【知らないと大損!】電気使用量「エアコンに次いで多いのは“冷蔵庫”」だった!?プロに聞く「賢い節電」設定温度は?
- 2024年07月01日公開
こんにちは!ヨムーノ編集部です。
2024年6月から家庭向け電気料金の「補助がなくなる」と大騒ぎからの、「8月から補助が再開」と発表されました。しかし、夏の電気代が家計に大打撃なことは変わりません。
また、野菜も価格が高騰しており、家計は苦しい状況が続いています。
そこで今回は、節電につながる冷蔵庫収納のポイントや、食費の節約にもつながるテクニックについて、料理研究家・冷蔵庫収納アドバイザーの島本美由紀さんにお聞きしました。
また、節約アドバイザー・丸山晴美さんには、電気代を節約するためのポイントを教えていただきましたのでご紹介します。
冷蔵庫の見直しが節電につながる!5つのポイント
経済産業省資源エネルギー庁「家庭における家電製品の一日での電力消費割合」では、実は冷蔵庫は電気使用量が大きい家電であり、家庭用の電化製品の電気使用量は「エアコンに次いで『冷蔵庫』が2番目に多い」ということが分かりました。
24時間365日稼働している冷蔵庫は、必然的に電気使用量も多くなります。
家電全体の電気使用量の中で、冷蔵庫はエアコンに次いで2番目に多く、17.8%。冷蔵庫の節電は電気代の節約にも効果をうむといえるでしょう。
それでは、冷蔵庫の節電にはどういったことをすればよいのか、ポイントをチェックしていきましょう。
経済産業省資源エネルギー庁「家電製品別の電力消費割合を知ろう!」
【見直しポイント①】ものを詰め込みすぎない
詰め込んだ場合と、半分にした場合の比較…年間約1,360円の節約
【見直しポイント②】ムダな開閉はしない
旧JIS開閉試験※の開閉を行った場合と、その2倍の回数を行った場合の比較…年間約320円の節約
※旧JIS開閉試験:冷蔵室は12分ごとに25回、冷凍室は40分ごとに8回で、開放時間はいずれも10秒
【見直しポイント③】開けている時間を短く
開けている時間が20秒間の場合と、10秒間の場合の比較…年間約190円の節約
【見直しポイント④】設定温度を適切に
設定温度を「強」から「中」にした場合(周囲温度 22°C)…年間約1,910円の節約
【見直しポイント⑤】壁から適切な間隔で設置
上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合の比較…年間約1,400円の節約
参考文献:経済産業省 資源エネルギー庁 「家庭でできる省エネ」
節電につながる冷蔵庫の収納テクニックとは
ここからは、冷蔵庫に「ものを詰め込みすぎない」ためにどのようにしたらよいのでしょうか解説します。
冷蔵室・冷凍室の収納のポイントは、収納の「7割・8割ルール」を意識しましょう。
●「冷“蔵“室」は7割”以下”収納で冷気を循環=節電!
冷蔵室がパンパンだと冷気が効率よくまわらず、最適な温度を保つのが困難に。
食材が傷みやすくなるうえ、電気代もアップするので、7割以下の収納を心掛けましょう。
(島本美由紀さん)「棚の横幅を3等分して、3分の1のスペースをあけるのが目安!特に、冷気の吹き出し口、照明の前や近くにモノを置かないことが大切です」
●「冷“凍“室」は8割”以上”収納で冷気をため込む=節電!
冷蔵室とは逆に、冷凍室の収納量は8割以上にしましょう。モノが少ないと電気代が余計にかかるのが冷凍室。
8割以上のスペースを埋めたほうが、冷気も逃げにくく余分な電力を使わないため、節電効果がアップします。
追加収納できるように少し余白を残しておくとよいでしょう。
冷気をためこむためには、ムダなスペースを作らないことが重要です。
「ジップロック®フリーザーバッグ」やスタッキングできる「ジップロック®コンテナー」「ジップロック®スクリューロック®」を活用して保存方法を工夫しましょう。
「ジップロック®フリーザーバッグ」に入れたものは仕切りなどを使って縦にして収納することがおすすめです。
(島本美由紀さん)「無造作にモノを入れると、ムダな空間ができて、あまりモノが入らず、取り出すのも大変なので注意!仕切りを使った「立てる収納」などスペースを効率よく使う工夫を」
島本先生直伝「見える」「まとめる」「取り出しやすく」冷蔵庫を整理し、節電&フードロス対策!
