習いたい女の子続出!?あの「チアダン」ブームでチアダンスがじわじわ人気
- 2023年06月27日更新

こんにちは、くふうLive!編集部です。
キラキラのポンポンにかわいい衣装で踊る「チアダンス」。最近習っている小学生が急増中の大注目の習い事でもあります。
2017年3月に公開された映画でも話題になった『チアダン』が、2018年7月から土屋太鳳さん主演でドラマ化されることとなり、ますます気になる習い事に。
お母さんお父さん時代にはなかった、「チアダンス」っていったいどんな習い事なの?
小学生に人気「チアダンス」を専門家に聞いてみた
▲コナミスポーツクラブ運動塾 チアダンススクールディレクター遠藤尚子さん
「チアダンス」と聞いて、「スクールメイツ」のイメージを思い浮かべる世代や、天井に向かってアクロバティックに宙を飛ぶイメージを持つ人も多いのでは。
今回は、そんな初歩的な誤解を解くところから、子どもにとってどんなメリットがあるのかまで、コナミスポーツクラブ運動塾チアダンススクールディレクター・遠藤尚子さんにお話を伺いました。
遠藤さんはチアダンスだけでなく、ジャズダンスやバレエにも造詣が深く、幅広い視点でチアダンスについてお話してくれました。
「チアリーディング」と「チアダンス」は違う?!
▲コナミスポーツクラブでは年に一度、発表会がある
1980年代、USA文化が入りやすい時代だったこともあり、大人気のエックスリーグ(アメフトリーグ)と同時に日本に入ってきたという「チアダンス」。その後、1990年代くらいからスクールができはじめ、キッズの習い事として定着したのは、ここ10年くらいといわれています。
「実はチアには大きくわけて、二つあります。
アクロバティックなジャンプなどや組み立て体操的な動きがあるのが『チアリーディング』 そして、アメフトやバスケットボールの試合の合間で踊るほうが『チアダンス』です」(遠藤さん)
▲女の子のときめきポイント!…実はずっと両手に持って踊ると重たい?!
姪っ子がチアダンスを習っていて、「いつか天井に向かってアクロバティックに飛ぶんだろう」と想像していた筆者、戸惑います。
「それはよく言われますね(笑)チアって名前を聞くと飛ばしたりのぼったり、組体操みたいなのをやるの?と。ジャンルが違うのでチアダンスではやらないですよ」(遠藤さん)
「チアリーディング」と「チアダンス」はまったく別のジャンル! 初歩的な誤解、まずは解いておきましょう。
チアダンスはまず「笑顔」で表現することから
▲チアダンスは「笑顔」が大事。ダンスは楽しい!というところからスタート
かわいい衣装にキラキラしたポンポン、このスタイルに憧れる未就学児や小学生も多いはず。憧れが強い分、いざ入ってみたら、本格的なリズムに乗れず踊れない子はいないのでしょうか?
そう心配すると「そういう子は減った気がします」と遠藤さん。
「私も高校生の時から、子どもたちのダンス補助に入っていますが、ダンス自体この10年ほどですごく身近になったと感じています。
特に最近の女児向けのアニメは、映像の中にダンスが入っていて、子どもたちはそれを見て踊って育っています。保護者の方の中には『テレビを見ながら子どもが踊っている姿を見て、ダンスが好きなのかも』と連れてこられることもあります。」
と、現代の子どもたちが基礎として「ダンスのリズムに慣れている」ことを説明してくれました。そのうえで「リズム感についていけないのでは」という心配には遠藤さんはこう答えます。
「未就学児はまだリズム感の良し悪しの自覚がない年齢ですね。コナミスポーツクラブのチアダンスでは、 “楽しい”ということを一番伝えたいと思っています。リズム感がない、ついていけていないというよりも『まずは笑顔で表現してみよう』というものがメインです」
チアダンスの精神は「チアスピリット」
▲チアダンスはまさに「チームが一体になる」ことを目指す!
それでは、チアダンスを習うことで子どもたちは何を学び、得られるのでしょうか。そんな疑問を遠藤さん伺うと「チアの理念に“チアスピリット”というものがあります」と教えてくれました。
「他人を思い、自分を大切にし、奉仕活動やみんなのためにどうしていくか、という精神が“チアスピリット”です。
たとえば、初歩的なことですと『自分で靴ひもを結べるようにしましょう』『挨拶をしましょう』など人としてきちんとすることを伝えていこうというのが『チアの理念』なので、ダンスだけでなく、そこもしっかり身につきます」(遠藤さん)
そのスピリットにもとづいて、子どもたちは互いに思いやる精神も学ぶそう。
「コナミスポーツクラブでは年齢別のクラスになってはいるのですが、全員が同じ年齢というわけではなく、例えば4歳、5歳、6歳の子たちが同じクラスにいます。この1年は成長の幅がすごく大きい。お姉さんたちが下の子たちの面倒を見たり、下の子たちがお姉さんたちを見てまねたり、互いに学んでくれる場でもあります」(遠藤さん)
▲こちらのポンポンの持ち手は、わっかタイプ。バトンタイプのものもある
では、ダンスレベルに差が出てきた場合はどうするのでしょうか。
「やはり、上達のスピードは違うので、レベルが違ってくることがありますが『それでも一緒にやる』という意義を伝えています。
というのも、みんな一緒のレベルということは、本来どのスポーツでもあり得ないことです。そのレベルの違いを感じて切磋琢磨してほしいとも考えていて、そこは大きいお姉さんと同じく、未就学児の子どもたちにもケアをしつつしっかり指導しているところです」(遠藤さん)
チアダンスは笑顔でポンポンをもって踊る……だけではなく、「チアスピリット」をもって他者と協力し切磋琢磨しながら自分を磨くスポーツなのだと実感しました。
「チームとしてひとつになっていく」が一つの目標
「私はさまざまなダンスを勉強してきましたが、チアダンスは、他者と協調し合わせていくということをより大事にしているスポーツと感じています。問題が発生したときに、個人だけでなくみんなで話し合うという機会も多いですね」と遠藤さん。
現在、日本の教育において「ディベート」や「アクティブラーニング」というものが注目されています。チームでひとつになるために話し合いをして「自分の意見を他人に伝える」ということや、「実体験を通して学んでいく」というのは、これからの時代、子どもたちにとってとても大きな財産になっていきます。
「チアダンス」は美しいスポーツでありながら、そういった思考の訓練や経験にとても役立つ習い事ではないかと思いました。
コナミスポーツクラブのチアダンススクールでは、入会前に体験もOK。興味を持っているお子さんがいたら、ぜひ一度体験してみては。(※体験は1回のみ1,000円)
コナミスポーツクラブの遠藤さん、貴重なお話をありがとうございました!
コナミスポーツクラブ運動塾 チアダンススクール
首都圏・大阪にスクールあり、見学体験・お問い合わせは下記公式サイトへ
公式サイト:https://www.konami.com/sportsclub/undojuku/cheerdance/
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