【バターとマーガリン、スーパーでは安いほうを買う】←やめて〜!もったいない!"管理栄養士"が喝!「ええ!そんな違いが…!」「知らなかった…」

  • 2026年10月08日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

スーパーには「バター」「マーガリン」「ファットスプレッド」が並んでいますよね。 値段を見ると、マーガリンやファットスプレッドのほうが手頃な商品も多く「パンに塗るだけなら安いほうでいいかな」と選んでいる方も多いのではないでしょうか。

でも実は、この3つは原料や油脂の割合だけでなく、風味や使いやすさ、向いている料理も異なります。

今回は、バター・マーガリン・ファットスプレッドの違いと、料理に合わせた選び方、バターのNGな保存方法をまとめて紹介します。


知らなかった!【バター・マーガリン・ファットスプレッドの違い】管理栄養士が徹底解説!

まずは管理栄養士でヨムーノライターの広田千尋さんが、バター・マーガリン・ファットスプレッドの違いと、料理に合わせた選び方を紹介してくれます。

【バター・マーガリン・ファットスプレッドの違い】管理栄養士が解説

スーパーで3つを見比べると「バターはちょっと高いな……」と感じることがありますよね。

値段の違いには、使われている原料や油脂の割合、製造方法など、さまざまな要因が関係しています。

見た目はよく似ていますが、実はそれぞれ特徴が違うんです!
「何がどう違うの?」という疑問を、詳しく見ていきましょう。

バター

バターは、牛乳を原料としたクリームを練り上げて作られるものです。

今回購入したバターは有塩タイプで、原材料は生乳と食塩だけと、とってもシンプル。
バターならではのコクと豊かな風味を楽しめます。

生乳を主原料として作られるため、一般的にマーガリンやファットスプレッドに比べると値段は高めです。

スーパーで見分けるときは、パッケージの「種類別」に注目。
「バター」と表示されています。

️出典:雪印メグミルク株式会社「バターとは」

マーガリン

マーガリンは、食用油脂に粉乳や発酵乳、食塩などを加えて、乳化して作られる加工油脂です。

農林水産省によるJAS規格(日本農林規格)では、油脂含有率80%以上のものがマーガリンと定められています。

植物油脂を主原料とするものが多く、バターに比べて手頃な値段の商品が多いのも特徴。
やわらかくてパンに塗りやすく、料理やお菓子作りなどにも幅広く使えます。

パッケージの名称は「マーガリン」と表示されているため、見分ける際にチェックしてみてください。

️出典:日本マーガリン工業会「マーガリンってなに?」

️出典:農林水産省「日本農林規格 マーガリン類」

ファットスプレッド

「ファットスプレッドって、マーガリンと何が違うの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

大きな違いは、油脂の割合です。

ファットスプレッドも食用油脂を使って作られますが、JAS規格では油脂含有率80%未満のものとされています。
つまり、マーガリンより油脂の割合が少ないのが特徴です。

商品によって異なりますが、やわらかく軽い口当たりのものも。
冷蔵庫から出してすぐパンに塗りやすいのもうれしいポイントです。

パッケージの名称には「ファットスプレッド」と記載されていますよ。

️出典:農林水産省「日本農林規格 マーガリン類」

バター・マーガリン・ファットスプレッドで栄養価は違う?

では、栄養価にはどのくらい違いがあるのでしょうか。

日本食品標準成分表をもとに、100gあたりのエネルギーと脂質を比べてみました。

️出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」

ファットスプレッドは油脂の割合が少ないため、バターやマーガリンに比べてエネルギー・脂質が少なくなっています。

「それなら、ファットスプレッドのほうが健康によいの?」と思うかもしれませんが、エネルギーや脂質の量だけで、健康によい・悪いとは判断できません。

バター・マーガリン・ファットスプレッドでは、使われている油脂の種類や原材料などが異なり、商品によってもさまざまです。

そのため「○○だから健康的」「○○だから健康によくない」などと考えるのではなく、どれを選ぶ場合も使う量に気を付けることが大切です。

トランス脂肪酸が気になるときは?

マーガリンと聞くと、トランス脂肪酸が気になるという方もいるかもしれません。

トランス脂肪酸は脂肪酸の一種で、マーガリンやファットスプレッドなどの製造過程で生じることがあります。
ただし、近年は製造方法の工夫などにより、トランス脂肪酸を低減した商品も増えてきています。

気になる方は、メーカーのWEBサイトやパッケージなどを確認してみるとよいでしょう。

️出典:農林水産省「すぐにわかるトランス脂肪酸」

バター・マーガリン・ファットスプレッドの違いを使い分けよう!

