賢い加湿器の選び方とは?使用シーン別におすすめ商品を紹介
- 2022年03月04日更新
こんにちは、くふうLive!編集部です。
加湿器は乾燥から私たちを守る便利なアイテムです。
部屋の乾燥は、人体に影響するだけでなく、家具や電化製品などにもダメージを与えます。
快適な空間を手に入れるための、加湿器の賢い選び方とおすすめ商品を紹介します。
加湿器の選び方ポイント4つ
加湿器をより効率的に使用するためには、使用場所や目的によって選ぶことが大切です。
加湿したい部屋の広さを確認
まず、加湿能力を最大限に活かすために、部屋の広さに合った加湿器を検討しましょう。加湿能力とは、1時間あたりに放出される水蒸気のことで、『ml/h』や『kg/h』といった単位で表示されています。
例えば、加湿能力が『300ml/h』の適応床面性は、プレハブ洋室なら8畳・木造和室なら5畳、『600ml/h』の場合はプレハブ洋室なら17畳・木造和室なら10畳が目安です。
加湿能力の数値が大きいほどパワフルで、適用床面積も広くなります。また、木造和室は一般的に湿気が逃げやすいため、加湿器能力はプレハブ洋室に比べ低くなります。
加湿器の大きさと置くスペースを考える
加湿器には、『据え置き型』『卓上型』など、いろいろな設置スタイルがあります。加湿器は置く場所によっても効果が変わるので、加湿器の効果的な置き場所に適したサイズと形状を選びましょう。
加湿器に適した場所は、『部屋の中央部』『床から70~100㎝ほど離れた場所』などが挙げられます。
またエアコンのある部屋なら、エアコン使用時はエアコンの風が当たらない場所を選びます。効率のよい場所はエアコン真下で、エアコンに加湿器の水蒸気が吸い込まれ、エアコンの風と一緒に部屋中に広がります。
反対にエアコンを使用していないときは、エアコンの近くは避けましょう。これはほかの電化製品も同じで、水蒸気が電化製品の故障を引き起こす恐れがあるからです。
目的に合った機能を選ぶ
そもそも加湿器とは、空気中の湿度を調節し部屋を快適な空間にするものです。しかし、最近はさまざまな機能が追加され、各家庭のさらに細かい目的に沿った商品展開が進んでいます。
例えば、タイマー機能や自動運転は手間いらずでとても便利です。お子さまのいる家庭ならチャイルドロック機能はとても重宝します。また空気の質にこだわりたいなら、除菌や脱臭、空気清浄機能付きの加湿器がおすすめです。
お手入れのしやすさをチェック
加湿器のお手入れは効率を高めるだけでなく、衛生面にも大きく影響します。特に、タンクやフィルターは、汚れがたまりやすいパーツで、メンテナンスを怠ると加湿器の中に発生したカビの胞子や雑菌が空気中に拡散し、健康を害することにもなりかねません。
このようなことが起こらないためにも、簡単にお手入れできる加湿器を選びたいものです。フィルターの洗いやすさや交換頻度、タンクに関しては取り外し方や給水・排水の容易さなどを確認しましょう。
加湿重視ならスチーム式がおすすめ
加湿器の加湿方法には、『スチーム式』『気化式』『超音波式』『ハイブリッド式』の4タイプあります。
最初に紹介するのは、『スチーム式』です。水をヒーターで熱することによって蒸気を作り加湿します。加湿力が高く比較的お手入れも簡単です。また熱を使うため、加湿器内の雑菌効果も期待できます。しかし消費電力が大きく、ほかの方式に比べ電気代が高くなる傾向があります。
アイリスオーヤマ 加熱式加湿器120D SHM-120R1
- アイリスオーヤマ 加熱式加湿器120D SHM-120R
参考価格:2,381円(税込)
アイリスオーヤマの『加熱式加湿器120D SHM-120R』は、部屋の中の湿度を最適な状態に保つスチーム式加湿器です。リニューアルによって従来品(SHM-120D)よりタンク容量が30%アップしており、連続加湿時間も8時間から11時間へと大幅アップ。
容量がアップしても本体重量は約0.8kgでコンパクトなので、持ち運びがラクラクです。内蔵のアロマトレーに市販のアロマオイルを垂らしておけば、蒸気と一緒に好きな香りを部屋いっぱいに広げることができますよ。
山善 スチーム式加湿器 KS -A252
- 山善 スチーム式加湿器 KS -A252
参考価格:3,590円(税込)
シンプルさにこだわった山善のスチーム式加湿器。使用するときは運転スイッチを入れるだけなので、操作がとても簡単です。
タンク容量が2.5Lと大きく、最大加湿量は1時間あたり約360mlもあるため室内を乾燥からしっかり守ってくれます。木造のお部屋なら約6畳、プレハブ洋室なら約9畳まで加湿が可能です。
赤ちゃんがいるなら熱くならない気化式
次に紹介するのは、水を含んだフィルターに風を当て蒸発させる『気化式』加湿器です。
ヒーターを使わないので室温も上がらず、やけどの心配もありません。消費電力も小さく経済的です。しかし、お手入れを怠ると、フィルターに雑菌やカビが発生する可能性が高くなります。
コイズミ 気化式加湿器 KHM-5512
- コイズミ 気化式加湿器 KHM-5512
参考価格:4,623円(税込)
「静音モード」「エコモード」などの4つの運転モードをもつコイズミの気化式加湿器「KHM-5512」。お部屋の環境に合わせて、加湿量を1時間あたり175mlから550mlまで選ぶことができます。
湿度を55%に保つ「自動モード」が搭載されており、長時間つけっぱなしにしておいても快適な湿度を維持することが可能です。
BONECO 気化式加湿器 W200
- BONECO 気化式加湿器 W200
参考価格:21,260円(税込)
