【やってたらすぐやめて!"炊飯器で焼き芋を作る"はダメ!】"スーパー青果部"が警告する理由にゾッ!「え、あっぶな…」「もうやめる」

  • 2025年12月09日公開

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こんにちは、八百屋歴10年でヨムーノライターの青髪のテツです。

最近、焼き芋を炊飯器で作るレシピを見かけます。
その手軽さから試してみたいと考える方も多いでしょう。

しかし、炊飯器メーカーは推奨しない調理法であるため、安易に行うことには危険が伴います。

そこで今回は「なぜ炊飯器で焼き芋を作ってはいけないのか」の理由と、「それでも行う場合の注意点」について紹介します。

メーカーが警鐘を鳴らす"炊飯器で焼き芋"が「非推奨」の理由

多くの炊飯器メーカー、例えばタイガー魔法瓶は、通常の炊飯メニューでの焼き芋調理について「危険なのでやめて」と明確に注意喚起をしています。

これには、炊飯器が本来想定していない使い方による故障や事故のリスクが関係しています。

理由1.異常加熱による故障や火災の危険性

炊飯器は、白米などを炊くことを目的に設計されています。

さつまいものような固形物を炊飯釜に入れ、特に水の量が少ない状態で加熱すると、熱の伝わり方が変わり、釜の底が異常に高温になることがあります。

これにより、炊飯器内部の部品が損傷したり、最悪の場合、空焚き状態となり火災につながる危険性があります。

理由2.吹きこぼれや焦げ付きの発生

さつまいもの種類や大きさ、水の量によっては、加熱中にさつまいもから糖分などが溶け出し、吹きこぼれが発生する可能性があります。

また、水が少なすぎたり長時間加熱したりすると、さつまいもが釜に張り付いて激しく焦げ付くことがあります。

これらの汚れは故障の原因になるだけでなく、パッキンや内蓋に匂いが強く残る一因にもなります。

ただし「調理機能」があれば"炊飯器で焼き芋"可能な場合も

一方で、近年の多機能な炊飯器の中には「調理メニュー」や「ケーキモード」といった、炊飯以外の調理を目的としたモードを搭載している機種もあります。

「通常の炊飯モード」の使用は避ける

調理機能がない機種で、一般的な「白米モード」や「早炊き」を使用することは、上記のような危険性を伴うため、メーカーの指示に従って避けるべきです。

取扱説明書を必ず確認する

これらの「調理機能」を使って焼き芋を作ることを推奨している機種については、指定されたレシピや手順、水の量を守ることで安全に調理できる場合があります。

必ずご自身の炊飯器の取扱説明書を確認し、「炊飯以外の調理に使用しても良いか」を確かめてください。

“炊飯器以外で”安全においしい焼き芋を作る方法

炊飯器のリスクを冒すことなく、ねっとり甘い焼き芋を作る方法は他にもあります。

オーブンもしくは、オーブントースターの低温(160℃〜180℃)でじっくりと長時間(40分〜90分)加熱することで、さつまいものデンプンが糖に変わり、ねっとりとした甘さが引き出されます。

電子レンジとトースターで時短で仕上げるなら、まず電子レンジで火を通した後、オーブントースターで表面を焼くことで、手軽に香ばしさを加えることができます。

"炊飯器で焼き芋"は危ないかも?取扱説明書を必ず確認して

炊飯器で焼き芋を作ることは、手軽に見えますが、メーカーが非推奨としている通常の炊飯モードでの調理は、故障や事故のリスクを伴う危険な行為です。

安全においしい焼き芋を楽しむためには、取扱説明書で推奨されている調理機能を利用するか、オーブンやオーブントースターなどの他の調理器具を使用しましょう。

この記事を書いた人
野菜のプロ
青髪のテツ

スーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。

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