3つの違いがわかったところで、気になるのが「結局、どれを買えばよいの?」というところ。

値段だけではなく、普段どんな料理に使うことが多いのかを考えて選んでみましょう。

風味を活かしたいなら「バター」

バターを使うなら、

  • トースト
  • ムニエル
  • ソテー
  • お菓子作り
  • パン作り

などがおすすめです。

バターならではのコクや香りを楽しめるため「バターの風味をしっかり出したい!」という料理にぴったり。

シンプルなトーストはもちろん、魚のムニエルや野菜のソテー、お菓子やパンなど、バターの風味が仕上がりを左右する料理にも向いています。

幅広く使いたいなら「マーガリン」

マーガリンを使うなら、

  • パンに塗る
  • 料理
  • お菓子作り

といった用途がおすすめです。

マーガリンは、パンに塗るだけでなく、料理やお菓子作りなど幅広く使いやすいのが魅力です。
冷蔵庫から出した直後でも比較的塗りやすい商品が多く、忙しい朝にも便利。

「毎朝パンに塗りたい」「料理にも使いたい」という方なら、普段使いしやすい選択肢です。

パンに塗るなら「ファットスプレッド」

ファットスプレッドは、やわらかく塗りやすい商品が多いため、トーストにサッと塗りたいときに便利です。

軽い口当たりを楽しみたい方にも向いています。

比較的手頃な値段の商品も多いため「ほとんどパンに塗るだけ」というご家庭なら、ファットスプレッドを選ぶのも選択肢のひとつです。

バターのレシピをマーガリン・ファットスプレッドで代用できる?

「家にマーガリンがあるから、バターの代わりに使ってもよい?」と迷うこともありますよね。

料理によっては代用できますが、バターとは水分量や塩分、風味などが異なるため、仕上がりが変わることがあります。

特に注意したいのが、ケーキやクッキーなどのお菓子作りです。
材料のバランスが仕上がりを左右するため、バターをマーガリンに置き換えると、食感や風味、焼き上がりが変わることもあります。

さらに、ファットスプレッドはマーガリンより油脂含有率が低いため、代用には向かない場合も。

失敗を避けたい場合は、レシピで指定されているものを使うのが安心です。

バター・マーガリン・ファットスプレッドの違いを知ろう!

バター・マーガリン・ファットスプレッドは、見た目は似ていますが、それぞれ原料や油脂の割合、風味、使いやすさが異なります。

  • コクや香りを楽しみたいならバター
  • パンから料理まで幅広く使いたいならマーガリン
  • パンにサッと塗りたいならファットスプレッド

など、それぞれに得意な使い方があります。

「安いから」と選ぶのではなく「何に使う?」も考えながら選んでみてくださいね。

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バターの保存、それNGかも!?やりがちな習慣3選と正しい保管方法

次に、主婦歴12年目のヨムーノライター三木ちなさんが、意外と知らない”、「バターのNGな保存方法」について紹介してくれました。

【バターのNG①】銀紙をはがしたまま保存する

使いやすさ重視で、バターの銀紙を全部外して保存していませんか?じつはこれ、うっかりやりがちなNG習慣です。

バターは空気に触れると酸化しやすく、香りやコクが落ちてしまいます。特に切り口がむき出しの状態だと、そこからどんどん劣化が進んでしまうことも……。

バターにもともとついている銀紙は、捨てるか迷うかと思いますが、できればバターと一緒に収納します。開封後も銀紙でしっかりと密着させて、空気に触れないよう保存しましょう。

【バターのNG②】においの強い食材と一緒に保存する

冷蔵庫ではいろいろな食材を保存しますが、においが強いものはバターと離して置くのが正解です。

バターはにおいを吸収しやすいため、魚やキムチ、にんにくなど香りの強い食材を近くに置いておくと、風味が変わってしまうことがあります。

バターは密閉容器に入れて、さらににおいの強いものの近くに置かないよう気を付けましょう。

【バターのNG③】常温で出しておく

パンに塗るために出したバター、そのままキッチンに置きっぱなしにしていませんか?

バターは温度変化に弱く、常温に長く置くとやわらかくなったり、溶けたりして品質が落ちる原因になります。

一度溶けたバターは、再び冷やしても風味や品質が落ちることがあるため注意が必要です。空気に長い時間触れれば、バターの脂肪分が酸化して、イヤなにおいや風味の原因になることもあります。

冷蔵庫からバターを取り出すときは、使う分だけ切って、使い終わったらすぐ戻しましょう。ちょこちょこ使いたい方は、切れているタイプやチューブのバターがおすすめです。

バターの劣化を防ぐために

バターの保存で大切なのは、「空気・におい・温度変化」を避けること。

しっかり密閉し、においの強いものとは離して冷蔵保存する。これを意識するだけで、バターの劣化は防げます。

よく使う定番の食材だからこそ、ちょっとした習慣を見直して、最後までおいしく使い切りたいものですね。

参考:雪印メグミルク「バターの上手な保存方法とは?」

参考:明治「バターをおいしく食べよう」

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用途に合わせた選び方と正しい保存で最後まで美味しく!

バター、マーガリン、ファットスプレッドは、それぞれ風味や使い勝手が異なります。

値段だけで決めるのではなく、「何に使うか」を考えて賢く使い分けたいですね。

また、デリケートなバターは「空気・におい・温度変化」を避けるのが長持ちのコツ。

正しい保存方法を見直して、最後まで風味を落とさず美味しく使い切りましょう!

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この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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