スイスの老舗家電メーカーであるBONECOの気化式加湿器。水タンクの中にシルバースティックを内蔵しており、銀が持つ抗菌作用でタンク内の水に雑菌が繁殖するのを抑制します。
お部屋の中の湿度を保つだけでなく、アルプスの山々の中にいるような健康的な空気に整えてくれますよ。加湿フィルターは洗濯機に入れて洗えるので、お手入れも簡単です。
寝室に置くなら音が静かな超音波式
超音波式は超音波で水を蒸発させて加湿します。消費電力が小さく、ファンを使わないので運転音も静かです。一方、放出される水蒸気の粒が大きく、必要以上に部屋が湿ったり、結露しやすかったりといったデメリットがあります。
そして気化式同様、雑菌やカビの胞子が空気中に放出されないためにも、日頃のお手入れが大切です。
Tasigok 加湿器 TA-HH25-A(カートリッジ付き)
- Tasigok 加湿器 TA-HH25-A(カートリッジ付き)
参考価格:4,690円(税込)
8色のLEDライトを搭載したTasigokの超音波式加湿器です。ナイトモードを搭載しており、アロマオイルをセットすれば幻想的な光と香りの中でリラックスすることができます。
タンクには銀イオンカートリッジが内蔵されているので、衛生的に保たれたきれいな水でお部屋を加湿します。最大約35時間の連続運転が可能で、「タイマー機能」「睡眠モード」「空焚き防止機能」がついているため、つけっぱなしにしていても安心です。
アイリスオーヤマ 超音波式加湿器 KUTK-230
- アイリスオーヤマ 超音波式加湿器 KUTK-230
参考価格:4,928円(税込)
アイリスオーヤマの『KUTK-230』は、様々なインテリアにマッチするシンプルデザインの超音波加湿器。省エネ性能に優れており、1シーズン(3か月)の電気代は1日あたり8時間使用して約224円しかかからないため、加熱式に比べて約3,700円も節約できます。
銀イオンカートリッジを内蔵しているので、タンク内の水を衛生的に保てます。フタを外して上から水を注げるので給水も簡単です。
お部屋を素早く加湿するならハイブリッド式
ハイブリッド式とは、気化式にヒーターを取り入れた方法で、水を含んだフィルターを温風で水蒸気にし、加湿します。
加湿スピードに優れ効率もよく、消費電力も比較的少ないのが特徴です。しかし加湿器自体の価格はほかのタイプに比べ高くなる傾向があります。
アイリスオーヤマ ハイブリッド式加湿器 UHK-500
- アイリスオーヤマ ハイブリッド式加湿器 UHK-500 参考価格:10,800円(税込)
超音波式と加熱式のいいところを組み合わせたアイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器。銀イオンカートリッジ・カルキ防止フェルトを内蔵しているので、アレルゲンや嫌な匂いを低減します。
「おやすみモード」「切タイマー」「チャイルドロック」を搭載しており、小さなお子様がいるご家庭でも安心。前面の静音タッチパネルで様々な機能をワンタッチで操作できます。
シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-L55
- シャープ プラズマクラスター加湿器 HV-L55 参考価格:11,200円(税込)
シャープの『HV-L55』は、独自の空気浄化技術『プラズマクラスター』が搭載されたパワフルなハイブリッド加湿器です。抗菌・防カビ処理された加湿フィルターやエアフィルターを内蔵しているので、きれいな水と風でお部屋を加湿することができます。
「エコモード」や快適な湿度に制御する「Wセンサー」がついているので、長時間の運転でも安心です。
一人暮らしには香りで癒されるアロマ加湿器
アロマ加湿器は、快適な空間の中で癒されたい方にピッタリです。好みのアロマを選んで、贅沢なスパ気分を味わいましょう。
MUSON アロマディフューザー SMILE-1
- MUSON アロマディフューザー SMILE-1 参考価格:4,280円(税込)
MUSONの『SMILE-1』は、1台4役をこなせるアロマ加湿器です。温かみのある光で間接照明にもなる「ベッドサイドランプ」や波の音やピアノ曲を再生する「ホワイトノイズスピーカー」を搭載しており、リビングや寝室をリラックス空間に変えることができます。
タンクの容量は500mlで、最大10時間の連続運転が可能。水がなくなったら自動的に運転を停止する空焚き防止機能が搭載されており、就寝時でも安心して使えます。
Joyhouse 超音波式アロマ加湿器
- Joyhouse 超音波式アロマ加湿器 参考価格:1,980円(税込)
コンパクトサイズなので卓上でも使えるJoyhouseの超音波式アロマ加湿器。タンク容量は200mlと小さいですが、持続噴霧モードなら約10時間、間隔噴霧モードなら約16時間の連続運転が可能。
USBポートが内蔵されており、パソコンやモバイルバッテリーにつないで充電できます。持ち運びがカンタンなので、ドライブへ出かけるときに車の中に置いて使うことも可能です。
まとめ
加湿器を効果的に使うには、部屋の大きさに合わせて選ぶことが大切です。同時に、形状・追加機能・お手入れ方法なども確認し、使い勝手のよいものを購入しましょう。
さらに加湿器には4つの加湿方法があります。それぞれのメリット・デメリットを知ることで、さらに使用目的に合った加湿器が見つかります。また、快適さと癒しが同時に楽しめるアロマ加湿器は、おしゃれな形やLEDライト付きなど、デザイン性に優れたものが人気です。
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