【お願い!クーラーの風向き、ななめ下はNG】節電するならこっち!"賢い設定"で930円お得に
- 2024年05月18日公開
こんにちは、ヨムーノ編集部です。
今週末は全国各地で猛暑日の予報がされていましたね。
そこで気になるのが「クーラーの電気代」!!なんとか抑えながら使いたい.....(泣)。
実は、「エアコンの設定を変える」だけで節電になるケースもあるんだそう。
今回は風向設定「ななめ下」 VS 「水平」でどちらが節電できるのか、ダイキン工業株式会社が検証した結果を発表します。
【どっちが節電になる?】エアコン冷房の風向設定「ななめ下」 VS 「水平」
みなさんは風量設定「ななめ下」 と「水平」なら、 どちらが節電につながると思いますか?
風向「ななめ下」は、人がいる場所に冷たい風を直接送る設定なので、なんとなく効率よく冷やしてくれそうな気がします。この読みは当たっているのか!?
ダイキン工業株式会社が、エアコン冷房の風向設定「ななめ下」と「水平」それぞれで、 日中11時間(8:00~19:00)つけっぱなしにして消費電力量 を計測し、1ヵ月あたりの電気料金の違いを調査したところ......!?
検証結果 「風向:水平」の方が節電に!
エアコンの冷房運転時の風向「ななめ下」と「水平」の消費電力量を比較した結果、「ななめ下」が3.76kWh、 「水平」が2.77kWhとなり、風向「水平」の方が消費電力量が約3割少ないという結果になりました。
電気代も結構変わります。1か月換算では風向「水平」は、「ななめ下」と比べて電気代が約930円少なくなります。
風向「ななめ下」が「水平」よりもお金がかかるワケ
風向を「ななめ下」にすると床付近に冷たい空気がたまる一方で、天井付近には暖気がたまります。
一般的なエアコンは、高い位置にある室内機内部の温度センサーで室温を判断します。天井に暖気がたまっていると、床付近が十分涼しくなっていても、エアコンはさらに部屋を涼しくしようと必要以上に運転してしまいます。
風向を「水平」にすると、冷たい風が天井付近から床方向に自然に下りていくので、余計な電力消費を抑えながら、部屋全体を涼しくすることができます。
エアコン節電ハック、侮れない!!
風向一つでこうも変わるのですね。検証して教えてくれたダイキン工業株式会社さん、ありがとう!!
ぜひ風向に迷ったら「水平」にして、快適に過ごしましょう。
出典:ダイキン工業株式会社「エアコン冷房で誤解の多い4つの節電術を検証せよ!」
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