【そのお米、買わないで!?】お米マイスターが警鐘!「絶対にやってはいけないこと」えええ!これから気をつけます

  • 2025年11月25日公開

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こんにちは、ヨムーノ編集部です。

秋はお米がいちばんおいしく感じられる季節ですよね。

でも実は、おいしいご飯を炊くには、買う段階で“選ばない方がいいお米”に気をつける必要があるんです。

今回は、五つ星お米マイスターの金子真人さんに聞いた「お米を買う時に知っておいた方がいいこと」について紹介します。

「お米を買う時に知っておいた方がいいこと」お米マイスターに聞いてみた

今回お話を伺ったのは、五つ星お米マイスター厳選のお米販売サイト「金子商店(結の蔵)」代表取締役社長の金子真人さん。

“お米のプロ”である金子さんに伺った「お米を買う時に知っておいた方がいいこと」についてご紹介します!

お米を買う時に知っておいた方がいいことを教えてください

金子さん:「おいしいご飯が食べたい!」ということでしたら、値段が安いお米より適正価格のお米を買われることをおすすめします。

「すぐに炊き立てだけを食べることが多い」という方ならあまり気にしなくてもよいですが、炊きあがりから食べるまでタイムラグがある方が多いと思うので、おいしく食べたいのでしたら安すぎるお米には注意が必要です。

金子さん:お米には透明感があるお米と白くなっているお米がありまして、この白くなっているお米は「未熟粒・シラタ米」と呼ばれています。

気温などの関係で生育途中で成長が止まってしまったお米でして、デンプンの充実が止まってしまったものです。もちろん食べるのに問題などは全くありませんが、品質が良く透明感のあるお米と比較するとどうしても味は落ちてしまいます。

値段が安いお米にはこの「未熟粒・シラタ米」が多く含まれていることが多いのです。

金子さん:品質がいいお米はこのように透明感があるので、おいしいご飯を食べたい方は適正価格のお米を買われるとよいでしょう。

お米の中でも「未熟粒・シラタ米」と呼ばれているものがあるとは、今までまったく知りませんでした!

おいしいご飯を食べたい食欲の秋には、適正価格で透明感のあるお米を選ぶように意識してみます。(ヨムーノ編集部)

ご飯をおいしく食べよう♪お米メインのレシピ2選

せっかく買ったいいお米は、いろいろな食べ方でたっぷり堪能したいですよね!

ここからは、ご飯を食べるのが楽しみになる、お米メインのおすすめレシピを紹介します。

①栗原はるみさん「きのこの炊き込みご飯」

ヨムーノライターのやまだかほるさんが、料理家・栗原はるみさんのレシピ「きのこの炊き込みご飯」を再現してくれました。

材料(4人分)

  • 米…2カップ(400ml)
  • 昆布 (10cm長さ)…1枚
  • しめじ…1パック(100g)
  • まいたけ…1パック(100g)
  • エリンギ…1パック(100g)
  • 好みの漬物…適宜
  • 好みのかんきつ…適宜

【A】

  • 酒…大さじ1
  • みりん…大さじ1
  • うす口しょうゆ…大さじ1
  • しょうゆ…大さじ1
  • 塩…少々

作り方①昆布を水につけ、米を洗っておく

昆布はサッと洗ってから約2カップの水につけ、約30分間おいておきます。

30分きっちり置いてみましたが、水に色がついていて、しっかりだしが出ているようでした。

米は洗ってざるに上げ、約15分おいておきましょう。

作り方②しめじ、まいたけ、エリンギを準備する

しめじは石づきを除き、小房にほぐし、まいたけは細かくほぐします。エリンギは3~4cm長さに切り、太い部分は半分に切ってから5~6mm厚さの薄切りにしておきましょう。

2カップのご飯に対してこの量、大丈夫かと心配になるくらい思い切った量です。

作り方③だしを準備し、米を炊く

【A】に昆布だしを加え、合わせて360mlになるように計量します。ちょっと濃いめの味付けなのかなと思われます。

炊飯器の内釜に洗った米を入れ、きのこを広げてのせましょう。味をつけただしを縁から注いで普通に炊きます。

私は鍋で炊いたのですが、米2カップにしては、かなり大きめのものを準備しました。米が全く見えません。

※炊飯器の機種によっては具材を入れる調理に向かない場合があり、思わぬ事故につながることもあります。取り扱い説明書をご確認ください。

作り方④仕上げる

炊き上がった状態がこちら。

もちろんきのこは熱により、かなりカサが減りました。とはいえ、まだまだたっぷり感は半端ない。こんな大量のきのこで作ったのは初めてです。

全体をサックリと混ぜて器に盛りつけます。写真は全体の半分量くらいです。おこげがいい感じ。

好みで漬物とかんきつを添えるほか、意外なことに、ビーフシチューなどに添えてもよく合うのだそうです。

きのこを使った炊き込みご飯は定番ですが、たっぷりきのこを使うのと、しっかりめの味付けが栗原はるみさん流なのですね!漬物とかんきつを添えるのも素敵。(ヨムーノ編集部)

②土井善晴さん「醤油ご飯の焼きおにぎり」

ヨムーノライターの三木ちなさんが、料理研究家・土井善晴さんのレシピ「醤油ご飯の焼きおにぎり」を再現してくれました。

材料(お米2カップ分)

  • お米…2カップ
  • 水…洗い米と同量
  • 醤油…大さじ3

作り方①お米を「洗い米」にする

お米を洗ってザルにあげ、30~40分ほど置きましょう。これで「洗い米」になります。

作り方②釜に洗い米・水・醤油を入れ、炊飯する

洗い米・水・醤油を入れて、通常モードで炊飯します。

作り方③おにぎりをにぎる

茶碗とふきんを用意し、それぞれ水で濡らしておきます。

炊き上がったお米を、おにぎり1個分ずつ茶碗によそってから、ふきんにとり、軽くにぎって杉板にとりましょう。こうすることにより、おにぎりの水分を逃がすのだそうです。

手に醤油(分量外)をつけて形を整えたら、杉板にとります。わが家に杉板がなかったため、今回は食器で代用しました。

作り方④トースターでおにぎりを焼く

焼き色がつくまでトースターで加熱しましょう。私は両面返しながら3~4分焼きました。

これで、土井善晴さん流の焼きおにぎりの完成です!

シンプルなレシピだからこそ、お米のおいしさが引き立ちますね。ぜひ新米を使って作りたい!(ヨムーノ編集部)

安すぎるお米には理由があるかも

値段が安いお米は家計には大助かりですが、白くなっている「未熟粒・シラタ米」が多く含まれていることがあるのだそう。

透明感のあるお米は品質がいいと知っているだけで、お米の見方が変わります。

節約したいときと、おいしいお米を食べたいときとで、違うものを買うのもいいかもしれませんね!

この記事を書いた人
ヨムーノ 編集部

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