冷蔵庫の節電につながる収納術は他にもたくさんあります。
あちこちに食材が散らばっていたり、食材を一目で見渡せない冷蔵室・冷凍室は、扉を開く時間を長くする原因に。
また、食材のダブり買いや賞味期限切れにもつながってきます。下記を実践することでスッキリ収納×節電×フードロス対策になります。
●見える化
保存容器は外から見て何が入っているのか、一目でわかる容器を選びましょう。
「ジップロック®コンテナー」や「ジップロック®スクリューロック®」がおすすめです。探す手間もなく、開閉時間が短くなります。
また、残量が分かるため、食べ忘れ防止につながります。
チルド室は重ねず斜めにずらして並べる
チルド室は比較的空間が狭く奥が見えづらいため、重ねて保存するのは厳禁。
斜めにずらしながら保存することで奥まで食材が見えるようになります。
また、納豆、ヨーグルト、キムチなどの発酵食品は、チルド室に保存すると発酵を遅らせることができるので、より長持ちします。
●まとめる
奥が見えにくい上段は長期保存系、下段に傷みやすい食材を!最上段の棚は下段に比べ温度が2°Cほど高めになるので、傷みやすい食材の一次置きはNG!
逆に冷たい空気は下に流れる性質があるため、比較的保存期間の長いものや使用頻度の少ないものは上段に、傷みやすい豆腐や油揚げ、作り置きなどは下から1、2段目に配置しましょう。
●取り出しやすく
目線より下には空きスペースを作成!
調理中のボウルや、余った味噌汁を鍋ごと入れられるほどのスペースを下段に確保しておくと、料理から片付け、急ないただきものまで臨機応変に収納でき、時短につながります。
野菜室の葉野菜は“突っ張り棒”で仕切りながら縦収納。野菜は育った環境に近い方がストレスがかからず鮮度もキープすることができます。
紙袋などを活用して縦収納をする方法などもありますが、突っ張り棒で仕切ると、ゆったり立てかけることができ、触れる面積も少ないため葉もつぶれにくいというメリットがありますよ。
使いやすい冷蔵庫収納は、節約への近道
今回は、節電につながる冷蔵庫収納のポイントや、節約術をご紹介しました。
冷蔵庫の収納テクニックを実際に試したら「あれ?いつもより冷蔵庫が使いやすい!」と驚きました。
節約のために努力をするのではなく、使いやすいポイントを理解したら、自然と節約につながったという感じで、一石二鳥の気分です。
いいことだらけのテクニック、ぜひ実践してみてください。
記事作成協力
料理研究家・冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー・島本美由紀さん
料理研究家・冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー・食品ロス削減アドバイザー・ラク家事アドバイザー
旅先で得たさまざまな感覚を料理や家事のアイデアに活かし、手軽に作れるおいしい料理レシピを考案。 家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」、エコの観点から食品保存や冷蔵庫収納を提案する「食品ロス削減アドバイザー」「冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー」としても活動中。テレビや雑誌、講演会を中心に多方面で活躍し、著書は80冊を超える。
節約アドバイザー 丸山晴美さん
節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー・消費生活アドバイザー
旅行会社、コンビ二店長などを経て、2001年節約アドバイザーとして独立。
ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。
「くらしをもっと楽しく!かしこく!」をコンセプトに、マニア発「今使えるトレンド情報」をお届け中!話題のショップからグルメ・家事・マネー・ファッション・エンタメまで、くらし全方位を網羅。
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