのぶん貯金に回したり、食費に回したり、病気にならないために備えておくのも手だと思います。

固定費の見直し:まとめ

固定費を節約するためのポイント、いかがでしたか? 「当たり前」としてきた固定費を見直すことで、効率き手に大きく節約できます。

固定費の節約とは

  • 固定費を見直しが「大きな金額を節約できる」と考える

  • 方法1:賃貸契約時に家賃を交渉してみよう

  • 方法2:寮・社宅を利用しよう

  • 方法3:車を所有せず、公共交通機関やカーシェアリングを活用

  • 方法4:格安スマホに乗り換えたり、若いうちは保険料をおさえる

固定費は「必ず発生するもの」として認識されがちなので、見直す機会が少ないもの。 一度時間を作って「本当にこの金額を払う必要があるか?」とじっくり見直してみましょう。

毎月、勝手に引き落とされる固定費にメスを入れるのは結構面倒です。
スマホの乗り換えに、保険料の相談などなど……引き落とす側もネットで簡単に引き落とし額を減らされないように、いくつかの難関を用意しています(笑)。

その手間・面倒さを今乗り越えることでこの1年、この先数年の貯金につながるのです。

皆さんにとって役立つ情報となると嬉しいです!

家計簿アプリ「Zaim」(ザイム)のダウンロードはこちら

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。

こちらもどうぞ

特集記事

連載記事

こちらもどうぞ