【お願い！サバ＝塩焼きにしないでーー！】“とんでもなく旨い食べ方”が最っ高！「外カリッ、中ふわっ」「肉派も黙る」ごはん泥棒

こんにちは、ズボラ調理師でヨムーノライターのなおちです。

忙しい日の晩ごはん、メインが決まらなくて冷蔵庫を見つめる時間……ありますよね（笑）。

しかも、子どもは揚げ物希望、夫は魚派……。そんな家族それぞれの希望を叶えたい時に助けてくれるメニューがあるんです。

たった数ステップで、外はカリッと中はふんわり、魚の旨味がじゅわっと染みる一品が完成。

しかも、子どもも食べやすい味付けなのが主婦として嬉しいポイント！今日は魚にしようかな、と思った日の“救世主レシピ”として全力で推したい一品をご紹介します♪

おうちにある材料だけで和風フィッシュフライ

今回ご紹介するのは、キッコーマン公式サイトで紹介されている「さばの竜田揚げ」です。

レシピは驚くほどシンプルなのに、しっかり味が決まって、ごはんが止まらない一品。

お肉に比べて火も通りやすいので、揚げ物は苦手だな～という人にも、比較的ハードルが低く、サクッ！カリッ！と上手に仕上がります。

焼きさばもおいしいけど、揚げたさばのおいしさも格別です♪

キッコーマン公式「さばの竜田揚げ」のレシピ

材料（2人分）

• さば（切り身）…2切れ（200g）
• 片栗粉…大さじ4～5
• サラダ油…1カップ
• すだち…適宜

【A】

• しょうゆ（キッコーマン特選丸大豆しょうゆ）…大さじ1と1/2
• 砂糖…小さじ2
• しょうが…1かけ分（約6g）

※サラダ油1カップがバットにのらず……代わりに量を減らして撮影しました。

※筆者はすだちをカボスに変更しました。

作り方①さばを切って水気を拭く

さばは2～3等分に切り、キッチンペーパーで水気と血を取り除きます。今回、1切れが大きめだったので4等分にしました。

さばの臭みの原因の1つは“血”。ここをていねいに拭くと、漬けダレの香りが素直にしみ込み、雑味が消えます。

魚料理で失敗しやすい“生臭さ”が出ないので、子どもも食べやすい味になります。

作り方②調味料を合わせる

しょうがをすりおろして絞り、ボウルに【A】を合わせます。

作り方③さばを調味料に漬ける

②にさばを加えて絡め、ラップをして冷蔵庫に入れて20～60分程漬けおきます。

作り方④さばに片栗粉をまぶす

バットに片栗粉をひろげ、さばの水気を軽く拭き、片栗粉をつけます。

片栗粉をまぶすとき、厚くつけたほうがカラッと揚がるんじゃないかと思いがちですが、厚すぎると衣が油を吸ってべちゃっとなりやすく、さばのジューシーさが半減する原因にも……。

余分な粉ははたくのがおすすめです。

作り方⑤さばを揚げる

フライパンにサラダ油を入れ、中火で約3分熱し170℃前後にします。さばを入れたら少し火を強め、1〜2分揚げます。

170℃は菜箸を入れると、箸の全体から細かい泡がシュワシュワと出続ける状態が目安です。

作り方⑥ひっくり返して裏面も揚げる

さばの上下を返してさらに2〜3分揚げて取り出し、器に盛り、好みですだち（筆者はカボスを使用）を切って添えたら完成です。

おかずにもおつまみにも！家族全員楽しめちゃう♪

外カリッ、中ふわっで最高。味のバランスが絶妙でごはん泥棒な一品があっという間にできあがりました。

しょうゆの香ばしさが立ち、しょうがが後味をさっぱりさせてくれる和風の味付けで、揚げ物でももたれにくいので夫もにっこりです。

カボスを添えるのも大正解！食べる直前にキュッと絞ると、一気に料亭みたいな味に変わります。

割ってみると身もフワフワでおいしい～♡

いつものさばが一気に表情を変えちゃいました。

和風フィッシュフライとしてパーティーの一品にも喜ばれそうだし、サイズ感的にお弁当のおかずにもぴったり♪

さばは価格の変化もあまりなく、手に入りやすい優秀な食材ですよね。冷凍の骨抜きさばを使うと、思い立ったときにパパッと一品できちゃいます。

調味料も普段常備しているものばかりで調理も難しくないのも嬉しい！ぜひ日々の献立に取り入れてみてください♪

出典：キッコーマン「さばの竜田揚げ（基本の和食、おうちの和ごはん）」